返事のもらえるファースト・メール
ファースト・メールの取り組み方
「掲示阪の女の子にメールを出しているのですが、なかなか返事がこないんです.… 」とりあえず出会い系サイトにチャレンジしてみたものの、お目当ての女性からは待てど暮らせど返事のメールがこないといったような経験をお持ちの方もいると思う。
なんのノウハウもなしにネットナンパに挑戦しても、多くの者がこの第一関門でとおせんぼを喰ってしまうものだ。
では、どうして彼女たちは返信してくれないのだろうか?
答えは簡単。
男たちからのメールが多すぎて返事を出しきれないのだ。
出会い系ホームページにもよるのだが、掲示板に掲載されてから数日の間は、彼女のもとに数十通のメールが殺到しているといったことが多い。
自分のアドレスに、「はじめまして……」という件名のメールが数十通も届いている状況を想像してみてほしい。
彼女たちにしてみれば悪気はなくて、全ての男性からのメールに返信することは、とてもできない状況なのだ。
そこで、彼女たちは気に入った男性数人にしぼって、メールを返信していくことになる。
今の出会い系事情は、このように女性の一方的な売り手市場なので、ただやみくもにファースト・メールを出しただけでは、返信がつく確率はかなり低いものになるのも当然だ。
返信率は数%と一桁台なのが一般的。
やみくもメールを数通出したくらいで「返事がこない」とあきらめてしまうようでは、出会い系サイトの醍醐味は一生味わえない。
出会い系サイトでパラダイスなアバンチュール生活をものにしたいのなら、この低返信率をなんとかしないと始まらない。
とはいっても、その秘訣はそれほど難しいことではないので安心してほしい。
「ファースト・メールの返事をできるだけ多くもらうポイント」というものがわかっていれば問題なしだ。
しかもこのポイントは、基本的には次のたったの二つだけ。
2 できるだけ多くのファースト・メールを出すこと
この2ポイントを押さえるだけで、女性からの返信数はグッとアップする。
まず、第一のポイントは、ファーストールの内容を充実させること。
要は、彼女に「この人にお返事出しちゃおうかなあ」と思わせるだけの、インパクトのあるメール文を作ることだ。
充分練った魅力あるファースト・メールなら、返信率は5%くらいまではすぐ上がる。
さらに、穴場の出会い系掲示板を見つけたり、メールを出すタイミングに一工夫加えれば、コンスタントに20%台をキープできるようになる。
そして、第二のポイントは、できるだけたくさんファースト・メールを出すこと。
「下手な鉄砲も……」ではないが、このファースト・メールを出す段階ではパーセンテージゲームの部分が大きい。
返信率自体は20%台で壁に ぶつかってしまうことが多いが、充分な返信率の分母さえ確保しておけば、受け取ることのできる彼女からの返信数も確保できる。
およその目安として、初めのうちは、月に100通を目標にファースト・メールを出してほしい。
仮に返信率を5%としても、月に100通のファーストメールを出していれば、毎月5人の新しい女性から返事をもらえることになる。
現実的には男の方にも時間的な制約があるので、毎月新規さんが5人いれば充分だと思う。
月に300通くらいは出せば、毎日何人かの新しい女性から返信をもらえる。
これだけいると、デートに持ち込める見込みの薄い女性とのメール交奥をどんどん自然消滅させてしぼっていっても、毎週のように新しい彼女と新鮮なアバンチュールを楽しめるようになる。
「彼女の数が増えてきて、毎週デートのスケジュール調整が大変です」などと喜びの悲鳴を送ってくる者も続出中だ。
「ファースト・メールの返事をできるだけ多くもらうポイント」は、非常にシンプルなのだが、これさえ守れば第一関門は確実に突破できる。
まずは、頭にたたき込んでおいてほしい。
ファースト・メールに何を書くか
さて、いざファースト・メールを書く段になって「いったい何を書いたらよいのだろうか?」と悩むことが多いのではないだろうか。
確かに出会いの掲示板にアップされている彼女の情報はごく限られているのだし、ましてや返信のもらえるインパクトのあるファースト・メールをどう書いたらよいのかわからないというのは当然だ。
いけないのは、何かウルトラCを期待しすぎて、かえってぎこちないものになっていること。
たいていはナンパメール色を出しすぎていたり、妙に緊張感の漂う文章になっていたりと、自然に読める普通のメールの文章になっていないのだ。
いくら男の方では出会いが目的だとはいっても、女性の方では「なにか私を楽しませてくれることないかなあ」とか「素敵な男性とお知り合いになりたいな」といった気持ちで男性からのメールを待っているのだから、そこにいきなりデートのお誘いメールや、アダルトなおつきあいのお誘いメールなどが舞い込んできても「またナンパメール! もう、うんざり……」といった感じでゴミ箱直行になるのが当たり前。
出会い系サイトでは、トラブルの原因を作らないのが基本。
はやる気持ちをグッと抑えて、最低限のネチケット(ネットでのエチケット)を踏まえた上で、ファースト・メールを作ってもらいたい。
だから、ファースト・メールというものは、意外におとなしい、自己紹介中心の内容になる。
平凡な内容にもかかわらず、親近感や安心感を感じ取れる文章に仕上げることができれば、もう一人前だ。
このような性格のファースト・メールなので、そのフォームも定型的になってくる。
書くべきパーツごとにポイントを書いておこう。
1 「はじめまして」のご挨拶部分
ファースト・メールの出だしは、もちろん「はじめまして……」のご挨拶。
2 自己紹介の部分
ここはハンドルネームのほか、年齢、職業、住んでいる所などの、ごく基本的なことから書き始めて、自分の趣味・興味へと展開していく。
特に趣味・興味については、ファースト・メールの中心になると思ってほしい。
この部分の善し悪しによって、彼女からの返事がくるかどうかが決まってしまうといっても過言ではないほど重要な部分だ。
彼女と共通の趣味・興味がわかっていれば最高なのだが、実際には、出会いの掲示板に出ている彼女のこういった情報は少ないので、自分の趣味・興味のうち、女性が興味を持ちそうなものをピックアップして書き込もう。
ジャンル的には、アウトドアで楽しめるものがグッド。
スポーツ、ドライブ、旅行、都市型レジャー……こういったものなら、先々デートに誘いやすいといったメリットもある。
あと、この部分では単に自己紹介で終わらせずに、彼女の情報の引っぱり出しにも励みたいここで有効なテクニックが「質問」だ。
あまり立ち入ったことをいきなり聞いてしまうと「この人、ストーカーかもしれない」と気味悪がられてしまうのだが、差し障りのないことなら大いに質問するべきだ。
この質問が入っていると、彼女にしても返事を書きやすくなるのでおすすめだ。
3 結びの部分
簡単そうで難しいのが結びの部分。
よくあるパターンは「こんな私ですが、もし興味をもっていただましたらお返事下さい」といったもの。
まあ無難な結びなのだけど、今一つ印象が弱いものなってしまっている。
ここでひと味加えておきたいところだ。
そこでのキーワードは「返信への情熱」。
「よろしかったらお返事下さい」といった受け身なものにせずに、「お返事を楽しみに待っています」とか「ぜひお返事下さい」くらいの情熱は示してこう。
大体こういった内容でメール文を作るのだが、ここでまたまた、みな頭を抱えるのが「文体」の問題。
真面目なものにずるか、くだけたものにするかの選択だ。
まあ、このどちらかの両極端にしない限り問題はないのだが、結構悩んでいるようだ。
ここで大切なのは「自分らしい文体」にすることだけ。
人それぞれ性格が違うのだし、文体にしても十人十色になるのが自然なことだ。
それを無理に人格を作ってしまうと、後々のメール交換で違和感が出てしまい大変になる。
仮に「真面目すぎて堅いかなあ」というような文体でも、彼女の方には誠実感や安心感として映るかもしれない。
文体については必要以上に気にしないで、ファースト・メールは内容で勝負しよう。
女に興味を持たせるための自分の演出術
顔の見えないネットナンパでは、ファースト・メールでいかに自分の魅力をアピールできるかが成否の分かれ目になる。
同じ建物でも、ライトアップの角度によって、素敵なナイトスポットにもなれば、夜景のおじゃま虫にもなるように、ネットナンパでも自分の演出の上手下手によって、彼女の評価は大きく違ってくる。
ファースト・メールで、この自己演出の違いが出てくるのが自己紹介の部分、特に自分の趣味・興味についての部分だ。
この趣味・興味については、重要なポイントだけに、「書く」のではなくて、「書き込む」くらいの気持ちでいこう。
なに?
「書く」と「書き込む」の違いはなにかって?
では一つ具体例をお教えしよう。
「例えばあなたの趣味がダイビングだとする。
ここで、「書く」の方だと、どこで潜っているとか、持っている資格だとか、経験何年とかについて羅列しておしまいということになる。
これが「書き込む」になると、そういった情報の他に、最近潜ったときに見た海中の素敵な光景についてとか、ダイビングは意外に簡単にチャレンジできるんだよといった感じに、話を展開していくことになる。
こういった自分の趣味・興味の持っている魅力について説明するだけでも、彼女にしてみれば「ちょっと素敵!」ということになる。
ほんの数行の追加ではあるが、この違いが決定的になるのがファースト・メールだ。
単純な自分の趣味・興味の紹介に終わらせないで、そこで彼女の興味を引っぱり出すところまで持っていく演出力が出会い系サイトのテクニックになる。
何回か書いているうちにコツはつかめるようになる。
とにかく、常に「書き込む」ことを意識していて欲しい。
長いメールはよいメール、長いメールでおまたもすっきり!
よくある質問の一つに「ファースト・メールの長さはどのくらいがよいでしょうか」というものがある。
他の男性が書いているメール文を見ることができないので心配になってしまうのだろうが、これはちょっとおかしな質問だ。
というのも、本来、メール文は長さよりも中味が大切なのだからだ。
が、しかし、そう言ってしまうとアドバイスにならないので、「長いメールはよいメール、長いメールでおまたもすっきり!」というオリジナルの格言を使っている。
彼女が魅力を感じてくれるような内容のメール文にしようと思えば当然ある程度の長さにはなってしまうものだし、長いメール文でこちらの情熱を示しておけば、彼女の方でも「お返事出さないと……」と思ってくれたりもする。
だから、基本的には魅力的な長いメールを送れば、返事ももらいやすいという意味の格言だ。
しかし、実際の書き込みは、あまりの短さに驚くことが多い。
きちんと書き込みがされていないので、どうしても短い文章のメールになってしまうのだ。
たった10行くらいのファースト・メールで、彼女の返信をゲットしようというのが無理な話。
受け取る彼女の立場でみれば、そんな素性も知れないような男からのメールなど、ろくに読まずに読み捨てご免でも仕方がない。
では、具体的にはどのくらいのボリュームが目安になるのだろうか。
一行30文字として、3行くらいは最低必要だと思っている。
「えっ!そんなに」と思われるかもしれないが、自己紹介で、自分の趣味・興味について書き込みをしていると、どうしてもこのくらいの長さにはなってしまうのだ。
逆にいうと、30行にも満たない長さのメールでは、たいてい内容不足のインパクトのないものになっているともいえる。
確かにファースト・メールのフォーム作りは大変な作業なのだが、初めに一度作っておけば、あとはコピー&ペーストでよいのだから、ここはひとつ気合いをいれて書き上げてもらいたい。