女のコのホンネと恐怖のネットワーク
客待ちの時間、通勤途中の何気ない女のコ同士の会話をとおして、情報ネットワークは構築される。
つまり、ヘルプのコに対しても、楽しみながらも細心の注意を払って上手に接しなければ、サクセスは訪れない。
本命のコではなくても、同じお店にいる以上、必ずつながっていると心得よう。
ヘルプには要注意! 女のコの情報網はコワイぞ!
キミが指名したコが、同じ席にずっと着いていることはほとんどない。
1セットが30分だとして、その半分の30分も席に着いていてくれたらいいほうだろう(暇な時間やガラガラなお店なら別だが)。
その間にキミの席に着いてくれるコたちが業界でヘルプといわれる女のコだ。
ところが、このヘルプのコがかわいい!と思ってしまうことも少なくない。
そこで必要以上の盛り上がり方をしたり、ヘルプのコにラインIDを聞いたりというアプローチは、必ず墓穴を掘ることになる。
女のコの中にも「この人は〇〇ちゃんのお客さん」とか「ヘルプは指名のコの客を取らない」という不文律がある。
たまたま指名のコが席にいないことをいいことにキミがヘルプに手を出そうものならゼ〜ンブ筒抜けになってしまう。
そうなったら元も子もない。
これまで本命のコにつぎ込んできたキミの努力は根底から崩れ去る。
店のなかでいっしょの時間を過ごしてなに気に情報交換をしている女のコ同士のネットワークやその監視体制をかいくぐるのは至難の技。
たまたま席についたヘルプのコがかわいいかったからといって浮気心を働かせ妙なアプローチをするのは、はっきり言ってやめたほうが無難だ。
いや、絶対にやめたほうがいい。
本命をクドいてみるまでは。
現役キャバクラ嬢からのアドバイス
さりな20才
ヘルプのコが、本指名のコに気をつかうのは常識。
狭い世界でバカなことはできません。
ヘルプ横取りは、限りなく難しいでしょう。
ただ、本指名のコに刺激を与えたいのであれば、そのコと仲のいいコも指名してしまうという方法もあります。
ヘルプ嬢を有効に利用し近道へ。
ところが、このヘルプのコを有効に使う方法もある。
ひとつは、ヘルプのコを通して本命の情報をゲットする。
ヘルプの自尊心を損ねない程度に、「ボク、〇〇ちゃんが好きなんだけど、客以上になれないんだ…」とストレートに相談してみる。
と、ヘルプのコの母性本能が刺激され、それなりに親身になってくれるケースもある。
ときには、「だって、彼がいるから…」などという情報がポロリと出てくることも。
さらに、そうしたキミの思いがヘルプのコから本命に「〇〇さんっていい人じゃない。けっこうマジょ」などと伝わる。
つまり、前に書いた女のコの情報網を逆利用するっていうこと。
また、本命とヘルプのコが同じ席に着いた場合には、話のポイントをわざとヘルプにもっていく、というのも使える手だ。
というのも、指名されたコは自分が本命であることを知っている。
しかし、キミがヘルプに向いていると、指名されたコは思わず、キミを自分のほうに向かせようとするはずだ。
そこが狙い目。
本命のコがちょっとムキになっているタイミングでアフターなどに誘ってみよう。
ホッとした彼女からOKが出る確率はアップする。
現役キャバクラ嬢からのアドバイス
遥(ハルカ) 22才
いい手なんだけれど、度が過ぎると見捨てられますから、つねに適切な状況判断をしてください!
何事も要領よくが成功へのポイントです。
でも、ヘルプのコにも、やさしくすると席が明るく楽しくなります。
自分の「お客様がいい人だと、指名されたコも気分がいいものですよ。