ムカツく女にはこの手で逆襲せよ!
張本道男(仮名)33歳自営業
@女性データ
笠倉由美子 (仮名)
1949/8/7生まれ
獅子座 血液型不明
住所:埼玉県浦和市
職業 : パート
それは昨年5年の1月のこと。
オレはいつものように出会い系サイトにログインして、掲示板で繋がった女とメッセージ交換した。
いや、もうこのときにイヤな予感はしていたんだけれどね。
ヤツは自分の年齢を35歳だと言っていた。
オレより3つ年上か。まあ、食ううえでは問題はない。
オレだって32のオヤジだしな。
ヤレればイイのよ、結局。
オレなんかちょっと頭が薄くなりかけてるし、まあ仕事のほうは父親の経営する会社を手伝っているので、時間的にも金銭的にも余裕は十分あるんだけれども、だからといって風俗とか行ったっておもしろくないじゃん?
たしかに高級ソープはいいサービスしてくれるから好きだけれど、ヘルスやイメクラなんかつまらないしねえ。
やった気がしねえもん。
やっぱ基本は本番アリよ。
そうじゃなきゃ、おれ満足しねえもん。
ちょっと前は何人か援助ギャルとつきあってたんだけれどね。
でも最近世の中が淫行云々でうるさいからさあ、金を払って生のマ○コにありつくのは、ソープくらいに限られてくるじゃん?
で、オレは基本的には金はあまり使いたくないわけ(笑)。
金はあると言ってるけれど、基本的にケチなんだよ。
だからコミュニティサイトを使っちゃうんだな。
そこで女と知り合って、一度会ってヤッたら、あとはいろいろオレの寝技で(笑)相手を虜にしてその後関係を続けることができるじゃん?
オレがハゲでブ男だからってナメるなよ。
これでもそこそこテクニシャンのつもりだぜ。
あ、話を戻すけど、こいつと出会い系サイトのなかで知り合ったのが去年の秋なんだよな。
そのときにさあ、こつからメッセージが来たときにね、完全ヤバいと思ったんだよ。
だって、どう見ても頭がおかしくて、オレは昼間から飲んでいるのかあるいはマジにキ○ガイかと思ったわけ。
律がまわらないとか、そういうレベルの話じゃないのよ。
冷静に分析してみれば「出会い依存症」の女、って感じかな。
とにかくね、男と性交渉をもとうと思っているわけでもない、かといって雑談はしたい、そういう女だったんだよ。
そしてオレはとりあえずこいつと話をした。
そこでよ驚くべき展開。
実は50歳になったばっかりだったんだよな、この女。
なにが35歳だよ。
超ふざけてるとおもわない?
そういうことをいきなり告白したわけ。
だが一応オレの気持ちとしては抑えて、我慢したよ。
声は若かったし生マン○が食えるなら年齢なんかどうでもいいやと思ったしね。オレより18歳も年上でもさあ。
そしてその後オレがどのような行動に出たか?
オレって「それが安くて、生○ンコならいい」とかんがえてるわけだよ、な。
でもムカツキを抑えられない。
じゃあこいつにたいしてなにをしたか。
とにかくこいつは、話のノリがわるく、会話していて気分のわるい展開だったのでムカツいたわけだ。
並みのノリの悪さではなく、完全に相手(オレ)をおちょくっているようにしか受け止められないような応対だったのできわめて気分を害したわけだ。
会話していて相手(オレ)と会うつもりもないようだし、オレだってこいつと会って寝るつもりなど、なくなってしまったが、抱いた不快感を払拭したかった。
とりあえず雑談のなかで電番号を交換、彼女のラインIDを手に入れた。
これだっていま思えば不思議なことだよな。
っていうか、この女があまりに「ユルい」、だからたやすくゲットできたのである。
そしてオレはムカツいたゆえにイタズラを決行することにした。
彼女が北浦和の住人だということが判明したので、タウンページを開いて北浦和のピザ専門をあたる。
◯◯◯ピザ 北浦和店 を見つけたので電話。
オーダーの電話を入れると店の担当はこちらの電話番号を訪ねてくるので、彼女の電話番号を告げた。
顧客リストに残っていたデータをもとに「○○#丁目の笠倉さんですね?」と店員は問い質してくる。
これはこっちの思うツボの展開だ。
オレは「えーと、最近引っ越ししたんですよ。
もう一度正確に、住所を言ってもらえませんか?」と返答した。
このようにしてご丁寧にも克明に彼女の住所をピザーラ店員が教えてくれたので、やすやすと彼女の住所をゲット。
こんな手口で、相手の女の自宅の電話番号から住所を調べるなんてことは簡単にできるわけである。
その後オレが彼女にたいしてなにをしたかはこの際触れないでおこう(笑)。オレ、結構陰湿でねちっこいよ。