私は、やる気が完壁マックスなら、目をつけた人は絶対自分のお客さんにする自信がある。
話すときも、言葉ひとつひとつに気を使うし、落とすために必要な情報をさりげなく仕入れる。
どこに住んでるとか、どんな仕事をしているかとかじゃなくて。
いちばん初めはとにかく笑顔だよね。
目力。
7秒見つめたら相手は洛ちる。
相手に不快感を与えないようにしている。
会話でも話を切らさないこと。
「あっ、そうなんだ」
って言っちゃったら終わり。
お客さんが何を望んでいるか常に考える。
イヤだなと思うことは開聞かないで、他愛のないことから話を広げていく。
逆に「後引きテクニック」を使う子もいるよね。
最初は「ちょっと感じ悪い子だな」って思わせておいて、席を離れる直前で自分の魅力を最大限にアピールする。
ポイントポイントで盛り上げつつ、お客さんの隙を見逃さない。
この人、ここを突っ込まれると弱いなとか、くすぐられたことがない部分をあえてくすぐってみようとか。
その部分を引き出すような会話をして、出てきたらそこに入り込んでいく。
もうちょっとしゃべりたいな、って思わせる。
どっちにしても相手の気持ちを読むのが第一だよね。
キャバ嬢のテクニックを盗んでキャバ嬢を落とす
キャバ嬢はいかなる状況であってもその場を盛り上げることができる。
どんな客であっても、自分をそれに合わせることができるのだ。
でも、女の子にそういうことを任せっきりにしていたのでは、仕事といえどもキャバ嬢だっておもしろくない。
仲良くなるには、お金を払っても自分がホストになるくらいの気持ちで接しなくてはならない。
キャバ嬢のテクニックを参考にすれば、まず、会話を切らさないようにすることが必要。
そのためには、相手がどんなことを望んでいるのか、どんなことに興味があるのかを察知すること。
間違ってもイヤだと思われることは口にしない。
また、話のネタは数多く持っているほうがいい。
趣味や興味の対象を広げて、自分の中の引き出しをひとつでも増やしておこう。
第一印象も大切だ。
最低でも相手に不快感を与えるようなことだけはしないようにしよう。
キャバ嬢が話す、男をキャバクラ中毒にさせる魔法のセリフとは?
女の子みんなに「チェンジ、チェンジ」
って言うお客さんがいたの。
誰をつけても「イヤだ」って
チェンジ王だ(笑)。
何しに来たんだろうねって、ボーイさんも言ってたくらい。
で、そのお客さんにつくことになって。
もう、何でもいいから言ってみよう、インパクトだって思って、
「私、処女なんですよ」
って言ってみたの。
そしたら、意外なほど飛びついてきて。
そこから会話がふくらんで、今でもいいお客さん。
「ヒマなんだけど…」
って言うと、
「今行く」
ってスグ来てくれるよ。
今でも彩花ちゃんのこと処女だと思ってるんでしょ。
うん。永遠の処女(笑)。
どうせチェンジされるなら、思い切った方法でやるのがいいってことだね。
お店の人から、
「どんな手使ったんだ?」
って聞かれたから、
「ちっちゃなウソついただけですよ」
って。
場内とるのがうまい子がいたんだけど、
「私いつも勝負下着なんです」
っていうのが決めゼリフだった。
毎回言ってたみたい。
いつでも来い !
みたいな(笑)。
結構、権威がある人でも、処女とかそういうの、喰いついてくるんだね(笑)。
それでもやっぱり男はダマされる
女の子は本命の男にウソはつけないし、すぐに見破られると思っている。
イイ男というのは、ダマし方もダマされ方も知っているし、ウソをつかれない方法も心得ている。
一般的に、男はウソをつくのが下手だし、ダマされやすい。
反対に女性はウソも上手なら、ウソを見破る鋭い眼力持っている。
お気に入りのキャバ嬢に、
「私処女なんです」
なんて言われたら、
「え~マジかよ!意外とカタイんだ…」
と思うだろうし、
「今日は勝負下着なの」
と言われたら、
「それってどういうこと? 期待しちゃってもいいワケ?」
なんて一瞬でも思ってしまうのが男の性。
仕方のないことである。
キャバクラにはそういう「小さなウソ」がたくさん転がっている。
ダマされていては「いいお客さん」のままである。
ダマされて夢をみているのがいいか、もう少しガンバって、ウンソをつかれない男になるか…。