出会いは意外と少ないものだ。
学生のときは学校とバイトだけの狭い社会で生活をしているので、周りにはいつも決まった女のコしかいない。
また、社会人になると学生のときより合コンの回数が減るし、同僚に女のコを紹介してもらうのもわずらわしい。
でも、同じ環境にいる仲間にもてる奴がいる。
決してカッコいいわけでも、お金を持ってるわけでもない。
では、なぜもてるのか?
それは、彼らが出会いを見つけることが上手で、女のコに常にポジティブに接しているからだ。
たとえば、道に迷ったとき、好みの女のコに行き先を訪ねたことはあるだろうか?
居酒屋でとなりの席に座っている女のコに話しかけたことがあるだろうか ?
雨宿りをしている女のコに傘を貸して上げたことがあるだろうか ?
出会いはこんな身近なところにあるのだ。
たとえ、男がナンパしただけだったとしても、女のコには運命的な出会いと感じるかもしれない。
女のコも彼氏がいなかったり、ひとり暮らしだったりすれば寂しいもの。
誰かが声をかけてくれるのを待っているのだ。
だから、上手に誘ってあげれば、女のコも自然に応じてくれるはずだ。
今や女のコとはスマホで出会うのが当然の時代。
これからはネットで出会ったカップルも当たり前になるだろう。
OLをゲットするにはランチ合コンだ
ギャルやキャバクラ嬢を皮切りとして、特殊な人が、世間では盛り上がっているように思えるが、OLやサラリーマンの出会いはなにが旬なのだろうか。
以前のように連日連夜、浴びるほどの酒を飲み、アルコールの勢いに任せて「イッキイッキ!」と連呼するような派手なコンパは行われなくなった。
これは、世相も反映している。
同僚がリストラされたり、給料が下がったりしているときに、バカ騒ぎをする気分にはなれないのだ。
しかし、派手なコンパが少なくなった分、新たな出会いが現れた。それがランチ合コンだ。
これは、今までは飲み会になっていたコンパが、最近では一緒に「ランチ」をするのだ。
ランチタイムに行われるので、幹事は会社の同僚を誘えばいい。
飲みに行くよりも気軽なので、誘われた方もOKの返事をしやすい。
これなら、お酒が苦手な女のコでも、参加できるというメリットがある。
会話は最近の景気とか仕事の話など、まじめなことを話しながら、会食は進んでいく。
会話は和やかでも、相手を見る目は真剣そのもの。
ある意味、アルコールの勢いでなんとかなる飲み会よりもシビアなコンパだ。
つまり、お互いに相手を見つけるためだけのランチなのだ。
ランチ合コンでは、女のコのLINEをゲットできれば成功といえる。
これでランチ合コンは解散。
地味な出会いのように思えるが、ランチ合コンはここからが正念場なのだ。
OL、サラリーマンとも「今日のお礼」とかこつけて、LINEのやり取りが始まる。
営業のサラリーマンは外に出ていることが多いので、スマホは手放せない。
ナンパチャレンジ
都内の商社に勤務しているYさんは、千葉県の某駅の実家から長い通勤時間かけて通っている。
なぜ、ひとり暮らしをしないのかと尋ねると、OLをゲットするためだとか。
ここでのポイントは、都内に通えるほどの遠さで、駅前には繁華街があるような駅。
物色する時間は、19時ごろがベスト。
なぜかというと、この時間に都心に勤めているOLが帰宅するからだ。
たとえば、同じ時間に渋谷や新宿のような、大きなターミナル駅で0Lに声をかけてみると、タイプの男であったとしても、ノリが悪いことが多い。
それは、今から電車に乗って家に帰らなくちゃいけないので、だるく思ってしまうためだ。
だから、女のコが住んでいるローカルな駅前なら、あとは歩いて家に帰るだけだから、お茶とか飲みに誘えば、OKしてくれる場合が多い。
また、ひとり暮らしの女のコなら、仕事のトラブルで落ち込んでいたり、寂しいこともあるので、誰かに話を聞いてほしいこともある。
しかも、住んでいる地域が近ければ、地元ネタで盛り上がることができるので、話題に困ることもない。
タ方ごろ、ローカルだけど繁華街のある駅前で、仕事帰りのOLに声をかけてみれば、ひとり暮らしのコをゲットできるかもしれないので、チャレンジしてみよう。
理想の彼女をゲットしてからは、すっかり彼女一筋になってしまった。
H氏はフットワークの軽い「出会い」の達人。
愛車は赤いスポーツカーで、趣味はストリートナンパといった派手なタイプ。
しかし、理想の彼女をゲットしてからは、すっかり彼女一筋になってしまった。
彼のような派手な人が変わってしまうほど、好きな彼女を見つけるには、どうしたらいいのだろうか。
彼には女の関係が派手な友達が多い。
そして、友達が女のコをゲットすると、わざわざ報告の電話がかかってきたという。
そのため、いろんなナンパ体験談や恋愛話などをイヤというほど、聞かされていたとか。
「出会い系サイトの女のコと駅前で待ち合わせてさ。居酒屋に行ったら盛り上がっちゃったから、ホテルまで行ったんだよ。エッチしたあと、高校生だってわかったときは、ちょっと焦ったね。だって、俺、もう30じゃん」
といったショッキングな話のものまであるという。
しかし、おかげで女のコのゲット率の高い出会い系サイトやクラブなど、いろいろなナンパスポットの情報やナンパのテクニックを覚えたという。
しかも、友達の恋愛話を聞いているうちに、自分の理想的な恋愛の形が見えてきたとか。
だから、現在の彼女とはラブラブ状態で、お互いに浮気の心配もないという。
彼のように、友達の恋愛話を煙たがらずに聞いて、出会いのアンテナを広げておけば、理想の彼女をゲットすることができるかも。