再現! メール交換の実際
step1「まずは彼女の趣味・興味」でのポイント
出会い系サイトでファースト・メールに対しての返事がきたら、いよいよメール交換が始まるのだが、ここで怖いのが「自然消滅」。
話題をどんどん展開しながら、なんとか彼女の信頼を勝ち取っていかなければならないのだ。
特にメール交換の前半の段階では、1回1回のメールで、何とか話を盛り上げようと気を使うことになる。
彼女の気持ちも揺れ動いているだけになかなか神経を使う局面だ。
そこで、ここでは「5stepレベルアップ法」のstep1「まずは彼女の趣味・興味」にあたる段階でのメール文を検討してみよう。
このstep1の段階での最重要ポイントは、なんといっても彼女の趣味・興味を聞き出すこと。
これがわからないことには、今後のメール交換の方針も立たないのだ。
メール交換が盛り上がらないことには、対面デートなどはとても期待できないのだから、何としても彼女の趣味・興味は知っておかないといけない。
しかし、そうはいっても、あまりしつこく聞こうとすれば、彼女の方では警戒心が先に立ってしまうもの。
自然に彼女の方から話せるような雰囲気作りが、メール文作りのコツとなる。
まずはシチュエーションの紹介ということで、28歳OLのSAORIから届いた最初の返信メールから。
昨夜はメールどうもありがとうございました。
あそこの掲示板に出したら80通以上もきちゃって、ほんとにもうビックリ
変なメールも多かったんですけど、◯◯さんのメールは、ちゃんと書いてあったのでSAORIもちゃんとお返事書きますねー。
◯◯さんは出版社に勤務だそうですけど、編集者ってかっこいいですね!
(あれ? ヘンシュウシャで変換したら偏執者だって……爆)
でも男性誌の担当だったらもしかすると・・・・・ウソウソ
SAORIの会社はお薬とか健康食品とか作っているんですけど、お茶くみとコピー取りばっかりの毎日で…
退屈なお仕事と、セクハラ上司のなかで、毎日元気にガンバっていまーす‼
SAORIも実家は茨城県なんですけど、去年から東京で一人+一匹暮らしです。
ちなみに一匹の方はオ・ト・コ
なーんて、本当はシーズーのペロちゃんでーす。
ということで、またメールくださいね。
楽しみに待ってまーす。
ではでは!
SAORI
ちょっと脳天気なSAORIちゃんではあるが、こんな感じの返信も多い。
「ファースト・メール書くのに1時間もかかったのに。もっとちゃんとしたメール頼むよ!」などと文句を言ってはいけない。
このくらい書いてあればよい方なのだ。
さて、この返信に対して、あなたはどのような返事を書いたらよいのだろうか。
基本的な考え方は、彼女の返信の内容関連プラス、彼女に対する 質問と思って欲しい。
話の展開の仕方は色々あるのだが、ここでは比較的オーソドックスな例を紹介しよう。
メールどうもありがとう!
そうですか、80通以上もメールきていたのですか!
すごいですねえ。本当にビックリです。
でもなおさら、SAORIさんからお返事をもらえて嬉しいです。
今帰宅したところですが、今日も仕事の方は結構しんどかったです。
編集者(偏執者じゃないですよー)というと、かっこよく聞こえるかもしれないですが、実際の仕事内容はぱっとしないところも多いですよ。
ちなみに担当は男性誌ではなくて単行本です。
今日も作家のJ先生とお会いしたのですが、この先生がまた原稿遅くて(泣)
でも、単行本の出版で自分の企画が通ったときなどは楽しいなと思うことも多いですね。
何しろ自分で「こんな本を読みたいな」っていうのを実現できてしまうのですから。
もしSAORIさんが編集者だったとしたら、どんな本を作ってみたいですか?
うーん、興味あるなあ。
場合によっては検討しちゃいますよ。
SAORIさんのメールを読んでいて感じたんですが、多分SAORIさんは職場の花なんじゃないかなって。
セクハラ上司には困ったものですが、職場のみんなから可愛がられているようなタイプじゃないでしょうか?
うちにはお局様しかいないので、男性社員一同で、ブーブー言ってますよ。
僕なんか「ちょっと、あんた」って呼ばれるんですよ。
信じられます?
でも「はい!」って明るく答えてしまう悲しい現実.……ペロちゃんは隣で元気にしていますか?
シーズーはムクムクしていて可愛いですよね。
家では、姉の好みでパピヨンを飼っているけど僕としてはシーズーの方がいいなあ。
しかもうちのパピヨンは、すごく太ってしまって…
食事のときにすり寄ってくるので、ついついおかずをあげちゃっていたんですよね。
初めて見る人に、「こいつはパピヨンって種類なんだ」
って紹介すると、100%吹き出されてしまいます。
ちなみに、名前も笑われそうなものなので、とりあえずは秘密ということで。
ところでSAORIさんの趣味って何ですか?
仕事柄、割合あれこれ興味を示す方なので、特殊な趣味でなければ、大体わかると思います。
たまには違った話題も楽しいですし、よかったらちょっとだけ教えて下さいね。
それでは、またお返事を楽しみにしています。
ペロちゃんにもよろしく。
◯◯
ここでは少々長めのものを紹介させてもらった。
しかし、セカンド・メール以降はあまり長いと彼女に返事を書くときの負担感を与えてしまうので、せいぜい40行以内に収めたいところだ。
だからこのくらいが上限だと思って読んで欲しい。
さて、このメール文で注目して欲しいのは次の部分だ。
「もしSAORIさんが編集者だったとしたら、どんな本を作ってみたいですか? うーん、興味あるなあ。場合によっては検討しちゃいますよ」
「セクハラ上司には困ったものですが、職場のみんなから可愛がられているようなタイプじゃないでしょうか?」
「ちなみに、名前も笑われそうなものなので、とりあえずは秘密ということで」
「ところでSAORIさんの趣味って何ですか?仕事柄、割合あれこれ興味を示す方なので、特殊な趣味でなければ、大体わかると思います。たまには違った話題も楽しいですし、よかったらちょっとだけ教えて下さいね」
この4カ所は、全て次回以降のメールに対する布石なのがおわかりいただけるだろうか。
このように、彼女に対する質問や、ちょっとした秘密の部分を作ることによって、彼女に返事のメールを書く材料を提供してあげているのだ。
彼女としては、「何を書いたらいいのかわからない」という状況だと、どうしても返信を書くのがおっくうになってしまう。
そこで、彼女が返事を書きやすいメールを送るような気配りが必要になってくるのだ。
このテクニックは、彼女の趣味・興味を教えてもらうと同時に、彼女に返事の書きやすい材料を提供するといった、一石二鳥のもの。
メール交換を進展させる上で、必ず必要な場面が出てくるので、ぜひマスターしておいてもらいたい。
最後に、返信メール文の引用について
メールで返事を書くときの引用についてだが、出会い系サイトでは出来るだけ避けた方がよいと思う。
なぜかというと、引用を使ったメールはどうしても手抜きの印象を与えてしまうからだ。
確かにこの引用は、便利でわかりやすいのだが、これを多用してしまうとマイナスイメージは避けられない。
ここは出来るだけコピー&ペーストを避けて、自分で文章を組んでいってもらいたいと思う。
step2「いい人モードで盛り上げよう」でのポイント
メール交換も軌道に乗って、彼女もプライベートなことを気楽に話してくれるようになってきたら、いよいよライントークへのお誘いの準備が整ったとみることができる。
それまでの辛抱がこのstep2の段階だ。
この段階では、日常的な話題だけでなく、彼女のちょっとした相談ごとにもあずかれるようになることが目的。
彼女がメールの中で書いてきた「ささいな問題点」は、うっかり見落とさないようにして欲しい。
この問題点について、あなたが親身にアドバイスを送ってあげれば、彼女のあなたに対する見方は変わってくるものだ。
このチャンスを逃してしまうと、いつまで経っても次の段階には入れずに、「自然消滅」に向かってしまうのだ。
ここでは、某生け花教室で他の生徒から妬みを受けている女性へのアドバイスを、この段階でのメール文例としてご紹介しよう。
たとえ、男性にとってはつまらない悩みであっても、彼女の立場・気持ちに立って一生懸命アドバイスしているところを読みとっていただきたい。
モモちゃん、仕事の方はどうでした?
しっかし、今日も暑かったなあ。
営業の仕事だと、エアコンのある所とない所を何度も出たり入ったりで、調子が狂いそう。
おまけに、訪問先ごとに出る飲み物も断れないし…..
いまシャワーを浴びて、ほっと一息です。
でも、もう1時過ぎてるぞー
メールの方も、明日は週末なので、返事は明晩でいいかなとか思ったけど、モモちゃんのメール、今夜はちょっと深刻な感じなのでともかく返事を先に書いちゃいますね。
でもって、生け花教室の話・・・・僕も、**流の若手展示会は見たことあるけど、古流とは違った独特な感じでびっくりしたのを覚えているなあ。
確か玉川高島屋だったと思う。
生け花っていうよりは、モニュメントに近いような作品も多くて、僕なんかにはちょっとわからない部分も…..
でもモモちゃんが教室に通っているというので、この前、オフィスの近くにある三省堂で写真集見てきたんだ。
写真集を見て驚いたのは、意外に男性が多いことと、女性の方は高齢者が多かったこと。
なんだか、見栄や妬みといった人間関係の難しい面が**流の教室にもあるのかななんて思ったり。
でもまあ、考え過ぎかななんて。
今夜のモモちゃんのメールにあった * * * さんのことだけど、あまり深刻に考えない方がいいんじゃないかなあ。
モモちゃんが早く上級師範の免状をもらえたから、きっと妬みというか、面白くないんだと思う。
別にモモちゃんが悪いわけじゃないんだから、「こういう人もいるんだなあ」ってさらっと聞き流していればいいんじゃないかと思うなあ。
この前送ってもらった写真で見ても、ああ言えば、こう言うって感じのおばさんだし。
どこの世界にも、こういうのはいるんだから、いちいち相手にしていたら疲れちゃうぞ。
来月にはクラスが変わるんだし、しばらくは我慢して聞き流していればいいさ。
モモちゃんは何と言っても明るいのが一番!
あらら、もう1時近いなあ。
僕って、10考えて1書くってペースだからちょっと長めのメールになると、すぐ2時間(汗汗)
ではでは、おやすみなさーい!
◯◯
相談事に対するアドバイスのコツは、彼女の味方として、彼女のためになるように一生懸命考えているといった姿勢。
アドバイスの内容そのものは、たとえベストのものでなくても、彼女はそういった姿勢を喜んでくれるのだ。
だから、必要以上に考えすぎずに、相談ごとにはどんどん答えていってあげよう。
この場合は、多少長めのメールであってもかまわない。
普段のメールの1.5倍くらいの長さで書き上げてあると、真剣にアドバイスを考えているという気持ちが伝わりやすいものだ。
step3「ライントークでエッチジョーク」のポイント
一度ライントークに引っぱり出すことに成功すれば、後はライントークがメインで、メールはサブといった関係になる。
この段階では、もはや話題に困るといったことはないと思う。
念のため「ライントークのお誘いメール」について例を載せておこうと思う。
さっそくアクセスしてみたけど、思ったよりグッド!
やっぱりあったんだなあ。
コンサート情報も申し分ないし、新曲情報も早そうだし、これからちょくちょく見ることになりそう。
本当にありがとう。
それで、話は少し飛ぶけど、実は米津玄師関係のマル秘ネタが入ったんだ。
それも「確かなスジ」ってやつから。
来週発売の週刊誌に出るかもしれないって。
どう? 面白そうでしょう。それで、もし都合がつくようなら、明日でもラインでそのことを話せないかなって。
何しろマル秘もんなんで(笑)
夜10時ころだったら快適に使えるとこがあるから一応ラインID書いておくね。
10分くらい待ってて来なかったら、都合が悪いんだと思ってあきらめるから。
でも、ドキドキしながら待っているからできたら顔出して下さいませ(お願いモード)
ではでは、明晩ラインにて!
ライントークに誘うときの理由は、あまり細々と書かないのがポイント。
もちろん、二人の共通の趣味・興味がネタになる。
この頃になると、お互いの性格についても、ある程度はわかっているのだから、多少の強引さは受け入れてもらえるものだ。
メールフレンドからライン友だちの関係に移るのは一つの節目。
このような節目では、変に遠慮することなしに、きちんとリードを取ってあげるくらいでちょうどよい。
ラインID交換の中で雰囲気読みをした上で、「そろそろ、ラインの話しをしても大丈夫かな?」と感じたときが誘いどきだ。
再現! ライントークのおすすめ話法
ラインでのエッチジョークの会話実例
ラインも最近では重要なネットナンパの舞台。
毎日何万人者もがアクセスし、毎晩たくさんのカップルを生み出している。
ここでは、そんなラインでの、会話実例を掲載してみた。
ラインの雰囲気や、彼女へのアプローチ法といったものを知っていただけたらと思う。
誰からも邪魔されないのがライン。
リアルタイムのネットナンパ派には、もってこいだ。
ここの魅力は、なんと言っても、速攻が決まれば即日デートが実現してしまうといった可能性すら持っていること。
メール交換で何日も時間をかけるのは性に合っないといった者にはお勧めだ。
ということで、これから後の会話は教育上よろしくないので割愛。
でも二人きりになったときの独特の雰囲気といったものは、おわかりいただけたと思う。
誰にも見られていないところでは、女性も時に大化けすることを知っておくと、思わぬチャンスに出会うことがあるものだ。
これだからネットナンパは病みつきになるのだろう。