純情なキミこそナンパしてみては、ただしナンパの似合うスポットで。
彼は友達を大切にして、常識にしばられない型破りな性格。
女友達に不自由はしないが、中身は純真。
彼女は遊んでるように見られがちだが、根はまじめ。
単調な生活に物足りなさを感じることも多い。
週末はショッピングや映画にランチなど。
日野尚之 24才 DJ
相原希久代 19才 事務職
きっかけ
彼女が友達とふたりで、グアムに海外旅行に行動ったときのこと。
浜辺でのんびりする予定だったが、いろんな男のコたちが、ひっきりなしにナンパしてくる。
周りの女のコも男のコに声をかけられているみたいだったので、いつしかこの状態を楽しむように。
そして、ふたり組みの男のコにナンパされたことが、今の彼との出会い。
彼はカッコよく、彼女のタイプだったみたい。
そして、彼らとグアムでグループ行動するようになった。
帰国後、彼からはマメに電話がかかってきてたけど、彼女から電話はしなかった。
遊び人の彼のこと、女のコにモテるから、自分も遊ばれてるんじゃないかと疑っていた。
でも、彼のマメさが成功して、付き合うようになる。
その後、家族ぐるみのおつき合いまで発展。
彼のお姉さんによると、「いつも電話を待ってるのょ」と。
どうやら、彼はまじめな男のコだったみたい。
カップル分析
ナンパって、人によっては抵抗あるもの。
でも、その壁をクリアできれば、理想の人とカップルになれる可能性があるという好例。
彼女はナンパ目的で旅行に行ったのではないことに注目しよう。
つまりその分、意外性が高まるということ。
旅先のような、思いがけない出会いというのは、強い印象が残り、情熱のボルテージを上げてしまうものなのです。
また、太陽と海のもとでは、誰もが開放的になるもの。
ましてや、周りがナンパしているなら、そういう状況を楽しまないともったいない。
グアムのようなリゾート地以外に、スキー場や海水浴場なら、見知らぬ女のコに声をかけても自然だから、チャレンジしてみよう。
失恋直後には、元気の出るメールを送ってあげて、励ましてあげよう。
彼は仕事が忙しく、朝早くて深夜まで残業という毎日。
週末は家でごろごろと過ごすことが多い。
彼女はさびしがりやで、お昼をひとりで食べられない。
休日は友達を誘って、遊びに行くことが多い。
高橋雅弘 エンジニア 24才
本間京子 フリーター 22才
きっかけ
彼女が失恋して落ち込んでいたときに、出会いのサイトにメールフレンドを募集したことがきっかけ。
80通ものメールが届いて戸惑ったが、そのなかで彼女が選んだのは、エンジニアの彼。
元気が出るメールを送済ってくれて励まされたとのこと。
それから、メール交換を続けるようになった。
ただ実際に会ったのは、メール交換を始めてから3ヶ月後。
彼がなかなか誘ってくれなかったらしい。
でも、そんなところがかえって、誠実に思えたらしい。
初めて会うときは、期待と不安でドキドキものだったようだけど、実際に会うと、予想通りのまじめな人。
今では週末を一緒に過ごすほど、ラブラブな状態とのこと。
カップル分析
失恋で落ち込んでいるときは、精神的に不安定なので、誰かに励ましてもらいたいもの。
彼女はさびしがりやなので、特にその傾向が強いはずです。
そこへタイミングよく、彼から励ましのメールが届いたのが、メール交換が始まったきっかけ。
失恋などの悩みは、異性にはなかなか相談しにくいよね。
だけど、メール交換のように、顔が見えない男の人だったから、気楽に相談できたのかも。
また、失恋で落ち込んでいるのだから、男の人に不信の念を抱いているのは当然のこと。
その点、彼は3ヶ月も誘おうとしなかったから、誠実なところを伝えられたんだね。
メールに限ったことじゃないけど、落ち込んでるコを励ますときに重要なことは彼女に自信を取り戻させてあげること、そして、一緒に楽しい時間をつくろうとすること。
そうすれば、彼女はキミとの関係全てが、楽しくあたたかいものであるという印象を持つでしょう。
理想のタイプでなくても、一緒に遊びに行けば、チャンスがあるはず。
彼は愛車のプリウスで、ドライブに出かけるのが趣味。
車のなかで音楽を聞くため、最近のアーティスト情報はSpotifyでチェック。
彼女は週末、雑誌に載っているお店をチェックしにいく。
月9のドラマは、毎回欠かさずに見る。
石野肇 会社勤務 34才
加藤れい 大学生 19才
きっかけ
彼女はファッション、音楽、グルメなど、はやっているものなら、なんでも飛びつく典型的なミーハー。
もちろん、理想のタイプは綾野剛。
そんな彼ができるはずもなく、ただ大学生活は過ぎていった。
でも、バイト友達の誘いで、4対4でコンパに行ったことが始まり。
綾野剛に似た人は無いなかったけど、話がおもしろい彼と遊びに行く約束をした。
初めてのデートは代官山。
そのあとも、あれこれ遊びに行きたい場所が尽きず、次はここへ、その次はあそこへ、といううちに、次々に遊びに行く約束をした。
湘南、お台場、ディズニーランドなど…。
いろんな場所へ行くうちに、彼女は彼が大好きになり、気が付けば綾野剛には全然似ていない彼と付き合っていた。
カップル分析
遊んでいるときは、最も子供ゴコロに帰れる時間です。
その時間を共有できることは、素顔を見せ合っているということで、当然、親密になれる度もアップします。
会社で出会った男女のような複雑な人間関係なんて、このふたりには全くの無縁で、気楽な雰囲気が見えてくるよね。
また、ふたりは、同性の友達と近い関係。
だから、秘密がないし、いろいろな相談ごとも、友達のように話しているでしょう。
困難にぶつかったときでも、お互いに励まし合い、乗り越えて行くことで、ふたりの緋はより深まっていくはず。
彼女はミーハーのままだろうから、カッコいい男がいれば、騒ぐこともあるはず。
でも、それはいいたいことをいっているだけで、彼に心を許している証拠。
付き合ううちに、彼も彼女好みのカッコいい男に変身していくのかも。
それとも、彼女の方が「彼が一番好みのタイプ」に変わっていくかな?
遠距離恋愛では相手を思いやる
心のあったかさが長続きのひけつ。
彼はスキーのインストラクターのバイトをしている。
友達には誠実で通っており、信頼されている。
彼女は大の旅行好き。
旅先から絵ハガキを出すほどのマメなタイプ。
今年こそはスキーを滑れるようになりたいと意気込んでいる。
高橋裕治 フリーター 23才
佐藤恵子 保母 37才
きっかけ
彼女が参加したスキーツアーで、彼が教えるスクールに入ったのがきっかけ。
彼が一生懸命に教えている姿を、いいなと感じる。
でも、運動の苦手な彼女はいくらがんばってもうまく滑れない。
そんな彼女のために、プライベートの時間をさいて、教えてくれたことをきっかけに、よく話す関係になった。
彼は地元の人なので、まずは連絡先を交換。
筆まめな彼女は、すぐに手紙を送った。
とまどいながらも、うれしさを隠せない彼は、一所懸命に返事を書く。
しばらく文通が続き、次第に電話する関係に発展。
遠くに住んでいるふたりは、ほとんど会うことができなかった。
でも、お互いに友達感覚で、連絡を取り続けた。
彼女の贈った彼への誕生日プレゼント、スキージャケットがきっかけで、彼も真剣に考えるようになり、しばらくして彼が告白することになった。
カップル分析
趣味を通じての出会いは、同じ価値観を持っているので、すぐに仲よくなりやすいものです。
キミも興味があるものがあれば、サークルやスクールなどに、参加してみてはどうでしょう。
ボランティアのサークルで知り合ったという、まじめなカップルもいるようです。
たとえ、タイプのコには出会えなかったとしても、友達の幅を広げ、男としての魅力を増してくれるに違いないでしょう。
遠距離恋愛は長続きしにくいとはいわれるけど、共通の話題や思い出があれば続くもの。
もちろん、相手への思いやりが、一番大事だけどね。
実は、遠距離恋愛はかえって、お互いの仲を近づけることもあります。
会いたい気持ちがふくらんで、より愛を深めるからです。
離れていても、近くにいても、相手のことを先に考えることは、愛を長続きさせる基本なのです。