指名代えは最後の手段で、安易にするものではない

女の子選びに、なぜそれだけ慎重になる必要があるのかと言えば、それは一度指名してしまうと、自分はその子の客ということになり、指名代えするのが難しくなるからである。

もちろん、指名代えすること自体は客の勝手だが、そのようなことをしても、前の女の子はブライドが傷つくし、新しい子も客に対し余り良い印象を持たない。

そもそもキャバクラで男と女が知り合うということは、遊びでの出会いというイメージがあるから、客が必死になってキャバクラ嬢を口説いても、女の子は単なる遊びなのではないかと当然のことながら警戒している。

まして、指名代えした場合は、新しい女の子も別に私じゃなくてもいいんじゃないかという先入観を持ってしまうので、そうした出会いはあまり良い結果を生まない可能性が高くなる。

ただ、せっかく指名したのに何度か通っているうちにモノになる見込みがないことがはっきりしたり、別の女の子を指名したくなったりすることはよくあることで、そうした場合、どのように対応したらいいか考えなくてはならない。

以下、ケース・スタディーごとに対応方法を列記していくことにしよう。
A パターン
指名しているキャバクラ嬢にその気がなく、同じ店に他の指名したい子がいない場合、店を変えて新しい女の子を開拓しよう。
B パターン
指名しているキャバクラ嬢にその気がなく、同じ店に他の指名したい子がいる場合、今までの女の子に自分の彼女にならないことをはっきり告白してもらい、「それなら、**ちゃんを指名したいんだけど」と言ってみよう。
そうすれば、あっさり指名代えできるはずだ。

「私は駄目だから他の子を指名して下さい」
と女の子のほうから言われることもある。
Cパターン
指名しているキャバクラ嬢よりも、もっとタイプの子が同じ店に在席していることに気付いた場合(ただし、女の子の定着率の悪い店の場合)
指名している子が断りそうな要求(例えば、同伴の時にラブ・ホテルに行こう等)をして、女の子に断らせ、その子の携帯電話が留守電になっている時間に電話するかラインで

「**ちゃんのこと、今まで彼女にしようと頑張ってきたけど、無理みたいだから諦めた」
とメッセージを残しておく。
そして、その子が休みの日に、もっとタイプの子を指名する。

この方法は、女の子の定着率の悪い店の場合、女の子同士での情報交換がなされないので、前の女の子は指名代えされたことにすら気がつかない。
Dパターン
指名しているキャバクラ嬢よりも、もっとタイプの子が同じ店に在席していることに気付いた場合(ただし、女の子の定着率の良い店の場合)
キャバ嬢が断りそうな要求をしたうえ、留守電かラインでメッセージを残すまではCと同じ(ただし、断りそうな要求は遊園地に行くとかソフトなものにする)。

あとは期間をあけずに店に行くと波風が立つから、しばらく経ってから前の女の子が休みの時に、もっとタイプの子を指名しよう。
そして、いずれは指名代えしたことに前の女の子も気付くから、新しい女の子に、なぜ前の女の子を諦めたのか(例えば、同伴で食事しか付き合ってくれなかったとか)を最初に話してしまう。
そうしておけば、前の女の子の妨害行為があっても、ある程度の免疫力が付けられる。

あとは、新しい女の子との関係をどう築いていくかにかかっている。