バカ話をすればいいというものではない
では質問。
あなたは、何のために女性と言葉を交わすのだろうか。
話したいから?
女性と接することそのものが楽しいから?
女性に喜んでほしいから?
違うだろう。
「モテる男性を目指す」という目的からすると、どれも、答えとして間違っている。
あなたが女性に慣れていないのならば、「女性と会話することに喜びを見い出す」だけでも非常に大きな進歩である。
しかし、それだけでは「単なる友人」で終わってしまう。
モチベーションとしては間違っていないが、もっと先を見据えなければならない。
目的もなく、そのとき思いついたことだけを話し続けても、女性にモテることはない。
しゃべりたいことを話すだけなら、誰にでもできるし、相手の女性からしてみれば、「興味のない話題は別の人としてもらいたい」と思うだろう。
「女性に喜んでほしい」という献身的な気持ちが芽生えているのなら、かなり正解に近い。
しかし、どんなに女性を楽しませることができても、それだけでは意味がない。
いいお友だちからは、恋愛に発展しないからだ。
正解は「最短でセックスに持ち込み、恋愛のスイッチをオンにするため」だ。
モテる男は、すべてのベクトルを「女性と恋愛関係を結ぶこと」つまり「最短でセックスに持ち込む」ことに向けている。
自分への興味をかき立てるのと同時に、強い男性として意識させようとしているのだ。
すべての会話がこの目的(最短でセックスに持ち込み、恋愛のスイッチをオンにする)のために行なわれているとするならば、冗談で場を盛り上げる場合でも、自分のイメージを傷つけたり、あらぬ誤解を生むような発言は慎むべきだ。
どんなに笑いが取れるからといって、自分の過去の女性経験や、現在進行中の女性との関係など、「女性の影」がチラつくような内容は避けなければならない。
「面白い人」という印象と同時に「気の多い人」と思われてしまっては女性からすれば恋愛対象外とみなされてしまう。
他人の失敗などをあげつらう話題も、どんなに面白くても避けたほうが無難だ。
他人の悪口や、意地の悪い発言ばかりしていると、聞かされた相手は「この人は、私のことも同じようにどこかで悪口のネタにしているんじゃないだろうか?」と考えるもの。
女性は笑いながらも、どこかであなたの人間性を疑ってかかることだろう。
モテる男は好意を随所に忍ばせる
「ただ漫然と一緒にいるだけでは、恋愛感情は芽生えない」と説明したが、初対面の女性との会話では、「あなたが女性に好感を抱いている」ことを随所に散りばめていくことが必要だ。
また、女性に伝える「好意」は、「きちんと口に出して」言わなければならない。
どんなに女性のことを思っていたり、態度であらわしていても、「口に出して」言わなければ、あなたの「好意」は伝わらない。
お見合いで失敗した人の多くは、世間話や趣味の話、旅行に行ったときの話をするくらいで終わってしまっていて、相手に対する気持ち(=好意)をまったく伝えていない。
これでは何の展開もないと断言できる。
重苦しい告白めいたものは避けなければならないが、会話が成立した女性に、軽い雰囲気で「あなたが女性に好感を抱いている」ことを伝えれば、どんな女性も好感は持ってくれるものなのだ。
誰でも他人から好かれれば、悪い気はしない。
何かにつけて女性を褒めたり、感心したことを言葉に出して、どんどん伝えなければならない。
人は、否定されるとストレスを感じ、肯定されると快感を覚える。
つまり「肯定」を繰り返すことにより、女性はあなたと話すという行為そのものに「快感」を覚えるようになる。
「快感」が増えることで、女性との関係をステップアップするための足がかりが得られるのだ。
女性には常に「快感」を感じさせるようにしよう。
男性より女性のほうが、「快感」を得ることに貪欲にできていて、女性は常に「快感を感じていたい」と思っているのだ。
【まとめ】
モテる男が会話する目的はたった一つだけである。
それは、女のコを最短でセックスに持ち込み、恋愛感情のスイッチをオンにすること以外ほかにないのだ。
女性は常に「快感を感じていたい」生き物。
会話の中に、「あなたが女性に好感を抱いている」ことを随所に散りばめていくことを忘れてはならない。
ただ漫然と一緒にいて、とりとめもない、つまらない会話をしているだけでは、恋愛感情は絶対に芽生えないということをしっかりと認識しよう。