モテる男は何を話している?女を魅了し、すぐに使える会話例集

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「YES話法」で女性を誘導するのは

 

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「YES話法」とは「営業セールスの世界」で開発されたテクニックで、心理学を応用したきわめて強力な誘導術だ。

と、このように説明すると、何か「マインドコントロール」のような印象を受けるかもしれないが、それもあながち間違いではない。

そもそも「会話術」とは、自分のよさを効果的に伝えて相手の気持ちをコントロールする方法にほかならないので、基本的にはマインドコントロールと同じと考えることができる。

あなたは、自分をモテる男性として女性にアピールし、女性の心をあなたのほうへ向けるようにコントロールしなければならない。

ただ単に、何の効果も意識せず、自分の話したいように話しているだけなら、それは「無意味な会話」となってしまう。

恋愛においては、女性があなたに好意を得るように話し、あなたの誘いに「YES」と答えるように仕向けなければならない。

そのためにも、「モテるための意味のある会話」のひとつである「YES話法」を身につける必要があるのだ。

 

「YES話法」の要点は、女性のリアクションをコントロールすることにある。

まずは例文を提示しよう。

 

ある暑い日の会話。

男性「今日は、すごく暑いねぇ~」
女性「そうだね(YES)」

 

男性「こう暑いと、喉が渇いてしかたがないよね」
女性「うん、渇いた渇いた(YES)」

 

男性「何か、冷たいものが飲みたくなるね」
女性「飲みたいね(YES)」

 

男性「じゃ、ちょっとそこでお茶していこうか!」
女性「え、う、うう~ん、いいよ。じゃ、一杯だけ(YES)」

 

男性の思惑としては、「何としても女性を静かな落ち着いた空間に連れ込みたい」という思いがあったのがおわかりいただけるだろう。

しかし、いきなり切り出しても、まだそれほど深く関係性を築いていない状態では、はぐらかされる危険性もあった。

そこで、男性が活用したのが「YES話法」である。

簡単にいえば、これは「YESとしか答えようのない質問」を布石として繰り返し、最終的に本命の問いかけにも「YES」と答えさせるという手法である。

たしかに「冷たいものが飲みたくなるね」までは、あきらかに「YES」としか答えられない質問だ。

暑い日なのだから、暑いに決まっている。

暑ければ誰だって喉が渇く。

渇けば冷たい飲み物が飲みたくなるだろう。

ところが、最後の質問に関してだけは、どんな女性もが「YES」と答えるとは限らない。

女性「そんなに喉も渇いてないし、今はいらないかな(NO)」

このような答えも十分に予測される。

しかし、この例文のように、女性に「YES」を積み重ねさせた上で問いかけると、女性は心理的に「YES」と言いやすい心境になってしまう。

これは、女性がそれまで「YES」「YES」「YES」と言ってきた自分の肯定的な発言を、維持して続けようとする心理が働いているからだ。

 

 

人間は、一度ある決定を下すとそれを「変えようとせず」「やり続け」「一貫性を保とう」とする。

 

これは生物学上、自分の身の安全を保つために、DNAの中に遺伝子レベルで刻み込まれた法則で、人間なら誰しも持っている。

つまり、「今までと同じことをしていることが安全」であり、「現状を変えることが危険」と感じる気持ちなのだ。

 

たとえば、アフリカの草原。

ライオンの比較的少ない地帯で群れの中で暮らす5歳になるシマウマは、現状を守ろうとする。

現状を変えるため、いきなり群れから外れて、ライオンの多い地帯に飛び込んで1匹で暮らすことは、生物学上ありえない。

たしかに、ライオンの多い地帯のほうが餌となる「牧草」が豊富かもしれないが、生存本能上、さらにはDNA上、生物はそうしないようになっている。

そして、これは人間にも当てはまることなのだ。

生物は、一度行なったことや、一度口に出した発言を、「変えることに対して恐怖感」を覚えるのだ。

 

 

たとえば次のような事例を考えてみてほしい。

 

・朝、起きるのが遅い人が、早起きに変える。
・食事を、和風から洋風に変える。
・通勤経路を変える。
・仕事の部署を変える。
・夜のお風呂を、朝のお風呂に変える。
・お酒を飲む人から、お酒を飲まない人に変える。
・ベッドからフトンに変える。
・喫煙者から禁煙者に変わる。
・今の彼女と別れて、新しい彼女に変える。
・住むところを変える。
・会社を変える。

 

.……どうだろうか?

自分の状況に当てはめて考えてみても、「変えることに対して恐怖感」を覚えることが多いのではないだろうか。

そして反対に、現状を続けていくことに対して「快感」を覚えることが多いのではないだろうか。

「現状維持を望む行動」は、自分の身の安全を保つため、誰しもが行なっていることであり、とくに、保守的な「女性」には顕著にあらわれるのだ。

 

先ほどの「会話例」に話を戻そう。

最後に「NO」と答えてしまうと、自分がそれまで積み上げてきた「YES」を否定してしまうことになる。

人間の心理は、「変わること」に対して恐怖感を覚えるので、たとえそれほど「お茶をしたい」と思っていなくても、「YES」と答えてしまう心理が働くのだ。

「YES話法」は、単純でありながら、非常に強力な心理誘導のテクニックであり、今現在も、セールスの現場で活用されている。

 

また、「YES」を繰り返させることにより、相手との心理的距離を縮める効果も期待できる。

たわいのない内容でも、「互いに互いを肯定する」という行為を繰り返していると、しだいに「私はこの人と気が合うのかもしれない」と、女性は勘違いを起こす。

「暑いね」と聞かれて、暑いのだから「そうだね」と答える。

こんな単純なやりとりですら、人間の深層心理は錯覚していくものなのだ。

 

女性への問いかけは、可能なかぎり「YESと答えやすいものにする」ことが、モテる男の会話術には求められる。

「人間は「肯定」を求める存在であるため、「他人を肯定するスタンス」を保つことは、女性にモテるだけでなく、さまざまな人との人間関係を良好にする大切な要素といえるだろう。

ぜひとも、「他人を肯定するスタンス」を身につけてほしい。

「否定」からは何も生まれないのだ。

 

 

モテる男はときには応酬話法で強引に迫る

 

相手の「NO」を論理的に操作して、自分の思いどおりにコントロールするのが「応酬話法」だ。

ここぞというときに効果を発揮するこの話法は、「YES話法」が深層心理の錯覚や拘束力を利用した手法であるのに対して、理詰めで切り返す、多少強引な手法である。

たとえば、ナンパした女性を、お茶に誘って断られた場合。

 

 

女性「ごめんなさい。これから新宿に行かなくちゃいけないの」
男性「あ、そうなんだ。オレもこのあと、新宿に行く用事があるんだよね!」

 

女性「え、いえ、人に会わなくちゃいけないから」
男性「じゃあ、その人との用事が終わったあとで会おうよ。6時ごろには終わるかな?」

 

女性「今日は遅くまで約束があるから、そのまま帰らなくっちゃ」
男性「残念だなぁ、それじゃ、日をあらためて遊ぼう! 連絡先を教えてよ」

 

いかがだろうか。

たたみかけるようなこのやりとりと同じ感覚を、どこかで味わったことはないだろうか?

そう、決して引き下がらないキャッチセールスや、訪問販売のセールスパーソンが使っているのが、この「応酬話法」なのだ。

 

応酬話法は、相手の逃げ道をひとつずつ論理的にコントロールしていく。

される側からすると、少し強引とも思われる手法だ。

本当にここぞというときや、どうしても「ここが押しどころだ」というときにだけ使うようにしなければ、我の強い、無遠慮な人として認識されてしまうので注意が必要だ。

また、頭の回転の速い人は、とくに「応酬話法」を意識していなくても、会話の流れが「応酬話法」になっているケースがままある。

見習うのであれば、この「頭の回転の速い人が自然にできている応酬話法」のケースであろう。

 

あたかも、キャッチセールスの人がやるように、あまりにも「営業チック」なテイストを出してしまっては、それこそ女性に引かれてしまう。

あくまでも「ナチュラルに」「軽く」「まるで今、思いついたかのように」女性のリアクションに対して自然に「応酬話法」ができるようにならなければ、女性に警戒心を抱かせるばかりである。

 

だからこそ「応酬話法」は、女性のリアクションを確認しながら行ない、「さすがにこの女性はダメだな」と思ったら、素直にあきらめてほしい。

正しいあきらめどきを意識していないと、ただ相手に恐怖感を植えつけてしまうばかりで、意味がなくなってしまう。

また、ここで、「女性がよく使う断り文句」に対する「応酬話法」をいくつか列挙する。

女性が使う「断り文句」の種類はそんなに多いわけではないので、覚えておいて、とっさのときにナチュラルに反応できるようにしておこう。

 

 

・女性「もう、帰るの」
・男性「シンデレラの門限は2時だよ。早すぎだよ。シンデレラレない」

 

・女性「これから洋服を買いに行くの」
・男性「悪いな、俺のためにきれいになってもらって」

 

・女性「これからバーゲンなの」
・男性「靴のバーゲンしていたよ。10%オフ。片方しかないけど」

 

・女性「これからバイトなの」
・男性「キミと一緒に働きたい!できることなら僕が代わってあげたい。働きすぎはよくないよ。美人薄命っていうから…」

 

・女性「急いでいるの」
・男性「大変だね。オンプしてあげてもいいよ。人間タクシーって言われているんだ」

 

・女性「ナンパなの?」
・男性「ナンパじゃないけど、タイプだったんでお茶してほしいんだ。5万回くらい」

 

 

5秒、10秒、30秒の法則

 

今まで接点のなかった女性にはじめて話しかけるとき、好感を持って迎えられるにはいくつかのルールがある。

表情やルックスなど、外見的な要因もそうであるが、とくに大切なのが「話の長さ」である。

どんなに面白い話でも、聞いてもらえなくては意味がない。

たとえば、初対面の人からいきなり15分にもわたる話を聞かされたとしよう。

たとえ最後の最後に計算され尽くした笑いのツボがあるとしても、誰が黙って聞いていてくれるだろう?

あなたの話が最後まで聞くに値することを、初対面のその女性は知らないのだ。

「この人はペラペラといつまでも、自分の話をしているわ。いつになったら終わるのかしら?」

このような疑問を感じながら、時間を無為に過ごしているはずだ。

女性が「いつになったら終わるのかしら?」と感じ始めるより前に、きちんと「笑いどころ」なり、「話の要点」なりを伝えなければならない。

そのためには、コンパクトなネタの選別が必要になる。

 

まだ初対面の状態であるのなら、はじめは「5秒」とか、短いセンテンスで興味を持ってもらえる話題を振るべきだ。

 

「そういえば、こないだ友だちと関西のほうに遊びに行ったときに、ひさしぶりの大阪の街だから2人でフラフラ散策していたんだ。1時間も歩いたかなぁ~、だんだん喉が渇いちゃってね、目についた喫茶店に飛び込んだんだけど、そこのメニューがスゴくてさ! ・パーティーメニューなのか知らないけど、高さ10センチのパフェとか、金魚鉢に入ったオレンジジュースとか、洗面器に入ったアイスとか、もおー巨大なデザートが10種類くらい。2人だったけど無理して頼んで、思わず写真撮っちゃったよ。見る?」

 

「この間、高さ10センチのパフェってのを見たよ。スマホで写真を撮ってあるんだけど、見る?」

 

前者は、ある程度仲がよく、親しい間柄でしか通用しない話しかただ。

肝心の部分にいたるまでが長く、興味を引く部分が前半にない。

対して後者は、話し始めてすぐに「高さ10センチのパフェ」という、相手の興味を引く単語が入っており、すんなりと話題に入っていけるのだ。

 

こうした短くて、興味深いネタで女性の興味を引きつけたうえでしか、長いネタを話してはいけない。

話の面白さが伝わらないうちに「相手は興味を失って退屈してしまう」し、その後の展開も期待できない。

もし、これがナンパだとしたら、確実にスタスタと通り過ぎられてしまう。

 

話が上手な人はこの点を熟知していて、コンパクトにまとめている。

たとえ長い話をする場合でも、必ず一定区間ごとに興味を引けるように、「小さなオチ」や「笑いどころ」を用意しているものだ。

「お笑いのコント」だって必ずそうなっている。

最初は、5秒程度でオチがくるネタを用意して小刻みに笑わせておいて、だんだんと10秒ネタ、30秒ネタ、1分ネタ、と長いネタにしていくだろう。

登場して最初の話題から、オチがくるまでに1分も2分もかかるネタはやらないはずだ。

 

女性に対しても、同じなのである。

「なるべく早く女性を笑わせること」が大切であり、そこから徐々に、こちらが思っている方向へ誘導していくのだ。

 

コミュニケーションに熟練すると、用意したネタでなくても自然とできてくるようになるのだが、これからトークのスキルを高めていこう思うなら、これはもう練習あるのみだ。

「この話は長くなるから、場が盛り上がってから話すようにしよう」とか、あるいは「早いところで笑いどころ=ツカミを入れて、相手を飽きさせないように工夫しよう」といったことが、自然にできるまで練習するしかない。

 

■5秒の話題の例

 

「その服、似合っているね。あれ、ひょっとして深田恭子の妹さん?」
「さっきから気になっていたんで、ちょっとお話しできたらと思って」、
「ハンドバッグ素敵だね。ファスナーのところが」

 

■10秒の話題の例

 

「僕は今、バーゲンに行ってきたんだ。靴が30%オフなんで買いに来たんだ。片方しかないけど」
「さっき、見かけたんだけど、いいクルマ乗っているね。君のクルマにだったら轢かれてもいいかな」
「あれ、楽器持っているんだね。僕もひけるものがあるんだよ。上手にひける。納豆の糸だけど」

 

■30秒の話題の例

 

「僕ってこう見えても体育会系なんだ。学生時代からずっとサッカーをしていて、今も社会人のサッカークラブに所属してフォワードなんだ。今度、試合見に来てほしいな。ゴールを決めたら君の名前を叫んでいいかな?」

「自己紹介するね。僕は雑貨の販売の会社に勤めているんだ。勤務地は〇〇〇。飛び込みセールスをしているんだけど、夏場は暑いから、つい喫茶店で涼みたくなっちゃうんだよね。だから成績が振るわなくて、この前飛び込みそうになっちゃったよ。電車に」

「自己紹介するね。僕は電気工事の仕事をしているんだ。勤務地は〇〇〇。そういえばこの前、うっかり電線に触れて感電してシビレルことがあったんだ。でも今日はもっとシビれちゃったよ。君を見たから」

「道を歩いていたら「手相の勉強をしているのであなたの手相を見せてほしい」と声をかけられたんだ。だけど、僕も手相に詳しいからさ、反対に「あなたの手相も見せて」って切り返してやったんだ。そうしたらその人の手相、あんまりよくなかったんだよね。だから「こうしたら運気がよくなりますよ」ってアドバイスをしてあげたら、感謝の気持ちとしてお金もらっちゃったんだよ」

「今日ここに来るときこんなことがあったんだ。電車に乗っていたら、次の駅で乗ってきた人の前が開いていたんで「前が開いてますよ」と注意してあげたら、前のほうの車両に移動していったんだよ」

 

 

女性のリアクションを引き出す技術

 

女性から「よいリアクション」を引き出すことができる人は、顔の表情がイキイキしている。

声も大きく、自信に満ちていて、それほど面白くない話でも、その人が話すとどこか面白く聞こえてくるから不思議だ。

一方で、いくら努力してもうまくいかない人は、「表情が乏しく」「声が小さく」「自信がない」ように見える。

求めていたリアクションや反応が得られなかったとしたら、それはあなたがまだお互いの関係性を踏まえていないからかもしれない。

 

「5秒、10秒、30秒の法則」で、相手との関係性によってネタの長さを調節する必要性を説いたように、関係性によっては「答えづらい話題」や、「リアクションを取りにくい話題」がある。

 

わかりやすい例を挙げるなら、たとえば、街でナンパした縁もゆかりもない女性に、いきなり「どこに住んでるの?」なんて質問をしても、まず答えは得られないだろう。

女性からしてみれば、「そんな質問をする意図がわからない」と思うはずだ。

いきなり住んでいるところを尋ねられたりしたら不安になるだろう。

 

あなたが聞きたいことを聞くのではなく、話の流れで自然に口を突くように仕向けたり、女性の心の壁を取り払う努力をしなくてはならないのだ。

これまで何度も繰り返してきたが、すべての物事を「女性の立場」になって考えなければ、あなたが期待しているリアクションを引き出すことはできない。

自分が話すことによって、相手がどう考えるか、どう答えるか、あなたのことをどう思うか。

ひとりよがりにならないように考えるべきなのだ。

相手の答えがシンプルな「YES」か「NO」で済むような質問、できればほとんどが「YES」と相づちを打つだけでこと足りるように構成して、だんだんと会話のリズムをつくっていくのがいいだろう。

「YES話法」の効用によって、あなたと気が合うような親しみが湧いてくる。

 

そうなってから、徐々にプライベートな内容に入っていくほうがいい。

女性のリアクションを引き出す技術は、空気を読む技術と同じく、すぐには身につかないものだ。

どんなに相手の立場になって考えたつもりでも、どこか自分に都合よく考えてしまうものだからである。

 

<執筆ライター 吉田たもつ副委員長>

 

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