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出会い系サイトの待ち合わせのオンナを横取りゲットする方法

出会い系サイトの待ち合わせ中の女を横取りする

 

なーりん

そんなことできんの?

当然のギモンだ。

 

だがここにひとりのツワモノがいる。

 

りみか

全然モテそうにないこの男がなぜそんなことができるのか?

彼に張りつき、彼の口から出た驚きの言葉とは…?

 

出会い系サイトの待ち合わせ中の女を横取りして食っちゃうなんて…

 

れいにゃ

「え、そんなのホントにできんの?」

と首をひねるのもムリはない。

 

この話を聞いたとき、オレも半信半疑だった。

 

しかしだ。

 

本当にこの鬼畜の所行を実践している(し かも頻繁に)輩がいる。

 

オレの出会い系サイト仲間の一人、仮に山口さんとしておこう。

 

 

一見どこにでもいそうな小太りのオヤジである山口さんだが、彼はよくこの「トンビ戦法」とでもいうような方法で女の子どもを食いまくっている。

 

みゃしか

こんなオヤジにあっさりとついていってしまう女もかなりクソなメス豚だが、山口さんも相当なヨゴレである。

 

いやある意味あっぱれで芸達者な強者なのだが、そんなにしてまでヤリてえのかオメーはよお! とツッコミを入れたくもなる。

 

オレなんかがこんなことされた場合、早取りされる事よりもさらに腹立たしくて、もし見つけでもしたら即ボコりだろうけれどな。

 

まあオレのそんな極私的な憤りはともかく、この「トンビ戦法」において必要なのは臨機応変にデマカセをべしゃれる「ペテンの才能」だそうだ。

 

なーりん

えっ、そんな才能なんか自分は持ってないからムリだって? そうか、じゃあもうここから先は読まなくてもいいやね。

 

でもな、なるべくたくさんの女を食いたいという己の欲望の塊をどうにもコントロールできたいでいるのなら、親兄弟や世間様迷惑かける前にとりあえず読んどけ。

 

みゃしか

そんでヤッとけ、いいから。

 

いまお前らに必要なのは、けっして見た目のカッコよさや金の有無ではなく、男の偉大さや優しさというものを(あると信じて)恥も外聞もなくお披露目できる「肝っ玉」ってヤツだ。

 

これを「キンタマのデカいヤツ」と言ったりもするのだが、実際山口さんの玉はデカイ。

 

そしてよく伸びる。

 

面白い動きもする。

 

フシギ。

 

れいにゃ

っていうかこのデカクソトンビオヤジ!

やすやすと油揚げさらいやがって。

 

 

りみか

イヤうらやましい限り、ホント見事だよ、アンタ。

ではそのクソったれなノウハウを伝授しよう。

 

なーりん

まずは自分がよく行っている出会い系サイトなら、他の客なんかが待ち合わせに使っている場所なんておのずと想像つくだろう。

 

たとえば

 

多分キミもよく知っているはず。

 

そこで口説いたときにどこで待ち合わせを指定するのか?

 

そう、そこだ。

 

りみか

一期一会の出会い系サイト勝負の場合、たいていはだれでもわかりやすい場所を指定するものだ。

 

自分がいくらお気に入りの場所でも、あまりにマニアックな場所では女は来るはずもない。

 

逆に女にそんな場所を指定されでもしたら、こりゃあ相当の覚悟が要るだろう。

 

たとえば池袋ロマンス通りの通称ヘルス・ビル(ビル内のテナントが全部風俗店っていう素晴らしいビル)の前とか、ロサ会館の中の牛丼屋とかな(笑)。

 

れいにゃ

腕に覚えが無いかぎり、こうした場所を選ぶのはとても危険である。

 

それに、多分そんなところはエンコー目的の女なんかもしょっちゅう利用している場所だろうから、迂闊に立っているとそういうのに引っ掛かってしまう場合もあろう。

 

男代表

「その援助女を食うっていうのも、これまたアリじゃねえのか?」

 

などとゆめゆめ考えることなかれ。

 

 

れいにゃ

高くつくぞ。

 

 

多少のリスクは覚悟の上、目をつむってくれ。

 

もし万が一援助女にケツの毛むしられても、けっして「責任とれ」だの言ってこないようにな。

 

これはオレとキミたちとの約束だ。

 

みゃしか

まあいいから、とにかくその「わかりやすい場所」に午前中から張り込む。

 

なんか普通にナンパしたほうが効率がよいような気もするが、本気で出会い系サイト使うような女なんてのは、相手はだれでもよくて仕方がない淋しい子が多いので、まずは一番に話を聞きやすい体勢をつくりあげるのだ。

 

お膳立て、セッティングが必要だという話である。

 

服装はなるべく清潔感のある普段着でよい。

 

なーりん

あまり気張ると長丁場の勝負にキミが耐えられなくなる。

 

雑誌や花などの小道具を目印に使って待ち合わせをしてる足りねえヤツが未だにいるらしいが、それもやめたほうがよい。

 

花はシオれるし雑誌はカラー表紙のインクが手や服についちゃうときがあるからな。

それに雑誌に夢中になってせっかくのチャンスを失うのはあまりにバカ丸出しでよろしくない。

 

それからこれはとくに強く言っておくが、立って待つのが辛いからってその場にしゃがみこんだりしないでくれ。

 

りみか

くれぐれも釣り用の折畳みイスなんて持ってこないように。

 

そんなのに座って待ってるのってみっともないし、第一キミはその場所のヌシじゃないんだからな(笑)。

 

ヘタすると地回りに絡まれたりするからぜひ注意したいところだ。

 

これも約束だ。

 

 

バラしてしまうが(っていうかすでにちょっと触れてしまったが)山口さんは池袋を縄張りにしている。

 

山口さんゴメン、あとで日高屋で餃子おごるから許せ。

 

みんなも荒らしたりしないようにね。

 

ま、これは約束できないけどな(笑)。

 

なーりん

山口さんは普段、池袋駅地下「いけふくろう」の石像前やビックカメラ横の東急イン・ビルの出口や西口交番横などを徘徊しているらしい。

 

まあこのあたりは一般人の待ち合わせスポットとしても定番でもあるので、最近は、駅東口にある西武デパートの無印良品店の入り口付近が「穴場」で、お気に入りらしい。

 

りみか

なんだかね。

それでは「トンビ戦法」の真髄を再現ドラマも交えて紹介しよう。

 

なーりん

参考になるかどうかは各自で判断してくれ。

今日はまったくの平日、午後7時すぎ。

 

いつもながらの人ゴミの中、いけふくろうの石像の前で張り込む山口さん。

 

待つことおよそ1時間が 経過。

 

ふとそこに現れた女にターゲットを絞り込んだ。

 

まずは接近、観察だ。

 

みゃしか

人ひとり分間隔をあけてこのムスメの斜め後ろに立つ。

 

歳は少しイッてそうだが大人しめの西野七瀬という感じ。

 

この様子は学生だろうか、まさか主婦じゃあるまいな?

 

さっきからキョロキョロと辺りを見回している。

 

それに腕時計とスマホとを交互に気にしているようだ。

 

彼氏との待ち合わせにしては、あまりウキウキした様子でもない。

 

あきらかに不自然な様子の彼女。

 

れいにゃ

まず間違いなく出会い系サイトの待ち合わせだろう。

 

もしオレだったら絶対に行かないが、山口さんはここで勝負に出やがった。

 

女の肩をポンッと叩く。

 

男代表

「えっと、出会い系の子?」

 

星亜

「あ、はい、そうですけど……××さん?ですか?」

 

男代表

「よかったぁ、本当に来てくれたんだね。いやぁスゴい人の多さだね。 じゃあちょっとココじゃなんだから移動しようか。とりあえず居酒屋でも構わない? 時間大丈夫? 平気だよね?」

 

星亜

「はあ……」

 

なんと山口さんは、たったこれだけの会話でその女を連れ出すことに成功したのだ。

 

もちろんいつもこんなに上手くいくわけではないらしい。

 

だが逆にその場のシチュエーションにピタリとハマれば、これほど自然なお持ち帰り風景もないのだろう。

 

ちなみに山口さんはこの手のきっかけづくりの会話法を数十パターン持っているらしい。

 

 

りみか

「どんなパターン?」と尋ねるのは野暮。

 

よーく文脈を把握して欲しい。

 

相手の女はこちらのことを「よく」知らないのだ。

 

まあ、メッセージのなかで、テメーの住所・氏名・年齢・職業・果てはチ○ポのサイズまで語るバカはいる。

 

でもそれは例外だ。

 

おおよその野郎どもは名前と年齢くらいしか述べずに、適当な口説き文句を並べ立てる。

 

なーりん

そこを巧妙に突くのだ。

 

 

 

みゃしか

自分の「素性」を証さない、つまり、名前も名乗らず「さっきしたはずの」会話になんか触れもせずに徹底的に身の内を隠したままで女に接近するわけだ。

 

「えっと、出会い系の子?」でも「こんばんは、さっきはどうも」でも「嬉しいなあ。ホントにきてくれたんだ」でも、とにかくなんでもよい。

 

自分の素性を隠しつつ、とりあえず話しかければよいのだ。

 

もしその女が「出会い系サイト待ち」 じゃなかったら、まあハズレだと割り切れ。

 

っていうか見る目がなかったと自分を責めることだな。

 

れいにゃ

とにかくそう、この時点であらかた時負はついてしまうわけだ。

さらに山口さんの話は続く。

 

れいにゃ

で、山口さんは中生、女は生グレープフルーツハイを注文した。

本当に申し訳なさそうな顔で山口さんはつぶやく。

 

男代表

「ゴメン、実はボク××って名前じゃないんだ。本当は山口っていうんだ」

 

星亜

「えっ、それってどういうことですか?」

 

男代表

「いやぁ、なんかボクってこういうのに慣れてなくてさ、ホント、ゴメン」

 

 

星亜

「じゃあ……」

 

男代表

「実はボクさ、前に出会い系サイトで少しコワい目にあってね。警戒してるってわけじゃないんだけどさ。でも今日はキミのね、その淋しそうなメッセがなんかすっごく気になって……だから勇気ふりしぼって来てみたらさ、やっぱ少し辛そうにしてるじゃない? ……なんか切なくなってギュッってしたくなっちゃったんだけれど、ははは、やっぱそうなんだよなあ」

 

星亜

「・・・・・・・」

 

男代表

「それじゃあ、あらためて自己紹介するね。ボクはね、山口っていうの。日本橋にある清涼飲料水メーカーで営業やってるんだけれど、今度ここら辺の担当になったんだよね。あれ?もしかしてキミも名前変えてたりして? ナンチテ~」

 

星亜

「フフ、そんなことないですよ。あ、じゃあわたしもあらためまして初めまして。わたし、電話で言ったとおりユミ子っていいます。山口さんておもしろいヒトですね。それになんかとっても優しそう、というか安心できるって感じ……」

 

こここで山口さんは、はじめてこの子の名前をゲットしたわけである。

 

ここまで相手の名前を知らないまま、適当に会話をやり過ごす能力が必要となるわけだ。

 

かといって日ごろカミさんを「おい」とか「ねえ」とか呼んでいるからって、その話術が通用するわけじゃないので注意しよう。

 

そして山口さんは話し続ける。

 

男代表

「癒し系ってヤツかい?あはは、そんなの自分で言うなって?でもそういう風に言われても男にとっちゃあんまり嬉しくないんだよね。だけれど、キミの心を癒せるならそれでいいかな。ホント全部包んじゃうぞ(と、軽く彼女の両肩にタッチ)。でもさぁ、さっきも聞いたけどさ、ユミちゃんも彼氏関係で辛い思いいっぱいしてるんだねえ」

 

よくもまあ次から次へとこんなベ夕なインチキトークを続けられるんだね、このデブは!

 

しかもオメーが女口説いてる飲み屋って「白木屋」じゃねえかよ。

 

なにセコく安く撃げようとしてんだよ。

 

れいにゃ

せめて「モンスーンカフェ」くらい行けよ!

え? なんだって?

 

「モンスーンカフェ」は高いくせに混んでて店に入るのに10分20分待ちは当たり前だから女の子がジレちゃってヘタすりゃ逃げられちまうって?

そうか、それもそうだな。

 

いやスマン。

 

って納得している場合じゃないか。

 

でもさあ、こいつのトークのインチキ加減の話に戻るけど、最後の「彼氏関係で辛い思いしてる」の部分なんて完全なカマかけじゃねえか。

 

みゃしか

違ってたらどうするつもりなんだろう。

 

っていうオレのツッコミはおいといて、とりあえず彼女へむけたとびきりの笑顔を崩さないでいる山口さん。

 

彼女も少しホッとした様子で適当に頷いている。

 

れいにゃ

しばらく二人は飲んで食ってしゃべってイイ感じに出来上がると、南池袋公園前のミント(ラブホの名前) にフラフラと消えていったのだった ……。

 

クーッ!

 

ここまで聞いてオレはふと思った。

 

結局山口さんのやっていることって、やっばただのナンバと大差ないんじゃないか?っていうかまるきりナンパじゃん? この疑問を山口さんにぶつけると、かれは少し残念そうに笑ってオレを見た。

 

そして語る。

 

男代表

「そりゃ全然違うでしょ。いい?油揚げはすでにお膳に乗っかっているわけですよ。出会い系サイトで女が待ち合わせ場所に来たってことは、当然むこうはヤル気十分でそこに立ってるわけよ。いや「勃っている」のは僕のほうですけどネ、ウフフ」

 

 

オイ! ウフフじゃねえよ。

 

だからナニ?

 

男代表

「まあ、実際に会うまでにこぎ着けたどっかのヤローの努力には申し訳ないと思うけどね」

 

なーりん

でも敬意は払ってねえよなあ。

結局横取りだもんなあ。

 

 

男代表

「当然お互いに初対面でしょ? その後どうこうなるってのはこっちのトークの脚と相手の女の出方次第なんだよね。顔も見たこともない人間同士がさ、そりゃあとくに女のほうは不安で一杯だよねえ。そんな2人がこれからセックスまでしちゃおうってんですよ。そこで問題となるのは、もうフィーリング以外の何物でもないんですよね。 え? もちろんあっさりと断られたり気持ち悪がられたりした時もありますよ。飲んで終わりってパターンもしょっちゅうですってば。でもそこで怯んだり諦めちゃダメなんですよ。これはハンティング、つまり「狩り」なんですからね。それも人の獲物を横取りするという最上級の!」

 

なんだ、その「男の甲斐性」っ て?

 

それがキンタマがデカイってことなのか? 全然意味がわかんねえよ。

 

れいにゃ

つまり山口さんにとって、実際に出会い系サイトでアポ取ったヤツ以上に目一杯女の子に尽くして楽しんでもらうことが喜びであって、それでその男の代わりにオイシく頂いちゃうことが究極の目的なのか?

それが最上級の「狩り」だと。

 

みゃしか

たしかにそれってわからないでもないが、そんなに肯定もしたくない。

 

やっぱ鬼畜だよなあってオレは思うけど、キミたちはどうよ?

 

男代表

「うんじゃまあそんなところでいいよ、あとはどうでもで好きに解釈してくれ、もういいよね」

 

と面倒臭そうに山口さんは言った。

 

男代表

「だってねえ、ボクだって最初は勘違いからはじまったんだ。出会い系サイトで運良くアポ取って待ち合わせしてたら、全然違う女が本当に勘違いで声かけてきてさ、でもなんかいい感じだったんでそのままノリでその日食っちゃった事があるんだよ。後ろめたいと思ったのはほんの一瞬だけ、あとはめくるめく快感につながるんだってば。そうだよ、だからアンタも一回くらい勇気を出してやってごらんよ」

 

いや、オレはやっぱやめておきますわ。

 

なーりん

と言いかけたとき、山口さんのスマホが鳴った。

「どのオンナっすか?」

 

山口さんはニヤリと笑った……。

 

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