キャバクラ嬢本音の座談会 キャバ嬢が一番こわいのは・・・

キャバ嬢と付き合う

キャバクラ嬢の行く末は

 

 

彩花
彩花

「ところで、いつまでキャバクラやってるつもり?」

 

美麗
美麗

「私は最初から学校卒業までの三年と決めていたから、あと一年と少しかな」

 

 

彩花
彩花

「また三だ(笑)。私はわからないな。具体的な目標は貯金900万円なんだけど。ほんとうは半年前に貯まっているはずだったんだけどね。ところがけっこう使ってしまって、まだ達成率30%だから」

 

 

絵麗奈
絵麗奈

「ふたりとも学生でしょ?」

 

 

彩花
彩花

「学生って言っても、専門学校だし。卒業してもいまは就職ないしね。だからとりあえずあと一年がんばってみて、それでも就職できなかったらまたキャバクラに戻るかも」

 

美麗
美麗

「私も来年卒業。三流四大の文学部なんて、就職はほとんど無理っていうのは、入学した時からわかってた。だからサークルにも入らないで、教職も取らずに、ひたすらバイト一筋。目標の700万円は海外遊学資金なんだけど、どうもこのままじゃ無理かな」

 

彩花
彩花

「私の場合、短大卒業して食品会社に勤めていたOL時代に、お金がなくてキャバクラでバイトしはじめて、いつの間にか兼業できずにこっちが本職になってしまったの。で、よくよく考えたらいつまでできるのか不安はいっぱい。だって、こんなふうに言うと誤解されそうだけど、いまさらOLに戻れないし、いつまでもキャバクラ勤めもできないし」

 

 

絵麗奈
絵麗奈

「やっぱり私たちのような年齢の女の子にしてみたら、稼ぎいいからね。大学に入った時は、千葉の田舎の、六畳と小さなキッチンのあるアパートで暮らしていたんだけど、キャバクラのバイトはじめてから、いまでは山手線内の、エレベーター付き3LDKのマンション住まい。生活レベルって、一度上げちゃうと下げらないよね」

 

 

彩花
彩花

「OLの初任給だと、絶対にいまの生活できないよね」

 

美麗
美麗

「でも、不安になるのは、このままキャバクラで年取って、店からもうお前なんかいらないって言われた時のこと。けっこういるじゃない、そのままイメクラとかソープへ流れて行く人が」

 

 

彩花
彩花

「それって最悪のパターンだよね。金銭感覚と、風俗系の仕事に対する感覚が麻痺しちゃうところがあるから」

 

 

 

絵麗奈
絵麗奈

「頭じゃ風俗には絶対に行かないと思っていても、いざとなったらソープは嫌だけどイメクラなら本番ないし、いいかな、なんて考えちゃったり」

 

彩花
彩花

「それを避けるのは結婚しかないよね」

 

美麗
美麗

「そう! いいお客を見つけて結婚よ!」

 

 

彩花
彩花

「もうお店以外に、なかなか男の人と知り合えないもんね」

 

絵麗奈
絵麗奈

「かといって店長やボーイ君は対象外だもん」

いちばん怖いのは親バレ

いちばん怖いのは親バレ

 

彩花
彩花

「もしお店で知り合って結婚した旦那さんが、キャバクラへ行ってるのを知ったらどう?」

 

 

涼夏
涼夏

「私は平気かな」

 

星亜
星亜

「そう? アフターや同伴してるかもよ。それでも平気?」

 

涼夏
涼夏

「モテる人なら狙われるよ。アフターなんてしたらほとんどエッチしちゃってると思ってまちがいない」

 

 

彩花
彩花

「まあ自分が経験してるからある程度の想像はつくけど。でも、結婚してる人とは長く付き合わないでしょ。いくらいい男でも、結婚していればこっちだってお遊びじゃない」

 

 

涼夏
涼夏

「でもさ、旦那はその女に多少なりともお金使うわけじゃない。エッチ目当てでほいほいブランド品買ってやったりして。私はそれが許せないな」

 

 

星亜
星亜

「私が許せないとしたら、アフターしてプレゼントも買ってあげて、なんにもさせてもらってない場合。お金捨ててるようなもんじゃない。家にキャバクラ嬢がいるっていうのに。うちの店にもいるんだけど、誰とでもアフターして、奢らせるだけ奢らせて、プレゼントのおねだりもして、いざという時にバイバイって子。それって汚くない?」

 

 

涼夏
涼夏

「それ、男にとっては最悪のパターン。でも、男も悪い。見抜かなくちゃね」

 

 

彩花
彩花

「じゃあ、お店以外の場所で知り合って付き合いはじめた人に、キャバクラをやってるとか、やってたとかって言える?」

 

 

涼夏
涼夏

「それはもう相手しだいじゃない?」

 

星亜
星亜

「そうだよね。相手が理解のある人だったら言える。べつに誇りもプライドもないけど、恥じる仕事だとは思ってないもの。でもさ、話は変わるけど、両親はキャバクラで働いてること知ってる?」

 

 

涼夏
涼夏

「知らないに決まってる」

 

彩花
彩花

「 私のところも知らない。カレには言えても、まさか親には言えない」

 

 

涼夏
涼夏

「だよね。私はカラオケボックスでバイトしていることになってるし」

 

星亜
星亜

「私も居酒屋で店員してるから(笑)」

 

涼夏
涼夏

「やっば親にはね、なかなかホステスしてるとは言えないよね。でもさ、店に父親が客でバッタリなんてこと考えたことない?」

 

 

彩花
彩花

「うちは実家が地方だし、そんなドラマみたいなことはないよ」

 

 

 

涼夏
涼夏

「あっ! 父親じゃないけど、うちのお店の子で親戚の伯父さんが店に来てバレちゃったってこと、あったよ」力してください。

 

星亜
星亜

「やっぱりあるんだ。キツイね」

 

 

 

<執筆ライター さまとしキャバクラ探偵団長>

 

 

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