前提条件としてオンナの特性を知ろう

キミは、キャバクラ嬢だから簡単にデキル!
と考えているのか。

キャバクラで知り合った女のコとシタイと思っているのか。
このふたつの考え方には、天地ほどの差がある。
前者の考え方の人は、ほとんど上手くいかないだろう。

キャバクラ嬢=ヤリ◯ン的な考え方をしていては、絶対的に失敗する。

ここはまず、ホンネを殺してタテマエを優先させよう。
たまたま気に入った、好きになったコがキャバクラ嬢だった、と。
そうすることで、キャバクラ嬢という職業(?)の、普通の女のコの特性が見えてくるはずだ。
つまり、前提条件としてオンナの特性を知り、その対処法を見つけることがクドキにつながると考えたい。
特性1.オンナは第一印象主義だ。
どんな女性でも子供の頃から

「いつかは、こんな男と結婚して子供を産んで…」
という理想の姿を思い描いている。
つまり、オンナは母性本能という、男にはない特殊な本能で日常的に、しかも無意識に自分とその相手との関係をシミュレーションしている。

だからこそ、男は第一印象をよくしなければならない。
はじめにイヤだと感じた男は、ずっと嫌われる傾向にある。

デキルかデキないかは、第一印象で決まると心得ておこう。
特性2.オンナは約束を強要する。

「愛しているよ」という言葉を求めたがるのはオンナの特性だ。
ちょっと付き合っただけなのに

「今度はいつ会える」
と約束を求めるのも、

「前に、食事に連れてってくれるって言ったでしょ」
と口約束の実行を求めるのもオンナだ。

オンナは男以上に、日常の約束を重要視する。
つまり、女性は気を許した男に約束を求めるのだ。
逆に言えば、何かの約束を求められたときから、OKのサインが出ているということだ。
特性3.オンナは比べ見栄をはる。

隣の芝生を気にするのもオンナだ。
オンナは見栄をはる。
だからこそ、ブランド志向だし、いい男にこだわる。
国産のファミリーカーよりも外車の助手席が好きなのも、金持ちや高学歴な男を選びたがるのも、すべては見栄が影響している。

逆手に取れば、プライドさえ満足させれば、オンナは落ちると考えていい。
特性4.オンナは特殊に憧れる。

オンナは、ディレクターやカメラマンといった肩書きに弱い。
男の職業が特殊な才能が要求されるものに憧れる。
それは自分がその男の子供をもったら…という無意識なイメージに左右されるからだ。
つまり、ちょっとした演出で才能を見せつければ、オンナは簡単に憧れてくれる。

サラリーマンでも、自分の業務が特殊な才能を要求されることを訴えれば、同じ現象にもなるということだ。
特性5.オンナは小さな幸せを求める。

男は子供の頃から大きな存在に憧れる。
しかし、女性で子供の頃から総理大臣になりたいという夢を語ることはない。
また、玉の輿に乗ることが大変であることを知っている。

はじめから会社の社長夫人をイメージしている女性はいないはずだ。
つまり、オンナは自分のスケールにあう小さな幸せで満足できるのだ。
だからこそ、一流大学を出ていなくても、一流企業でなくても自信をもってこう言おう。

「キミといるときが幸せなんだ」
と。
クサい言葉で十分なのだ。
特性6.オンナはおだてに弱い。

なぜ、オンナは化粧をするのだろう。
それは、つねに誰かと自分を比較して、より目立つ存在としていたいから。
身だしなみという言葉は、タテマエなのだ。

つまり、オンナはキレイとほめられたがっている。
キレイは、誰とも比較しなくてもいい言葉だ。
男にとって都合がいい。

「今日のキミはキレイだね」
「今日の洋服は似合ってるね」
「髪型が素敵だね」
この程度のホメ言葉やおだてが言えなくては、オンナはクドけない。
特性7.オンナはケチだが浪費する。

女性は日常の買い物ではケチである。
スーパーでは1円単位を気にする。
しかし、ときとしてブランド物をド~ンと買ったりもする。

オンナはケチなくせに浪費家なのだ。
しかも、時間で消えていく物よりも残る物をほしがる。
だから、素敵な食事に連れて行くよりも、後に残る物や使えるものをプレゼントしよう。
自分のお金では買いたくないけれど、ちょっとほしい物を贈るだけでケチな浪費家は満足する。
特性8.オンナはあきっぽい。

男は物に対して執着をもつ。
コレクターに男が多いのはそのためだ。

逆に、オンナは熱しやすく冷めやすい。
トレンドが変化するにも、流行品がつねに変わるのも、この女性のあきっぽい性格が市場を作っているからだ。

だからこそ、デートのコースも変化をつけて。
彼女にかける言葉にも、変化をつけて対応したい。
さらに、彼氏がいる女のコにも気にせずに声をかけてみるべきだ。

オンナはいまの彼にあきているかもしれない。
特性9.オンナは小さな声に弱い。

女性にもてる象徴的な言葉に、優男というのがある。
こうした男は肉体的では決してない。
むしろ、どこかにひ弱さを秘めている。

こうした男の声もけっして大きくない。
むしろ小さいほうだ。
この小さな声は、ふたりだけの間でしか会話がされていないことをオンナにイメージさせる。

「いま話しているのは、キミだけだよ」
というサインなのだ。
ガヤガヤとしたテーブルで、女のコの耳元でささやいてみる。

秘密を共有したような気にさせることだ。
特性10.オンナは、そのうちNOが言えなくなる。

たとえ、相手のことを気に入っていても、オンナは、はじめからYESとは言わない。
まずは拒んでみせるのだ。
まして、知り合って間もなければ、なおさらだ。

はじめは「冗談でしょ」と相手にしないだろう。

二度目は「ダメよ」。

三度目は「エット」と考え込む。

そして、しまいにはNOと言えなくなる。
すべては、誘う場所とタイミング、そして告白するインターバルが重要だ。

くじけずに、何度でもトライすることだ。