プレゼントは、相手の気持ちを考えて
好きなコのハートにグーンとせまるプレゼント。
彼女の誕生日にはもちろん、なんでもない日だって、理由をつけて愛の証をカタチに手渡そう。
しかも、さり気なくスマートに。
「はい!これっ。あげる」から、ストーリーの第二幕が始まる。
彼女イベントは要チェック!
女のコは記念日攻撃に弱い。
自分の誕生日はもちろん、何かにつけて女性はイベントごとに固執する。
キミはそんな女のコのマインドを利用しなければならない。
同時にキミもそのコと同じようにイベントを大切にすることを心がけよう。
それは、同じ趣味や趣向を共有することで、彼女に安心感を与えるからだ。
人間は同じ趣味の人間に惹かれる。
サークルや趣味の会が成立するのは、そんな単純な理由。
そこで見つけた仲間には心を許す。
そこをピンポイント的に突いていけば、必ず彼女はキミに夢中になるはずだ。
彼女にとってのイベント、誕生日などばかりではなく「10日っ
て毎月記念日なんだ。キミにあったのが5月10日だから」なんて理由で、ちょっとしたプレゼントでもしてみる。
ちょっとクサイけれど、これくらいがちょうどイイ。
女のコはエポックなことに感激するから、そこをダブルで突いていこう。
現役キャバクラ嬢からのメッセージ
織田不二子25才
プレゼントをもらうと、それはうれしい。
でも、あんまり高いものだったら、逆にビビっちゃう。
気軽に受け取れる程度のプレゼントがいいナ。
好きな人っていうか、気になっている人だったら、その人が身につけてて、ほしいなと思える物がいい。
例えばかわいい携帯ストラップだってうれしいよね。
身につける物は避けたほうが無難。
とはいえ、キミならどんなものをプレゼントする? 男が好きな女のコにする贈り物。
花束なんかは、もっともありがち。
でも、なかなか女のコをクドけないシャイなキミが花束をもってお店に入るというのも、想像できない。
きっと気後れするに違いない。
じゃあ、何だろう。
ある程度、付き合いが長くなっているんだったら、アクセサリーもイイかも。
ところが、アクセサリーなどのカラダに身につけるものは、当然ファッションセンスと関わってくる。
もし、キミがセンス抜群なら別かもしれないが、フツーの人だったら避けたほうが無難。
彼女にしてみても、もし気に入らない場合でも着けないわけにはいかないし、対処に困るわけだ。
よほど、遊び慣れているか、ファッションに詳しくない限りアクセサリー系はやめよう。
プレゼントなら消耗品を。
そうなると、何をプレゼントしろってんだ! と、イマジネーション不足のキミの声が聞こえてきそうだ。
男から女へ、って考えたときに、花やアクセサリーしかイメージできないのは、ちょっと問題だ。
きっとキミはまめすぎるに違いない。
男があまりマジでせまってくると女にコは腰が引けちゃう。
もっと、気軽に考えよう。
プレゼントなんて、なにも高価なものである必要はない。
ちょっとオシャレなポストカードを数枚、キレイにラッピングしたものだってOK。
これなら数百円ですんでしまう。
また、比較的不規則な生活をしている彼女にはビタミンのタブレットとピルケースだってナイスな贈り物のはず。
日常的なモノをあげたほうが「この人ってやさしい」って思ってくれるし、キミの財布に負担がかからない。
まだまだ、ふたりの関係が親密になっていないウチは、こうした消耗品くらいのほうが安心してもらってくれる。
受け取る側の心理的な負担も考えてプレゼントをしてみよう。
現役キャバクラ嬢からのメッセージ
桜ルミ20才
バッグ、時計、ケータイ、旅行券、ブレスレット、スーツや洋服…。
いろいろとプレゼントをもらいました。
ほとんどは、誕生日とかのイベント。
身につける物は、自分が気に入っているモノを指定して買ってきてもらうか、いっしょに買い物に行きます。
いままでで一番高かったのがロレックスの時計。
この時は、正直いって後が恐いなって思いました。
おねだりは親密さの証拠?
彼女がキミの存在をちゃんと意識しだすと女のコのほうから、「もうすぐ、誕生日なんだ」なんて言ってくる。
このチャンスを逃す手はない。
しかし、気をつけたいのは、ほかの客にもそう言っていること。
キャバクラで働く女のコにとって、誕生日に客からプレゼントがあることがステイタスになると考えている。
つまり、「先月、○○ちゃんは誕生日にお花が6つ届いて、さらにいろいろもらってた。ワタシだって…」って具合だ。
実に、女性的な虚栄心がはたらいているのだ。
キミが本当に気に入っているコなら、ほしいモノを聞いてみよう。
そこで「○○さんがくれるモノだったらなんでも…」的な答えが返ってきたら、みんなに誕生日が近いことを言っている。
しかし、ほしいモノが明確にあって、さらにキミがちょっとフンパツすれば買えそうなものだったら、キミに本当に買ってもらいたいと思っている。
いずれにしても、女のコのほうからおねだりしてくる場合は、キミに親近感を抱いていることだけは確か。
キャバクラのように、比較的若い世代の客が多く、しかもアルバイト的な感覚で働いている女のコが多い業界で、おねだりしてくるのはそれなりの意味がある。
女のコにしてもダメもとで言っているので、そこでキミの誠意をカタチにして伝えよう。
梓22才
誕生日って、年に一度だから、自分を指名してくれる人が必ず来られるとは限らない。
なかなかタイミングが合わないのよ。
だから、とりあえずいろんな人に誕生日が近いことは話しちゃう。
うちの店はアットホームだから、お客さんが買って来てくれたケーキを、みんなで食べるんだ。
でも、誕生日に来てくれるだけで嬉しいよ。