ストリートでせっかく盛り上がったしても、問題になってくるのがすぐに連れ出すか、電話番号だけ聞いてあとで連絡を取るかってことだ。
たとえば、女のコと話が盛り上がったから、お茶に誘ったら断られてしまった。
この場合、失敗とはいえない。
なぜなら、本当に用事があって行けないこともあるのだから。
街で声をかけられて付き合ったカップルも最近は珍しくない。
だから、女のコもせっかく声をかけられたのに、用事があるばっかりに男を逃すのは、非常に惜しいことなのだ。
キミがストリートで声をかけるように、女のコもフリーならば必死に出会いを求めているはずだ。
それなら、後日、連絡が取れるように、ラインIDをゲットしておくだけでも損はない。
では、ラインIDはどのタイミングで聞けばいいのだろうか ?
「話が終わってから「それでは…」と改めてラインIDを聞くと、急に警戒してしまうことがあるんだよ。だから、会話の途中で聞いてしまった方がいいよ」(ナンパ師歴3年Sさん)
つまり、今から連れ出せそうなコでも、「今度、遊ぼうよ、連絡先教えて」と切り出してしまおう。
会話の途中で「ついで」のような聞き方は、警戒心を働かせる間がなく、女のコはあっさりと答えてしまうことが多いようだ。
ここで、女のコはその場の雰囲気に流されやすいことを覚えておこう。
このときに、もうひとつ重要なテクニックある。
「今度、遊ぼうよ、ラインID教えて」
ではなく、
「今度、遊ぼうよ、連絡先教えて」
といった方が教えてもらいやすくなるのだ。
というのは、「今度、遊ぼうよ、ラインID教えて」の場合は、「ラインIDを教える OR 教えない」というふたつの選択肢しかできない。
一方、「今度、遊ばうよ、連絡先教えて」の場合は、「携帯の番号を教える、LINEを教える、メールアドレスを教える…」といろんな選択肢ができる。
このように、「連絡先」という言葉の使い方ひとつで、女のコが教えてもいい、なにかしらの連絡先をゲットできる可能性が高くなるわけだ。
お茶をするならファーストフードで
連絡先をゲットできたら、会話の流れ次第では、今からお茶に誘える雰囲気になることがあるだろう。
そんなときに、どこのお店に入るのがいいんだろうか?
「マクドナルドやロッテリアのようなファーストフード店がベスト。
店内がさわがしいから初対面でも話がしやすいよ」(ナンパ師歴1年 Aさん)
確かに、ファーストフード店なら、どんな時間でもお客が多いので店内は適度にうるさい。
逆に、こじんまりとした喫茶店は静かなので、自分たちの話が店員やお客に聞こえていそうで、気になってしまうものだ。
それから、シチュェーションに慣れているということも重要。
ファーストフード店は、誰でも利用するものだ。
お互いに慣れている場所なら、緊張せずに会話をしやすい。
また、値段も安いので、財布も助かる。相手に気を使う女のコであったとしても、このくらいの金額なら気にせずに、おごってもらうだろう。
「初対面のときはカウンター席に着いて、女のコのとなりに座った方がいい。向かい合って座ると、視線を合わせながら、会話をしなくちゃいけないから、緊張してしまって話しづらい。だから、ホストクラブやキャバクラの席が、女のコととなり合って座るようになっているんだよ」(ホスト歴1年 Sさん)
なるほど、席の選び方ひとつで、話の盛り上がり方に違いがあるようだ。
しかも、となりに座っている場合、話をするときは自然に姿勢が相手の方に傾く。
だから、決めゼリフを耳元でささやくなんてことができる。
恥ずかしいかも知れないけど、ストリートで声をかける方がよっぽど勇気がいることだ。
それを乗り越えて、ファーストフード店にいるわけだから、そのころには、これくらいできるようになっているはずだ。
会話は、女のコの外見から入るのがいい。
ファッションやメイク、ブランドなど女のコを見て気が付くことをなんでも話そう。
その次は、最近はやっているモノ、芸能、テレビの話題のような身近なものほど、共通点が見つけやすいので、会話がはずみやすくなる。
さらにSさんによると、
「最後には彼氏がいるかいないか、ズバリ聞いてしまおう。いないのならどのぐらいの期間いないのかやタイプの男性など、どんどん突っ込んでもOK。そういう質問は『わたしに感心があるんだ』と女のコに思ってもらえるんだ」
もし、彼氏がいる場合は、彼氏への不満を聞いてあげよう。
彼氏に100%満足している女のコはそんなにいない。
不満を聞いてあげれば、女のコの気持ちもスッとするし、「悩みを聞いてくれたという「いい人」だと思い、キミに好感を持つだろう。
そして、会話が続きそうであれば、飲みに誘ってみよう。
彼氏がいない女のコには、「キミともっと話がしたいな。ここにいるのも飽きたし、外に出てみない。いいお店があったら、飲みに行こうよ」
といって探りを入れてみよう。
彼氏がいる女のコには、「お店を変えて、もうちょっと相談に乗るよ」と誘って連れ出そう。
キミが女のコとの会話をうまく運んでいれば、大抵の場合は OKしてくれるだろう。
どちらの場合も「いい人」で通すのがポイント。
飲みに行ったら女のコの目を見て話そう
居酒屋やバーに連れて行ったら、まずは女のコのアルコールの血中濃度を上げよう。
やはり、女のコも酔うとガードが甘くなるものだ。
「彼氏がいないコの場合は、女のコが好きなワインやカクテルを、メニューを一緒に見ながら、「このワイン、飲んだことある?」「このカクテル、さっぱりとしていておいしいよ」などといって、なん杯か飲ませよう。
彼氏がいるコの場合は、悩みを聞いているうちに、自然にお酒は進んでしまう。
うなっていたら、女のコの心のすき間にうまく入り込んでいる証拠だ。
やはり、居酒屋でも、テーブル席よりもカウンター席に座った方がいいようだ。
「カウンターの席ならスキンシップがしやすくなるからね。お酒を選んだり、料理を取ってあげたりしているときなど、さりげなくからだを触れ
るようにしよう。嫌がらないようなら、女のコもキミの気持ちがわかっているはず」(ホスト歴2年 Oさん)
また、会話をしているときは、視線をなるべく外さないことが重要。
視線を外さないというのは、相手の話を真剣に聞いているという証拠。
長く見つめ合えば、それだけ心は通じ合っているということになる。
さらに、Oさんによると、「最終段階ではエッチな話に持っていこう。まずは、女のコの髪や瞳、脚など、自信がありそうな部分をほめ、その部分から連想されるエッチな話へ進んでみよう。エッチな話は女のコもそんなに嫌いでないから大丈夫。お酒の席では、このテの話の方が盛り上がるよ」
さて、あまり泥酔しても意味がないので、ホテルまで行けそうな雰囲気であれば、「ちょっと、酔いを冷ますために歩こうよ」と誘ってみよう。
女のコもその意味はわかっているだろうから、OKしてくれたらしめたものだ。
会計はスマートに済まそう。
そろそろお店から出ようというころ、女のコはトイレに行くことが多い。
それは、メイクを直すためだから、数分から数十分は出てこない。
この間に店員を呼び、会計を済ましてしまおう。
もし、女のコがトイレに行かないようだったら、さりげなくカードで精算するというのもいい。
若いコはそんなにカードで払うことはないだろうから、いつもとは違うシチュエーションに興味が湧くだろう。
大人な雰囲気は、若い女のコにとって、一番キュンとくる材料なのだ。