素人女性のほうが高くつくというパラドックス
女性の晩婚化、非婚化がよく取り沙汰されるが、これは年功序列や終身雇用が崩れつつある今日において、男性の経済力がバブル期のようには当てにならなくなった当然の帰結だと思える。
悲しいかな、男性はいつの時代でも女性とエッチしたいという性欲を持ち合わせるが、女性のほうはと言えば、経済力のない男性とはエッチしたいとは思わない人種のようである。
つまり、経済的な問題さえ解決すれば女性は男なしでも生きていけるものらしい。
だとすれば、夜の女性でも素人の女性であっても、金がかかるという点では同じであって、現代のように「キャバクラ」という「クラブ」よりもリーゾナブルな料金で遊べる場
所が主流になってくると、むしろ、キャバクラ嬢のほうが素人女性よりも安上がりとなる逆転現像が生じたりする。
それにキャバクラは、店の採用の段階でふるいに掛けられた女性の中から、さらに指名というシステムによって女性を選べ、しかも決められた料金を支払えばいいのだから、メリットが大きいとも言えるであろう。
加えて、現在は高額な入会金を払わなければならない結婚相談所なるものがいい商売になっているが、恋人や結婚相手を探すという意味においてもキャバクラは効率のいい場所であると思える。
なぜなら、実物の女の子を観てから指名することで自分のテーブルに呼ぶことができるし、お目当ての女の子の出勤状況さえ把握すれば店でいつでも会うことが可能だからである。
また店外デートも可能だし、結婚相談所と違って入会金を払うわけではないから、女の子と相性が合わないと思えば店に行くのをやめることで無駄な出費を抑えることもできるからだ。
ここで「キャバクラ」とはどんな所か若干、説明を加えておこう。
「キャバクラ」と言えば「キャバレー&クラブ」の略で、高級クラブより割安で比較的年齢層の若い女性とお酒を飲むところ、「ランパブ」と言えば「ランジェリーパブ」の略で、下着姿の女性とお酒を飲むところである。
これらにはそれぞれ特徴があり、キャバクラは、同伴といって出勤前に客と食事などのデートをして客と一緒に店に入るというシステムのある店がほとんどで、店外デートを売りにしている店が多い。
一方、ランパブは、店内で女性の体に触れる店が多く、同伴はそれほど重要視されない。
ここに来る客は、店のシステムを理解しながらも、あわよくばキャバクラ嬢やランパブ嬢とエッチしたり、彼女や愛人になってもらおうと考えていたりする。
こういった客の願望は、一度店に遊びに行くと結構、簡単に満たせるのではないかと錯覚してしまうが、ところがそれが非常にムズカシイのである。
いかにこの難しいハードルをクリアーして、キャバ嬢やランパブ嬢をものにするか、その具体的な方法を提示しよう。
1 店の値段と女の子の質は無関係。女の子は安い店で探すべし
高い店に行けば、いい女に巡り合えるというのが、この業界での常識だと考えがちだが、実のところ、これは全くの迷信である。
キャバクラよりも料金が高い六本木の高級クラブに行っても、値段が高いだけで女の子の質はキャバクラと大差がない。
というより、むしろキャバクラより質が低く、何でこんな女がいるんだという者までいる。
せいぜいホステスの服装がスーツかドレスだったり、バックで流れている音楽が高級感を演出するものだったりする程度の違いである。
料理で例えれば、器に高級なものを使っているが、肝心の料理が今いちといったところだろう。
また、なぜ高級クラブが高くつくかと言えば、指名したホステス以外にヘルプのホステスが1人か2人テーブルを挟んで座り、ヘルプの分までドリンクを頼まなければならなくなるからなのだ。
さらにクラブの場合、そこにいる時間は関係なく、最初から「ン万円」という料金設定になっている場合が多く、ボトルを入れると、桁が1桁、増えたりするという。
以上、値段が高い割に女の子の質が高くない、また指名した女の子と店内で2人きりになれない点から考えて、高級クラブは彼女をつくるには不向きといえるだろう。
ただキャバクラは女の子の年齢層が低いので、20代半ば以上の女性をターゲットにし、かつ経済的にゆとりがあるというなら高級クラブで探すという手もあるかもしれない。
もっとも、キャバクラならどこでも安いのかというと実際にはピンキリで、高いキャバクラのほうが質の高いキャバクラ嬢がいるのかというと、もちろん、そんなこともない。おそらく、安い店は繁盛するからキャバクラ嬢に対する待遇が良くなって質の高い女の子が集まるのだろう。
その結果、より一層、店が繁盛し女の子に対する待遇がさらに良くなって、また質の高い女の子が集まるということなのだ。
できるだけ無駄な支出は避けるに越したことはない。
やはり女の子は安い店で採すべきだ。
「ヘルプ」とは
客が指名していないが、その客の席についている子のことを指す。
ビックリするくらい可愛いコがヘルプにつくことも。
キャバクラと高級クラブの比較
キャバクラ・指名している子が席についている時、原則、ヘルプはつかず、店の料金はタイム制。
高級クラブ・指名している子が席についていてもヘルプもテーブルを挟んで座り、キャバクラよりも科金が高く、時間は科金に関係ない店が多い。
加えて、女の子の服装やバックミュージックが、キャバクラに比べゴージャスである。
2 店の料金システムを把握しておこう
「キャクバラは安いと言っても、実際には店によって大きな開きがある。
料金システムは、まず基本料金(30~80分あたりで算出される場合が多い)、指名料、女の子のドリンク代、おつまみ代、ショータイムのあるランパブでチップが必要な店はショーチップ、また同伴した時は同伴料、延長した時は延長料、そしてサービス料やテーブルチャーシと税の合計金額となる。
このように書くと随分高い気もしてくるが、店の選択と遊び方で安く上げることができる(指名しても1セット60分で総額4500円しか掛からない店もある)。
では、以下に安く遊ぶ方法を簡条書きで列記していくことにしよう。
①なるべく早い時間に行って、安い基本料金の時に入店する。
②指名料は店によってまちまち。基本料金とパックになっている店が狙い目。
③「の子のドリンク代はバカにならない。女の子用のウーロン茶のジョッキがテーブルに常備されている店がおススメ。
④食事は外で済まし店では頼まない。
⑤ランパブはノーチップ制の店に行く。
⑥同伴料は店の料金表に書かれていない場合が多いので、店の女の子に聞いて調べ、高い店は避ける。
⑦延長しないで帰る。
⑧サービス料・税も店によってまちまち。掛からない所もあるので、なるべく安い店を探す。
⑨優待券をくれる店の場合、正規の料金より安くなる場合は積極的に活用する。
キャバクラ遊びを安く上げるコツは以上の通りだ。
3 指名料が基本料金とパックになっている店へ早い時間に入店する。
キャバクラやランパブの基本料金は早い時間ほど安く設定されているのが普通である。
一例を挙げれば、
1セット60分で 19時~20時が3000円
20時~21時が4000円
21時~ラストまでが5000円という具合である。
この時間は入店時間を意味するので、この場合だったら19時59分まで入店すれば1セットの基本料金は3000円ということになる。
料金システム
キャバクラ (ランバブ) の会計＝基本料金＋指名料＋レディース・ドリンク＋つまみ代＋ショーチップ＋同伴料＋テーブル・チャージー＋サービス料・税
「同伴」とは
女の子と店外デートしてから女の子と一緒に店に入ることを指す。
それに対し、店が終わってからプライベートで女の子に会うことを「アフター」という。
また最近では、1セットの時間を30分にして、基本料金を60分の場合の半額くらいに設定している店も出始めた。
一例を挙げれば、
19時~19時30分 が 1500円
19時30分~20時 が 2000円
20時~20時30分 が 2500円
……という具合にである。
先と同様、この時間は入店時間を意味するので、19時29分までに入れば、基本料金は30分間1500円ということになる。
この30分という時間を短いと感じるか十分と感じるかは好みの問題だが、こうした店を上手く利用して低料金で遊ぶというのも一つのやり方だろう。
早い時間に入店することによって生じるメリットは料金面以外にもある。
まず、店が空いていて、他の客との指名と重なりにくいため指名した女の子を独占できる可能性が高い。
また、フリー(指名なし)で早い時間に入店した場合は新人の女の子がつく場合が多いのだが、これは非常に重要である。
なぜ重要かは後述。
次に指名科であるが、基本料金に含まれ実質タダの店から3000円までと店によって大きな開きがある。
ただこの違いは店のシステムの違いによるもので女の子の質とは関係ないから、安い店で女の子を探したほうがいいだろう。
一般的に言って、六本木は基本料金、指名料とも高い店が多いのに対し、新宿や池袋、そして歓楽街として余り有名でない所(例えば、秋葉原とか)は、安い所と高い所に二極化しているが、歓楽街としては余り有名でない安い店にお試しで行ったりすると、可愛い女の子が揃っていて驚かされることがある。
やはりキャバクラは値段ではないのだ。
4 女の子のドリンクは1杯までで、おつまみは頼まない
女の子のドリンク代は1杯1000円の店が多く、安い所で500円という店がある。
しかしながら、普通の居酒屋なら300円くらいしか掛からないものにそうした値段が付けられているので、少し冷静に考えればいかに無駄な出費であるかが分かる。
ドリンクで儲けようとしない店なら、各テーブルに女の子用のウーロン茶のジョッキが常備されている。
そういう店ならドリンク代は掛からないのでいいのだが、問題はショッキが常備されていない店の場合である。
そうした店で飲む場合、私は女の子のドリンクを1杯までと決めている。
また、つまみの類いも持ち込み可の店なら安上がりだが、そうでない店なら立ち食いソバでも食べて満腹の状態で入店するほうが賢いだろう。
一般庶民は使えるお金に限度があるのだから、どうでもいいことにはなるべく出費を抑えたほうがいい。
えっ!女の子にねだられると、断れないって！？
それでは、以下にドリンクを1杯で済ますケース・スタディーを列記しよう。
A フリーで入店して女の子が同時に2人ついた時、1本1000円の瓶ビールを頼んで、グラスを2つ用意してもらう。
B フリーで入店して女の子が入れ替わってつく場合は、女の子に「せっかく頼んでも、すぐにチェンジになったら飲めないし、他の子からもおねだりされちゃったら予算オーバーになるから」と言って断ろう。それでも女の子が引かなかったり、ボーイが強引だったら、最初についた女の子にだけドリンクを頼み、その後についた女の子もドリンクをねだってきたら「予算オーバー」だと言って断ろう。
C 指名している女の子は別のテーブルについていて、自分のテーブルについているヘルブにドリンクをねだられた時、「この店はヘルプもドリンクを頼むんだ」と言えば大概、注文するのをやめる。
Dドリンクとおつまみを両方ねだられた時、「どちらか1つにして」と言えば、大概、片方だけで済む。それでも、両方頼もうとしたら、これから先も同じことになると覚悟したほうがいい。予算オーバーなら、その女の子は次から指名しないようにしよう。
E ドリンクのお代わりをねだられた時、この場合は、店のシステムでドリンク代の何%かが女の子のバックになるから、お代わりをねだるのだと思われる。「予算オーバー」だと断ってもしつこいようなら、店のシステムがいいとは言えないから、次回からその店には行かないほうがいい。
以上が女の子のドリンクを1杯で済ますコツである。
このドリンク1杯というのはキャバクラ業界の相場なので、これで嫌な顔をされるようなら店を変えたほうがいいだろう。
5 ランバブは、一般に同伴はなくノーチップ制のほうが安上がり。キャバクラには同伴料のかからない店もある
ランパブの場合は、大体20~30分に1回くらいショータイムというお触りタイムのある店が多い。
ただし、ショータイムはあるがお触りできないという変な店もあるが。
この時、ノーチップ制の店ならお金はかからないが、そうでない店なら、女の子に直接チップを渡すか、あるいは店の会計に含まれるかたちで請求されるか、いずれにせよ、チップが必要となる。
ショーチップは1000円~5000円で、一例を挙げれば、おっぱい触り放題3000円、おっぱいナメ放題4000円といった具合である。
ノーチップ制の店でも大抵は、おっぱいを触ったりナメたりできるし、中には下半身も含め常時お触り自由で、かつピンサロのようにソファーで2人きりになれて、しかも低料金(総額6500円)という店もあるので、わざわざショーチップの必要な店に行くことはないであろう。
ただ、ランパブの場合は同伴というシステムが組み込まれていない場合が多いので、女の子と店外デートをするのがなかなか難しい。
だが逆に、もし店外デートに成功すれば、自分に対し好感を持っているということになる。
一方、キャバクラは店外デートを売りにしているので、同伴がシステムに組み込まれている。
同伴料は店の料金表には書かれていない場合が多いので、ついた女の子に教えてもらえばよい。
同伴料も店によってまちまちで、かからないところから5000円と大きな開きがある。
同伴料が無料の某店は、女の子の給料が時給ではなく日給制で、同伴することによって女の子が出勤時間を遅らせることができるというシステムを取っていた。
例えば、本来18時出勤のところを同伴の場合は19時までに出勤すればいいといった具合にである。
女の子にこういったメリットがあるので、同伴料が無料の店でも同伴のアポを取るのは、たやすいというわけだ。
6 サービス料・税の割合が低い店を選び、延長しないで帰る。優待券のある店ならなお良い
キャバクラでは、入店してからチェックするまでの時間で基本料金が決まり、1セットの時間(30~60分)を1分でも過ぎると延長料金を払わなければならなくなる(店によっては飲み直しのところもある)。
その際、1セットが終わる5~10分前にボーイが延長の意思を確認しに来る店と、自分からチェックしない限りボーイが来ない自動延長の店の2種類がある。
自動延長の場合、常に自分で時計をチェックしていなければならないので、時間管理が苦手な人には不向きと言えるだろう。
延長料金は大体、30分3000~5000円位だが、延長するだけの経済的余裕があるのだったら、その分だけ店にマメに通ったほうがいい。
例えば、2週間に2回通っていたところを3回にするといった具合にである。
なお、女の子が「延長してって」という場合は、「できるだけ、たくさん来たいから」とか、「今度の水曜日に行くからさ」と、あまり離れていない具体的な日付を言えば、大抵、延長しないで済む。
女の子やボーイがそれでもしつこいようなら、「今日あまり、お金持ってきてないんだよ」と言えば(延長料金を払うことができない具体的な所持金を言ってもいい)、「クレジットカードでも大丈夫よ」とまで言って延長させようとは思わないようである。
ただ、延長しないと露骨に嫌な顔をする感じの悪い店もあるが、その類いの店は1セット60分としておきながらも延長することが半ば公然化していると思われる。
そういう店だと行く度に延長するよう懇願されるので通うのはやめたほうがいい。
人によって飲む目的は違うのだが、彼女をモノにする目的で店に通う場合は、店にいる時間よりも店の外でいかに長い時間、女の子と一緒に居られるかのほうが重要なので、延長するということは、そもそもピントがズレている。
彼女をモノにするという意味では単なる無駄使いである。
もし、仮にも1万円を超える科金を払うなら、よほど女の子にホレ込まない限り、風俗にいったほうがいいとだろう。
なお、高級店だとテーブルチャーシという数千円の料金が加算される店があるが、店の料金表にTCと表記されていると、タイムチャージの略で延長料金を意味するのか紛らわしい場合がある。
もし、TCがテーブルチャーシだとすると延長するしないに関わらず料金に加算されるので、疑問に思った場合はすぐに確認しよう。
次に、サービス料・税についてだが、これも店によってまちまちで、全くかからない所から約40%近くかかる所までと大きな開きがある。
こういったパーセントで表されると実感が沸きにくいが、例えば、30%の店で料金が5000円だったら、実際の支払いは6500円になるというわけで、結構バカにならない。
当然のことながら、なるべくサービス料・税のかからない店に行くようにしたい。
最後に、優待券について。
優待券のある店には、女の子が直接、渡してくれる所と、チェックの時、渡してくれる所がある。
ただ、優待券をもらったからといって安易に利用するのは危険で、そのサービス内容をよく確認する必要がある。
そのチェックのポイントはただ1つ。
総額が正規の料金よりも安いか高いかである。
この辺りの細かいシステムを、意外と女の子は把握していない場合が多く、自分自身でしっかり計算したほうが安全だ。
女の子が渡してくれた優待券を安易に利用したため、女の子が教えてくれた料金よりも4000円も高く請求されたということもあり得る。
反面、正規の料金は高いが優待券を使えば、それほどでもない店もあるので、同伴料と優待券があるかどうか調べるという意味で、高い店でも1回くらいはフリーで行ってみてもいいかも。
7 女の子は専門誌を見るより店内で探せ
安い店を見つけたら、次は女の子選びだ。
ただ、この女の子選びというのが店選び以上に難しい。
女の子を探す方法は、キャバクラ専門誌をチェックする方法と実際に店にフリーで入って探す方法の2つがあるが、まず前者の方から。
このキャバクラ専門誌の女の子の情報というのは、女の子の雰囲気を見てみる、という意味では参考になるのだが、出勤日の曜日は当てにならない。
また,出勤日であっても遅番だったりすると、せっかく店に行っても出勤前ということになってしまい、お目当ての女の子に会えなかったりする。
キャバクラ専門誌に出ている子で目茶苦茶タイプの子がいる場合には店に事前に連絡して、出動状況を確認してからにしたほうがいいだろう。
ただ、そういう場合でも「もう退店しました」というケースはよくあり、入れ替わりの激しい業界なので古い情報はあまり役に立たない。
それに専門誌に出ている女の子は一部であり、むしろ顔出しNGの子にいい子がいたりするので、専門誌は料金システムを調べるために利用するに留めたい。
また、どんなにタイプの女の子が専門誌に出ていても、その店の料金が高ければ断念し他店で探すのも、ひとつの作戦だ。
キャバクラ専門誌を利用しないとすると、あと残りの方法は実際に店に行くしかない。この場合、女の子にバッチが付いている店なら、フリーで
入って店内をキョロキョロし、次に店に来る時まで、指名したい女の子の名前を覚えておけばよいのだが、問題なのは、バッチが付いていない店の場合である。
フリーで入店した場合、20~30分交替で2、3人の女の子がテーブルにつくが、その中にタイプの子がいればラッキーで、その場合は次回からその子を指名すればよい。
そうでない時はボーイが他の客に女の子を紹介する「**さんです」という声に聞耳を立てるとか、ついている子に、「あの子、俺が知ってる子にソックリ。なんていう子?」と、それとなく聞いてみてもいいだろう。
あるいは、場内指名という方法(有料)でタイプの子を強引に自分のテーブルに呼んでしまうこともできる。
なお、指名したい子が決まらなかった場合には後日、再度フリーで入店し、女の子選びをやり直してもいいだろう。