ラインでくどくな、ラインで近づけ

ラインでくどくな、ラインで近づけ
キャバクラにまでオタクが来るようになった。
オタクらは店ではキャバ嬢の目も、まともに見られないサエない客なのだが、いったんラインIDをゲットするとコロッと変わる。
彼ら独特の妄想のままに、ライン文でキャバ嬢たちをくどくのだ。
もちろん、キャバ嬢たちはその程度で心を動かしたりしない。
ただオタクがまた店に来ないよう祈っているだけなのである。
ところで、あなた自身のことだが、いくら文章に自信があったとしても、ラインでキャバ嬢の心を動かせると思わないほうがいい。
また、個人的なラインをまめに送るほど、うるさがられるだけである。
そういう客は多いのだ。
ラインに力があったのは、まだラインが目新しかった頃のこと。
今ではラインの文章などはチラシの文面程度の効果しかない。
だから、ラインは武器にならない。
キャバ嬢からのラインも同じ意味で内容の信頼度は薄い。
「会いたいの」とあったところで、店に行かなければならない以上、それは営業ラインなのである。
あるいはまた、大勢の客への同時送信ということも十分に考えられる。
だから「好きです」と書いてあっても意味などないのだ。
同時送信ラインでなくても、文面のすべてを信頼してはならない。
「相談したいことがあるの」とあっても、店に行かねばならないなら営業ラインである。
個人的な食事の誘いだとしても、そのあとで店に向かうならやはり営業でしかない。
だからといって、本当に個人的に会うことをあなたから要求するならば、キャバ嬢はいい返事をしないだろう。
いい返事があったとしても、当日に何か用ができてドタキャンされるのがふつうなのだ。
では、ラインはまったく使えないものか。
そんなことはない。
店内でラインすればいいのだ。
彼女が他の席に着いているときに、「やっぱり、きみが最高の女だ」と送る。
これで彼女らはきゃっと笑う。
嬉しくないわけがない。
そして再びあなたの席に着いたとき、二十分前よりも互いに近くなったような雰囲気で飲めるようになるわけだ。

■ラインを信頼するな。しかし、店内で使うと意外な効果がある

十時ころ店に行くときの心得
キャバ嬢たちは午後六時から七時頃に夕食をとる。
同伴がない場合はパスタなど軽いものが多い。
すると、十時あたりからおなかがすいてくる。
このときに何か食べさせてあげれば、彼女らはたいそう喜ぶ。
もちろん店のスナックメニューでもいいのだが、そういう物は食べ飽きている。
だから、この時間帯にあなたがケーキなどを持っていけば歓待される。
別に有名店のケーキでなくてもかまわない。
夏ならば、アイスケーキという手もある。
また、団子でも餅でもいい。
甘いもので、彼女らの空腹を落ち着かせる物は喜ばれる。
わたしはキャバ嬢たちがかなり空腹であるならば、店から宅配ピザを注文する。
このピザに飛びつかない女の子は見たことがない。

キャバ嬢に食べさせたい物。
ケーキなど甘いお菓子を持ち込めば、キャバ嬢たちのオアシス席になる。
宅配ビザは彼女らの大好物だ。
必ず数人分の量にすること。
目当てのキャバ嬢用に一人分だけでは、彼女は他の女の子の手前、遠慮して食べない。
自由に食べられる物がある席はリッチな感じをかもしだす。
自分で作った物や、箱入りの土産物はNGである。
鮨はネタの好みが各自それぞれだし、数人でなかよく食べることが難しいのでNG。

休んだり、食欲を満たしたキャバ嬢たちはふと素顔を見せることが多い。
安心感から、地をだすのである。
そのときにちょっと愚痴をもらすかもしれない。
たとえば、「あそこの席のお客さん、しつこくってさ」などというだろう。
「時給、なかなか上がんないんだよね」とか、「他の店に移ろうと思ってんの。あ、これ秘密だけどね」といったりもする。
それは、あなたと彼女らがこれまでになく接近した証拠である。

■ケーキやピザでキャバ嬢を引きつければ、心理的に接近できる

酒場で嫌われる芸やアイテム
友人同士でコンパをするときに好評だった芸やアイテムでも、キャバ嬢のいる酒場では好まれないことのほうが多い。
その理由は次の通り。

芸が嫌われるワケ
マジック・トリックがブロ顔負け → キャバ嬢を不安にさせる
さまざまな種類の占い →場の空気を一変させる可能性が高い
心理テスト → 誰でも勝手に心の中を見透かされたくはない
余興芸 → 笑いの無理強いであり、他の客にも迷惑
カラオケでアニメソングを歌う → オタクっぽいし、店の雰囲気をだめにする
パズルやクイズ→アルコールの入った頭で考えるにはめんどう

手相を見てやるというのも実は嫌われる。
彼女らは手相にそこそこ程度に興味はあるが、手相などを本気で信じているような男にあまり関心は持たないのだ。
手相などを個人的に勉強している男はださい、男っぽくない、うさんくさい、と思われるわけである。
キャバ嬢の手に触れるのに、わざわざ手相などという理由はいらないのだ。
「ねえ、ちょっと手をさわらせて」というだけでいいのだ。
しかしキャバクラでは、どこかの管理職風のオヤジがキャバ嬢の手を必要以上にべたべたとさわって手相を見ている光景をよく見かける。
そのときにキャバ嬢の視線がどこに向いているか、よく観察してみればいい。
彼女らの視線の先はオヤジの薄くなった頭やフケのついた肩先などである。
まさに鳥肌が立つほどにいやがっているのだ。
お笑い芸人のように芸で座を盛り上げるのも、結局は「おもしろい人」と評価されるだけにすぎない。
おもしろい人はセクシーな人ではない。
キャバ嬢たちが笑うからといって、それが好意の表れだと勘違いすべきではない。
笑う以外に対応の手がないから笑っている場合もかなり多いのだ。

■おもしろい人になるな、セクシーな人になれ

上手なマジックよりも、笑えるマジックを
キャバ嬢たちを喜ばせようと思ってマジックを披露する客がいる。
確かに、席に着いたキャバ嬢たちはきゃあきゃあ叫んでマジックを楽しんでくれる。
クロウトはだしのマジックであるほど、興奮度も高いものだ。
しかし、上手なマジックを披露するほど、彼女らに好かれる可能性はゼロに近くなる。
マジックはもちろん一種のだましである。
娯楽ではあるが、見る者をたぶらかす高等なテクニックであることには違いない。
そこで彼女らはマジック自体に驚きながらも、マジックの上手な男に不安と不信を強く感じるのである。
マジックだけではなく他の面においてもコロッとだまされそうな気がするからだ。
したがって、そういう男に身をまかせようという気など起こりようもないのだ。
マジックの他に、占いや心理テストのたぐいも一応は座を盛り上げる。
ただし、それらもまた単純で笑えるレベルの場合だけだ。
あまりにも的中しているような占い、心の底まで見透かしてしまうような心理テストなど、つまり、やりすぎはかえって不信感を抱かれるばかりなのだ。
客が何をしても、キャバ嬢たちは客の機嫌をそこねないように楽しむふりをしてるだけだということに気づかなければならない。
心の奥深くでは「この客、ばーか」といっているのである。
しかし、単純で笑えるマジック程度ならば強い不信を抱かれない。
ただ、そのときは必ずすぐにタネを明かさなければならない。
彼女らを不安なままにさせずに、ちゃんと安心を与えてやるのである。
安心感がなければ、オンナは防衛するだけである。
いったん防衛を始めてしまったオンナをくどくのはほとんど不可能だと知っておくべきだ。
上手なマジックよりは笑えるマジックがいい。
しかし、マジックをするよりはマジックをしないほうがいいのだ。
なぜならば、マジックをしている間はいいが、その数分が過ぎてしまえば、前よりもしらけた感じが漂ってしまうからだ。

■酒場でのマジックは、上手でも下手でもあなたの魅力とはならない

「きみ、カレシいる?」などと聞くな
ふつう、カレシがいるオンナをくどくと問題になる。
「おれの女に何してやがるっ」と、男が出てきてケンカになるわけだ。
しかし、キャバ嬢をくどいてもこういうふうにはならない。
なぜならば、水場(キャバ嬢がいる酒場)でオンナをくどくことはルール違反ではないし、そういう遊びをするために水場が存在しているからだ。
また、客にくどかれないようなキャバ嬢なんて、役目を果たしてないともいえる。
ところが、バーやキャバクラで女の子に「きみ、カレシいる?」と聞いている客がいるものだ。
カレシがいそうだと、かなり残念そうな顔になっている。
アホな男である。
水場は治外法権だということを知らないらしい。
だったら、水場で遊ぶべきではないのだ。
男女の愛の冒険の場がバーやキャバクラなのだから。
気に入ってる女の子にカレシがいそうでも、まったく気にすることはない。
知らんふりして堂々とくどき、同伴やアフターに誘えばいいのだ。
そのカレシはあなたの強敵とはならない。
なぜならば、自分の彼女を水商売で働かせるほどふがいないのだから。
したがって、あなたがいかに男として甲斐性あるか見せてやれば、彼女があなたを次のカレシにする可能性がいくらでもあるのだ。

カレシがいるキャバ嬢に使うテク
カレシがいても、あなたからのアタックの態度を変えてはならない。
むしろ、今までよりパワーを入れてアタックすべきだ。
そういう無謀さや強引さに彼女は男の強さと熱意を感じて、魅力だと思うからだ。
カレシのタイプとあなたが似ているのならば、彼女はカレシから離れないだろう。
しかし、あなたがまったく別のタイプならば、彼女の心は揺れ動き始める。
カレシがいるのに、たまにあなたと同伴の食事をしたり、映画を観に行くようになったら、彼女はあなたに傾きかけている。
たゆむことなくアタックを続けて熱意を見せれば、いずれ彼女はあなたとつきあい始めるだろう。

■カレシがいても無視しろ

たまにキャバ嬢を正面に座らせよう
バーやキャバクラではキャバ嬢が客の隣に腰かけるの一般的だ。
キャバクラの指名キャバ嬢は必ずそうである。
店でそのように決めているのだ。
そして、ヘルプのキャバ嬢は客の向かい側に座るのがふつうである。
お気に入りのキャバ嬢がすぐ隣にいるのだから、さわりたくなる。
しかし手を握る程度ならばいいが、胸や尻にさわるのは原則的に禁止である。
つまり、客は蛇の生殺し状態で酒を飲まされているというわけだ。
ところでこの席位置は、キャバ嬢をくどき落とそうと思っているあなたのような客にはかなり不利である。
というのも、横を向かなければキャバ嬢の表情が見えない、横を向いても彼女の全身が見えないからである。
これは、あなたが彼女をほめたりしても、それに対して彼女の反応がどうであるか全体像がつかみにくいということを意味している。
むしろ、彼女が正面に座っていたほうが彼女の心を読みとりやすい。
だったら、彼女を正面に座らせればいいのだ。
はっきりと、「今夜はそっちへ座ってくれないか」といえばいい。
「美しいものを鑑賞したいんだよ。きみの全身が見たい」
そうつけたせば、彼女は納得する。

「キャバ嬢を正面に座らせるメリット。
キャバ嬢の座り位置を正面にすると、彼女の新しい面が見えてくる。
同時に彼女の目にもあなたが新鮮に見える。
正面に座った彼女をじろじろと鑑賞してもかまわない。
それは視線の愛撫となる。
これはちょっとした緊張を彼女にもたらす。
かつ、新鮮な刺激も与える。
心理学では斜め横に座っている人物と親しくなりやすいというが、酒場ではこれがあてはまらない。
横に座っているときとはまるで違い、彼女の微細な反応や感情もよくわかるはずだ。

●キャバ嬢に緊張をもたらし、刺激を与えよ

下手なプレゼントはチャンスをゼロにする
きょうはキャバクラのK子ちゃんの誕生日。
だから、ヴィトンの新作バッグを買ってあげる。
そんな約束をして表参道のショップに二人で出かける。大
喜びのK子ちゃん。
こうして二人の間は急接近。
……というようなことは、絶対といっていいほどありえない。
つまり、高い物を買ってやったことで、二人の間柄が狭まったとするのは、あなたの勝手な妄想にすぎないのだ。

バッグを買ってもらったキャバ嬢の心の中
買ってくれた人に感謝して好きになる(非現実的)
高級なブランドで見栄を張れるから嬉しい(現実的)

本気でK子を落として抱きたいと思っているのなら、安くても20万円もする高額なプランドバッグなど決して買い与えてはいけないのだ。
そんなことをした瞬間、あなたは気のいい無駄使いをする男客に成り下がってしまうだけである。
高い物を買ってもらった、だから一度くらいは抱かれてもいいかも。
というふうな考え方をするオンナなど百人に一人もいない。
むしろ逆である。

バッグを買ってもらったキャバ嬢の思考パターン
「ブランドバッグを買ってもらっちゃった、ラッキー!」→「あの人はあたしを抱きたいのかもしれない」→「あたしの体は、このバッグの見返り?」→「だとしたら、あた
しはせいぜい十万円程度の女?」→「そんな安い女じゃないし、あたしは金で動く女でもないわ」→「これくらいで抱かれたら、安い女に見られるわ」→「絶対エッチなん
かしないわ」

こういうふうに、ブランドバッグを買ってあげたためにかえってチャンスがゼロになってしまうのだ。
このパターンで失敗する男はかなり多い。

■ブランドバッグを買い与えると、あなたは墓穴を掘る

プレゼントは花に限る
キャバ嬢にプレゼントを贈ることができる日は一年に何度もある。

キャバ嬢にプレゼントを贈る日

キャバ嬢の誕生日
3月3日ひな祭り
3月14日ホワイトデー
7月7日七夕
12月24日クリスマスイブ

少なくとも三回ある。
男はクリスマスイブを重視するが、オンナとしては誕生日のほうがずっと重い意味がある。
だからといって、彼女の誕生日に高価な物を贈るべきだろうか。
もちろん高価なブランド物を贈れば、それなりに喜ぶだろう。
しかし、あなたの気持ちを喜ぶわけではない。
ブランド物自体を嬉しがるだけである。
多くの男客が数万から十万円程度の物をプレゼントするのだ。
キャバ嬢たちはそのことに慣れている。
翌日に質屋に持っていって換金するオンナもいる。
では、いったい何を贈れば気を引くことができるのだろうか。
答えは簡単。
花である。
できれば、花屋ですでに用意されている花束やブーケではなく、自分でみつくろった花を束にしてつくったものがベストである。
そこにはあなたのセンスが反映され、少々不格好かもしれないが、あなたの気持ちはこめられているのである。
他の男たちは花でも高級な園などを贈ってくる。
さらに、ブランド物。
そういう贈り物の中であなたが贈った三千円の花束が高級そうに見えることはない。
しかし、逆に目立つのである。
目立つという意味で価値があるのだ。
なぜ他の男が高い物を贈るかというと、物の魅力でオンナの気を引こうとしているからだ。
キャバ嬢は男客のそういう心理はよく知っているし、自分は物でなびくような女ではないというブライドもあるものだ。
そんなオンナにちょっと不格好で小さな花束を贈る。
高級品に見慣れた彼女たちにとって、それはとてもかわいらしい宝石のように見えるのである。

■自分でみつくろった小さな花束こそ、魅力的なプレゼントになる

高価なプレゼントを受け取らないオンナ

景品卸業をしていた30代のあるサラリーマン。
会員制のバーのバイト嬢、T美にビニール袋いっぱいに詰めたキャンデーを持ってきた。
パチンコでとったのだという。
その夜、T美はキャンデーの中に指輪があるのに気づいた。
ブランド物ではあるが3、4万円程度のものだ。
困ったT美は私に相談してきた。
その男の好意はわかるものの、こういうプレゼントを受け取っていいのかどうか悩んでしまったのだ。
私は、「それをもらってしまったら、きみは彼の好意をも受け取ることになるんだよ」といった。
それまで彼は、店にとってもT美にとっても「いい客」であった。
しかし、妙な演出をほどこしたプレゼントによって、彼は「気持ち悪い客」になってしまったのだ。
この差は大きい。
結局、約3週間後、彼が店に来たときにT美は指輪を返却した。
彼は気の毒なほどがっかりし、それから店にはパッタリと来なくなってしまった。
しかし、その指輪が50万円もするものだったら彼女は受け取ったろうか。
いや、意味がさらに重くなるだけである。
受け取ったら、デートの誘いも断りにくくなる。
相手の気持ちがわからないうちに、何かプレゼントしてはいけないのである。

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました