行間から読みとる彼女のホンネ
スマホが普及している現在では、ほとんどの方が手紙を書くのは年賀状くらいのものだと思う。
しかしこの年賀状などは、手紙というよりはクリスマスカードのようなもので、文章を考えて書くといったものではない。
これでは手紙を書くのが苦手になるのも無理はない。
最近ではメールという通信手段がかなりポピュラーになってきたのだが、こうした手紙離れの影響で、メール文を考えるのには結構悩んでしまうようだ。
メールの送り手にしても、また読み手にしても同じ状況なので、時にはちょっとした気持ちや細かなニュアンスが相手に伝わらないといったことも起こる。
彼女にメールを書くときはもちろんだが、特に彼女からのメールを読むときは、文面には書ききれていない「彼女の真意」を見落とさないようにしたいものだ。
例えば、彼女のメールの中にこんな一節があったとしよう。
なんてことはない彼女の近況なのだが、さらっと読み流してしまうにはあまりに惜しい材料が転がっているのがわかるだろうか。
彼女としては、別にデートに連れていってと書いているわけではないのだが、自分のお気に入りや、ちょっとした問題点を書いてきていることに注目して欲しい。
もしあなたが、ちょっとしたドライブのあと、渋谷に寄って、ドゥ・マゴ・パリ系のおしゃれな店で食事を楽しんで、それから女同士では行きにくい、円山町のホテル街近くにあるO-EASTに行こうといったデートプランを彼女に提案することができれば……。
彼女としてはきっと興味を示すだろう。
彼女にしてみれば、こんなデートに連れていってくれる素敵な彼氏がいたらなあ、といったところなのだ。
彼女がメールに直接書いていないことでも、彼女自身の希望をかなえてあげようという気持ちがあれば、察することができるようになる。
こういったメール文の行間読みをしながら、彼女の気持ちをきちんとつかんでおかないと、目の前のチャンスを失うことになってしまう。
また、逆に彼女の「ちょっと、勘弁してね」のサインを見落として、赤恥をかくことになったりもする。
例えば、あなたがメールで何かの提案や情報提供をしたときに、次の彼女のメールの中で、それについては全く触れられていない場合。
こういうケースで、彼女があなたの案を忘れているのだ、と思ってまたまた同じようなことを書いたりすれば、「この人ニブーイ!ということになる。
それは忘れたのではなく、彼女にしてみれば、今の段階ではまだ触れたくないという、意図的に出しているサインのつもりなのだ。
彼女の真意を見落とさないために、彼女からのメールには注意深く何度も目を通そう。
どんな女にも食いつきのいい旬の話題はこれだ
メール交換で話題の中心になるのは、何といっても彼女の趣味や興味に関係したものだ。
この手の話題ならば、彼女を退屈させないですむので、最初のうちはどうしてもこのワンパターンになってくる。
もちろん、これはこれで正解なのだが、メール交換も3回4回と回を重ねてくると、これだけでは話題として物足りなくなってくるものだ。
彼女に「この人のメールはちょっと退屈だなあ」と思わせたら、彼女とのメール交換は自然消滅になりかねないから大変だ。
「そこで、賢いネットナンパ師は、あらかじめいくつか彼女が興味を示しそうな話のネタを仕入れておいて、ここぞという時に、小出しに使っていくのだ。
では、彼女たちが興味を示すネタとはどういったものなのか。
これを知りたかったら、女性週刊誌を読んでみるのが一番よい。
表紙の見出しを拾い読みするだけでも役に立つと思う。
女性誌の表紙からキーワードを拾っておいて、後はネットで詳細を調べていけば、あなたも簡単に「事情通」になれる。
全くありがたいご時世だ。
ちなみに、実際に使って特に反応がよいものをいくつか紹介しておこう。
1 占い……なぜ か女性に大人気なのが占い。
血液型別性格判断法も含めて、各種の占いについては、ぜひともネットで研究しておきたい。
面白い占いのホームページを教えてあげるだけでも、彼女のあなたを見る目は違ってくるはずだ。
2 芸能・・・これも、私などは全く興味がないのだが、どういうわけか女の子の受けがいいネ夕。
週刊誌で話題になっているような最新の芸能ネタは要チェックだ。
これも関連したページがあったら、ブックマークしておこう。
3 グルメ・・・・・手堅いネタの代表格がこのグルメ情報。
しかし、これについては膨大な情報量になるので、一夜漬けで仕入れたくらいでは、とうてい彼女に太刀打ちできないと思う。
でも3度に一度は「こんなお店があるんだけど…」と紹介できるだけでも随分違ってくるものだ。
4 映画…これは定番ネタ。
話題の映画のロードショウ情報をつかんでおくと結構役に立つ。
普段映画館には行かない彼女でも、映画が嫌いという人はまずいない。
監督や制作スタッフ、出演者等についての細かなことには触れないで、こんな話題の娯楽作品があるんだよといった感覚でネタ振りするのがポイント。
5 旅行……これも月並みではあるのだが、当たりはずれの少ない手堅いネタ。
過去に自分が行ったことのある場所の紹介もよいのだが、こんな素敵な所があるらしいよといったアプローチも効果的だ。
郷土料理や特産品についても、あわせて紹介できるようになれば言うことなし。
ここに挙げたものの他にも、旬のネタというものはいくらでもある。
常にいろいろなソースに目を向けることを習慣にしていれば、この手の情報はいくらでも入手できるものだ。
自分のスマホに「ネタファイル」のようなものを作っておいて、こまめにネタを増やしておくと、メールを書くときに大変役に立つからお勧めしておく。