ネットに群がる出会いを求める女たち
爆発的な勢いでユーザー層を広げていネットであるが、最も強く感じるネットの変化が女性ユーザーの増加である。
数年前までは、ネット上は男ばかりで「男性の、男性による、男性のためのコンテンツ」といった世界だった。
男性ならばまず考えるのは、女性の無修正画像を合法的に見られる、ということだろう。
実際に海外のホームページではあらゆる人種、あらゆる年代の女性の無修正画像が無料でいくらでも手に入る。
これが、日本でもインターネットを爆発的に普及させた一因でもある。
しかしこれでは、出会いを楽しむどころか、女性を見つけること自体が一苦労。
ネットはもっぱらアダルト画像集めの場となっていて、ナンパの舞台としては、パソコン通信が中心の時代もあった。
しかし、iphoneをはじめスマホの発売を契機に、日本国内の出会い系サイトも続々と立ち上がり、今では数え切れないほどアップされている。
ある調査会社でのユーザー・アンケートでは、女性の割合も47%にまで増加しており、ネットには、ほとんど女性がいないといった時代は終わったのだ。
今や女性も、家庭や職場、そして学校などから、気軽にアクセスしている状況で、ネット上での彼女たちの活動も、男性に勝るとも劣らないほど活発である。
これは、出会いの掲示板といったジャンルのホームページの女性掲載者の数を見てもらえばわかると思う。
メジャーな掲示板だと、女性の掲載者も数千人に達しており、彼女たちの出会い、に対する情熱には驚くほどだ。
「私は20代後半、都内に勤めているOL5年目の彼氏募集中の独身です。優しくって、爽やかな、気の合う男性を探してます。いつまでもいっしょに仲よくしていきたいです。」
「神戸在住の大学生です。メールフレンドや彼氏になってくれる人いませんか? 私は映画が好きで、香港映画やフランス映画が特に好きです。あと近くに住んでる人は一緒に飲みに行ったりしてくれる人。海外旅行したい人、一緒に旅行しませんか?」
このようなメッセージが、男性募集コーナーに延々と掲載されているのだ。
しかも、出会い系サイトの掲載は、こういった健康的なメッセージばかりではない。
「最近彼氏と別れて、欲求不満気味の25歳のOLです。割り切った秘密のおつきあいが出来るセフレを探してします。」
「私は、21歳の大学生です。今、就職活動が忙しくって、あまり遊べません。就職活動の合間に、会える人いないかなあ。Hなメールで、会いたい‼って思える人、それ待ってますね。じゃね」
「スタイルには自信のある28歳・主婦です。エッチについては、おおらかに何でも話せます。たくましい方、私とエッチな話で盛り上がりませんか? もちろんそれ以外のお話もできる方がいいです。気があったらお会いできるかもしれませんね」
これでも、かなり控えめな表現の掲載を選んだのだが、インターネットの匿名世界では、ここまで書くか、といった凄い内容のメッセージもゴロゴロしているのだ。
ネットには、このような出会いの掲示板が無数にアップされていて、そこには毎日のように新たな女性のメッセージが追加掲載されている。
これだけ大量の女性のラブコールを見たら、男性ならば誰でも「ネットで素敵な彼女を見つけたいな」「セックスの相手をゲットできないかな」などと考えるのは当然である。
こういった掲載は、もともと、彼女自身の交際希望の意志で、彼女自ら掲示板に書き込みをしているのだから、もし、メール交換を通してお互いに気が合えば、実に簡単にデートができてしまうのだ。
恐らく、無修正画像のチェックにも飽きて、出会いの掲示板を見て、「どうせなら、本物の女性の方がいいや」と、掲載されている女性にメールを送った経験を誰でもあると思う。
まだの方は、試しに誰でもよいから、何人かの女性にメールを送ってみてほしい。
結果はどうだったろうか。
もし彼女たちから返事のメールをもらえたのなら大成功なのだが、現実には、あまり返事が届かなかったのではないだろうか。
このように、無修正画像に飽きた男性の多くが出会い系の女性にチャレンジするのだが、その多くは手応えのなさに早々に諦めてしまうのだ。
初めは返事をもらえずにがっかりするものだ。
しかし、現実にメール交換の達人といった連中は存在しており、彼らは皆、自分なりのきちんとしたセオリーを確立しているのを見るにつけ、私はあれこれ試行錯誤を重ねながらネットナンパのノウハウに磨きをかけてきた。
確かなネットナンパのセオリーとコツさえ覚えてしまえば、ネットで出会いをゲットすることは、誰でも、99.9%可能だと実感している。
もちろん、男性55%のインターネットだから、出会いの掲示板にに掲載された女性には、男性から、多数のメール交換希望、交際希望のメールが届いている。
しかし実際、出会いを求める女性たちはネット上に無数にいるのだから、ネットナンパのノウハウやコツといったものを修得している者にとっては、この競争率のハードルは決して高いものではないのだ。
「ネットナンパなら、誰でも9%成功する」と断言しているのは、現在のネット上で、出会いを求める女性がすでに充分存在しているからである。
今のようにネット人口そのものが増加していて、かつ女性比率も上昇している状況では、将来的には、さらに出会いをゲットしやすい環境になってくるのは間違いない。
アメリカには出会いのパブやナンパバーといったものが多くて、そこに行けば、一夜の恋人をいくらでも見つけることができるそうだ。
日本のネットで、出会い系掲示板が大盛況な理由の一つには、アメリカのように、出会いのパブやナンパバーが普及していないこともあろうかと思う。
周囲を気にする日本人の国民性では、出会いのパブやナンパバーに自由に出入りできる女性は少なく、なかなか経営も成り立たない。
むしろ、匿名性の強いネットでの出会いが、スリルと誰にも知られないという安心感の両方を得られる媒体として、女性たちに人気なのだと思う。
ネットにアクセスしている女性像をもう少し掘り下げてみよう。
ネット調査では、男女比率の他にも、年齢、職業、既婚率などをはじめ、多くのアンケート項目を実施している。
そこから、一般的な女性像が見えてくる。
年代では、10歳代と20歳代で全体の80%以上を占めていて、女性の平均年齢は24.5歳。
30歳代以下は意外に少なく16%程度。
既婚率は全体で34%程度で、職業では、専業主婦は女性の2割以下と少なく、OL、専業主婦、学生といったところが中心になっている。
こうして見てくると、20代後半で既婚率も高く、学生以外は何らかの収入があって、比較的、経済的な余裕のある女性像というものが浮き上がってくる。
このようなネットの女性たちは、現実社会では、真面目な学生であり、家庭的な主婦であり、また有能なOLである。
しかしネットでは別の一面をあらわしてくることも非常に多いのだ。
掲示板の掲載メッセージを見てもそれはよくわかるのだが、更にもう一つ、女性のアバンチュール願望を示すものを紹介しよう。
最近では、女性が主宰するサイトも珍しくはなくなり、それらの中にはアダルトジャンルに含まれるサイトも相当数ある。
なかでも、主婦やOLが自ら作ったアダルトサイトには秀逸なものが多く、その内容は、女性の不倫願望をむき出しにしている。
ランジェリー姿でポーズをとった顔マスク画像などはお約束で、自分の不倫日記や、専用チャットルームなど男性の目を引くコンテンツが盛りだくさんである。
このようなサイトは、アダルトリンク集を使えば、いくらでも見つけることができる。
そんな中から、いくつかサイトのプロフィール文をお目にかけたい。
「結婚5年目の専業主婦です。子どもはまだいません。ダーリンは大手商社勤務なんだけど、ちょっとヘンタイ君なの。あたしの恥ずかしい写真を、たくさんの人に見せたいんです。あたしも見られると…かんじちゃうの。たくさんの人に見てもらいたいわ。痴漢体験、テレクラ体験、露出体験…ランジェリーギャラリー……官能小説、投機コーナーなどなどがおすすめコンテンツ。楽しんでね」
「好奇心旺盛で、ちょっとエッチな人妻です。いろんな出達いと不倫の前科は数知れず。ネットで知り合った男性と、燃えるような一夜を過ごしてからは、この世界の虜にな って。気がついたらとうとうホームページまで作っちゃいました。あなたのお隣に住んでいそうなごく普通の奥様。それが私の昼間の顔です」
とまあ、どこもこんな感じである。
このように、自らネット上で公開しているのはまだまだ少数でではあるが、表面的には真面目な女性でも、匿名世界ではアダルトな一面をあらわすことはネットでは日常的なのである。
ネットには、このように、出会いの願望を秘めた多くの女性たちが、男性から声をかけられるのを待っている。
なんと、おいしい話ではないか。
ネットを楽しんでいるあなた。このチャンスをどうしますか。
女性とのトラブルゼロの心得を知っておこう
おおよそ真面目な市民生活とは縁のない日々であっても、決して女性とのトラブルなしでやっていきましょう。
出会った女性たちとは、いくところまでいってしまったというケースは珍しくありません。
それにもかかわらず、トラブルがゼロというのは可能です。
まずは、女性の気持ちを非常に気にしてあげましょう。
メール交換をしていても、デートをしていても、そして更にはベッドの中でも、いつも「彼女は楽しんでいてくれてるかなあ」と気にしてあげましょう。
結果的には、こういったことがトラブル予防に役立ちます。
ナンパというと、ストリート系のナンパ兄ちゃんたちのように「ヤリ捨てご免」の鬼畜なイメージがつきものなのですが、この女性に対する考え方の部分で、根本的に違っているのです。
そして「お互い楽しむ」という気持ちをそれぞれが持っているなら、アバンチュールといったものは、決して不道徳なだけの忌むべきことではないのですから。