総括:女にとって男は不可欠の存在ではない
女は男ほど性欲が強くないから、女は経済的な必要性に追い込まれない限り、そもそも男を必要としていないというのが結論だ。
女性の晩婚化・非婚化も、これと同じ理屈で説明できる。
だから、客はキャバクラ嬢を口説くのに振り回され、四苦八苦するというわけだ。
その苦労を乗り越えてでも美味しい思いをしたいか、それとも妥協して並みのパートナーを見つけることにするかは人それぞれの価値観ということになるだろう。
暴力団とつながりがあったランバブ・アスカ
「水商売」というと一昔前は悪いイメージがあり、そこで国いているのはヤクザの女とか、そういったケースも多かったようだが、現在は「お水バイト」などと称されて、ごくごく普通の学生やOL、フリーターなどがキャバクラで働いている。
しかしソープに行ったことがある人は、ソープ嬢はいかにもヤクザに売られてきたのかと言わんばかりの攻撃的な暴言を吐く、変わった女の子が多いと感じないだろうか。
またランバブ嬢は、そこまではいかないが、頭がそんなに良くなかったり、怠慢でだらしなかったり、借金があるなど特殊な事情のある子が多い。
ランバブ嬢のアスカは大学生であったが、店に通っているうちに、攻撃的な言動が目につくようになり、同じ店で働いている女の子とトラブルを起こしたりしていた。
要注意だなとは感じていたが、「今度、同伴しよう」とまで、話が盛り上がっていた。
ある日、店に行ってアスカ指名であることを店員に伝えると、「しばらく待ってもらえませんか」と言われた。
10分くらい待ったであろうか、アスカが半ベソをかいて店内に現われた。
事情を聞くと店長とトラブルになったということだった。
しばらく席で話をしているうちにアスカは落ち着きを取り戻し、自分の昔話をし始めた。
その話によると、前の彼氏は暴走族のリーダーでバイクで事故って死んだということだった。
その暴走族のグループはどこかの暴力団とつながりがあり、暴走族を引退すると、その暴力団に就職するのだという。
アスカ自身、極道の女がカッコイイなどと言っていたが、その日を最後にアスカと会うことを止めた。
超美人の銀行員だったキャバクラ嬢:サツキ
サツキと知り合う、過去も未来も含め、これまでに知り合ったキャバ嬢の中でナンバー1か2、スタイルを含め総合的に見ても3本の指には恐らく入るキャバ嬢だろう。
初めてサツキの存在を知ったのは、他の子を指名している時だったが店内で初めて見た時、あまりの美人に見とれてしまい例によってボーイが、その子を他のテーブルに移動させる時に呼ぶ名前に聞耳をたてて、その子がサツキという名であることを知ったのだ。
その店のやり方は、たくさんお金を使ってくれそうな年配のお客にイイ子をつけ、1時間でチェックしてしまうような小さい客にはサツキのような子はつけない。
そのことは店側も自覚していたので、後日、サツキを指名した時には店側も驚いたようで、小声でボーイがサツキにあの客と面識があるのか?尋ねているのが聞こえたほどだ。
もちろん、サツキは私と初対面であったが、何で自分のことが分かったのかには触れず、水割りを作って世間話を始め出した。
サツキは前職は関西で銀行員をやっていたのだが退職して上京。
その後、六本木の店でキャバ嬢になって、昼はバーティーコンパニオンをやっているのだという。
堅い家庭のようで両親にはキャバクラで働いていることは内緒にしており、毎日23時に親から電話があるため、22時には、お店を上がらなければならないのだそうだ。
そんな訳で、ごくごく普通というか、それこそまさに理想的な結婚相手の対象となる典型的な女性と巡り会ったので、早速、同伴の約束を取り付けた。
同伴当日、綺麗に化粧をしてきたサッキが律儀に約束の時間よりも早く待ち合わせ場所で待っていた。
さすがはお堅い所で働いていただけあって、そのあたりはしっかりしている。
まずは、こんなイイ女とは絶対記念にと思いプリクラを一緒に撮り、その後居酒屋のカウンターで軽く飲んで店に入った。
そのキャバクラはキャバ嬢によるショーのある店だったが、ショーが終わった後、ショーに出ている女の子について「ショーに出るきっかけって何だったんだろうね?」などと、2人で会話したりしていた。
しかし、楽しい時は永くは続かない。
知り合ってから3週間くらいして、サッキは暫らく実家に帰ると言ったきり連絡が取れなくなった。
そして、携帯の番号やラインも通じなくなり、店も退店してしまい、以後会うことはなかった。
今考えると、彼女のようなキチッとした真面目な女性は、多分キャバクラのような場所で恋人を探すという考え方が受け入れられず、そうした所で働いていた自分の過去を隠しておきたかったのだろう。
指名している女の子が「私も1杯頂いてもいいかしら」という場合
回答例(会話):
最初の1杯は「どうぞ」。
2杯目からは「予算オーバー」
料金システムに関し入店後に調べること
1 優待券の有無
2 同伴の場合の入店時間
3 同伴の料金システム
女のコの名前は必ず覚えよう
かつてレースクイーンだったキャバ嬢:アカリ
キャバ嬢はそれを専業としている女の子が意外と少なく、学生、OL、看護師、歯科衛生士、美容師、エステシャン、ダンサー、モデル、劇団に所属した役者、声優や歌手や漫画家を志望している子などがいる。
加えて、他のバイトと掛け持ちの子もいるが、そのバイトで多いのがパーティーコンパニオンやイベントコンパニオンだ。
異色なところではAVに出演したことがあるキャバ嬢も。
アカリ(当時19歳)も、イベントコンパニオンと掛け持ちしたキャバ嬢であったが、以前は、レースクイーンもやっていたのだという。
元レースクイーンと同伴してみたいと思い、早速、同伴の約束を取りつけた。
1週間後の同伴の約束をした日、店の外で初めてアカリと会った。
元レースクイーンというだけあって、足が細く綺麗であったが、拒食症を思い起させるような風貌であったのが気になった。
太らないようにするためダイエット中であったのだろうか?
話題としては、レースクイーンは胸を大きく見せるため更衣室ではガムテーブなどを使って必死だとか、舞台裏の話は面白かった。
一般的に言って、レースクイーンになるような女性は長身で足は細いが、学歴はさほど高くなく、頭はそんなに良くないのかもしれない。
結局、アカリとは、同伴で遠出をするという関係までには発展せず断念することになった。
しかし、同伴という店のシステムを利用した上での話だが、元レースクイーンと曲がりなりにもデートができたというのは貴重な体験だった。
「保留」とは、
指名の女の子の出勤前に入店して、その女の子が来るまでヘルプがつくことを指す。
わざと保留を使って別の女の子を開拓する時間に充ててもいい。
有名バンドの追っ掛けをしているキャバクラ : キョ
女とは若い時は気楽なもので、男と比べて勉強しようとか将来の職業について考えたりする動機づけが弱く、趣味中心に暮らしているように見える。
キヨも東北出身で高校を卒業するや否や好きなバンドの追っ掛けをするため上京し、キャバ嬢になった。
聞くところによると、そのお目当てのバンドのボーカルはランバブ嬢と結婚したらしく、そのため、キヨもお水の世界には憧れていたのだという。
地方から出てきた女の子は東京のことはあまり良く知らないので、「井の頭公園っていい所だよ」と誘ったりすると、同伴なら、すんなりOKしてくれることがある。
キヨもOKしてくれたので、公園でまずボートに乗り、その後、公園の池の周りを散歩し、ベンチに座った。
そして、隙をみて夏物の薄い服の上からEカップのバストを触ったら、「ダメ!なによー」と怒られた。
とにかく一度、触ってみたかったので、目的が達成できたことは非常にうれしく、その感触は今でも忘れることができない。
キヨの追っ掛け活動は半端でなく、キャバクラで短期集中でお金を貯めた後、地方の公演に行くため長期休暇を取ってしまったのである。
2ヵ月くらい経ったであろうか、久しぶりにキヨがいた店にフラッと入ったところ、キヨがカムバックしていたので、店を出た後、すかさずラインで同伴の約束を取り付けた。
そして同伴の時、今までどうしていたのか話を聞いてみると、そのバンドのボーカルにウィークリー・マンションの世話をしてもらうまでの関係に発展しているのだとか。
今後もキヨは、追っ掛けの活動を中心にキャバクラバイトを続けることだろう。
女の子の学恩を知りたい場合
回含例(会話)・「学校を卒業してから何年経つ?」
結婚サギに遭っていたキャバ嬢 : サラ
開店直後、店に行くと、女の子が椅子で待機しているが、ベテランは同伴して入店時間が遅くなる場合が多いため、早い時間から待機している女の子は新人が多い。
ある日、開店直後にフリーで店に入ったのだが、待機している女の子の中で一際、目立つ子が座っているのに気がついた。
その日は別の子がついたのだが、そのついた子に目立つ子の名前をそれとなく教えてもらった。
数日後、今度は、その子を指名して店に出向いた。
念願が叶い、お目当ての子が私の隣についたので話をしてみると、かつて、この店ではナンバー2で月に200万円稼いでいたのだという。
新人にしてはと感じていたので、なるほどと思ったが、かつてナンバー2だった子が同伴もしないでオーブンから待機していたのが、今度は逆に不思議になった。
さらに話をしていると、サラは、男性との身体的な接触を極度に嫌がり、椅子の座り方も体に触ることが難しい距離を保っていることに気がついた。
察するに、そうした態度が、せっかく外見的な魅力で指名を取れても、お客を長続きさせられないのだと感じた。
聞くところによると、サラは地方から出てきたのだが、東京に来てから結婚サギに遭ったそうである。
そのため、極度の男性不信となったようで、電車などでも、男性の隣には座れないのだという。
そして、携帯の番号も4、5回変え、さらに、勤め先のキャバクラも転々としており、どうも、お客がマジになって口説き出すと恐ろしくなるのか、退店して携帯の番号を変えるということを繰り返しているようだった。
サラに交際を申し込むと、時間が欲しいという返事が返ってきたので、どれくらい待てばいいのか尋ねたら、3ヵ月だと言われた。
3ヵ月という期間はテンポの早い夜の世界では、かなり長い時間だ。
すかさず「3ヵ月経ったら辞めちゃうんでしょう?」と切り返したところ、図星だったのであろう、サラは震え出した。
その話はそこで打切り、次の週に続きを話すことにした。
ところが、次の週、店に電話をかけたところ、サラは既に退店しており、サラの携帯番号も解約済みだったのであった。
女の子が自分の年齢を聞いてきたが、答えたくない場合
回答例(会話) ・「いくつに見える?」
と逆に聞き返し、女の子の舎えた年齢に対し、「大体、そんなもん」ととぼけておこう
女の子が自分の仕事や会社名を聞いてきたが、答えたくない場合
回答例(会話) ・「~関連の仕事をしてる」と答え、もし大企業に勤めているなら「誰でも知ってる会社で~関連の仕事をしてる」と答えればいいし、もし、さらに突っ込まれたら「もっと親密な関係になったら教えてあげるね」と答える。
体を触ることに対する許容度の判別法
椅子に座っている時、どんな子も客の膝に自分の膝をくっつけて座るが、触ることがNGの子は、体の側面を客から離し、客の手が腰に回らないように座る。
対して、触ることを苦にしない子は、客とピッタリくっついて座る。
また、カラオケボックスでも、体をくっつける子から、二人の間にバッグを置いたりと、女の子によって、いろんな座り方があるが、それで判断できる。
初めての同伴の時、女の子に彼女になる見込みがないか確かめたい場合
回答例(会話) ・「ます、プリクラ撮ろうか?」
2回目以降の同伴のアポを取り付ける際、公園に誘ったところ「公園に行って何するの?」と聞かれた場合
回答例(会話) :「公園に行って、一緒にボートに乗りたい」
初回の同伴で、かなり早い時間で約束してくれて、実際にその時間に女の子が現れた場合
回答例(会話) : 「まだ時間があるから、ちょっと公園に行ってこようか。*時までにここに戻ってくればいいでしょ」
同伴で美術館に行ったキャバ嬢・アカネ
キャバ嬢と同伴と言えば、食事に行ったり、居酒屋で軽く飲んだり、カラオケに行ったり、ポーリングしたり、買物に行ったり、あるいは、せいぜい映画に行くくらいだと一般的に思われているようだが、別にそんな決まりはないし、お客の要求に女の子がどこまで応じてくれるかということだろう。
もっとも、昼の仕事に差し支えることや遅い時間は店の料金が高いため、アフター(店が終わってからプライベートで女の子と遊ぶこと)はしないほうが良い。
しかし情報サイトには、アフターだと食事の後にホテルに行ける・・・といったことが書かれている。
しかし、アフターは女の子のタクシー代など多額の経費がかかる上に、生活のリズムが狂わされるので、よほどタフでリッチな男でないとお薦めできない。
もし、そこまで頑張るなら100%女の子とセックスできないと、割りが合わないし、仮に上手くいったとしても風俗のほうが安く上がるだろう。
そんなわけで、自分の休日の昼間の早い時間に約束し、女の子の行きたい所へ行ってから同伴するというのが一番、現実的で無駄使いせず、楽しめる遊び方だ。
アカネは、漫画を描くことを趣味としている女の子で、その道のプロを目指していた。
最初の同伴から2時の待ち合わせでOKしてくれたので定番の井の頭公園に行って、いいムードを満喫した。
それ以降の同伴ではアカネの行きたい展示会や美術館に行ったりした。
絵にそれほど強い関心は持っていなくても、タイプの女の子と長い時間、一緒に過ごせるのは楽しいものだ。
その店では、以前、指名した女の子がいたがフラれたので手を引いたということがあり、その女の子は「他の店も行ってるでしょ」と鋭い勘をかせる子だった。
そして何か月ぶりだったか久し振りにフリーでその店に来てアカネと知り合ったのだが、まだ、その子が店を辞めておらず、自分が来たことに気づいてしまった。
結局、アカネにも、前に指名していた子のことがバレてしまい、他の店にも行って遊んでいる男と思ったのか、態度が急変して、せっかく築き上げた、いいムードが一気にブチ壊れてしまった。
そして数週間後、アカネは退店すると言い出したので、退店してからも会うようにしようと約束した。
しかし、退店後、何度もアカネに電話をかけた、遂に出ることはなかった。
同伴の時、1000円札を差し出してきたキャバ嬢・アヤメ
一般的に言って、同伴の時にかかる費用は全額お客もちである。
仕事の一貫として女の子は、プライベートな時間を割いてくれているのだから、そこで発生する費用は客が全額出すのが当然だ。
ただ経験的に言うと、同伴の時に電車に乗る必要がある場合、女の子が自分で切符を買ってくれることが多いので、女の子の交通費を負担することは滅多にない。
また、女の子が観たい映画を一緒に観に行った時、女の子が自分の分のチケットは買ったということもあった。
しかし、アヤメは気前のいい女の子で、私が若く見えたのか(実際の年齢は教えてなかった)、同伴でカラオケボックスに入ったら、自分の財布から1000円札を抜き出し、差し出してきた。
まだ女子大生だというのに、なかなか大したものだ。
その他にも、自分で池袋サンシャインの水族館の入場券を用意し、同伴で一席に観にいったり、私の誕生日に同伴した時には、プレゼントをもらった上に食事までご馳走になってしまった。
今にして思えば、ここまでしてくれるのだからモノにすることは割りと高単だったのかもしれないが、キャバクラ遊びの体験が乏しくアヤメの優柔不断な性格を掴み切れず、モタモタしているうちにアヤメは退店してしまった。
こういったタイプの女の子は、キャバクラでのバイトはお金のためというより、社会人と知り合うキッカケを求めているのかもしれない。
もし、この類いの女の子と巡り会ったら、モノにできる確率は高く、早い者勝の争奪戦になると考えられるので、ジックリ構えず早めに手を打ったほうがいいと思う。