すぐに使える モテる男の電話・メール(ライン)のテクニック

出会い系サイトのテクニック

あくまでも基本は「直接会って話す」こと 。

 

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「メールや電話による会話術」と銘打っておきながら、のっけから「基本は直接会って話すこと」と釘を刺すような内容に困惑する男性もいるかもしれない。

順を追って説明しよう。

 

電話やメールもそれぞれ優れた特性を持っており、使い道は十分にある。

しかし、電話やメールは「対面コミュニケーション」に比べると、やりとり情報量が少ないため、まずはコミュニケーションの基本となる「対面コミュニケーション」をマスターしておく必要があるのだ。

電話では、相手がどのような表情で話しているのかがわからない。

姿勢や、距離感など、直接会って話していたなら「音声」以外から得られたであろう情報が、電話では感じることができない。

つまり、女性を口説くことも、突っ込んだ会話をするのも、直接会っているときよりは難しくなる。

電話以上にやっかいなのが、メールだ。

メールでは、「声の抑揚による感情表現」が失われる。

顔文字などというものは、あまり信用しないほうがいい。

相手の文面を100%真に受けてしまうと、混乱をきたす原因にもなってしまう。

メールは、直接会う約束を取りつけるか、デートを楽しんだあとにフォローとしてするための、「あくまでも補助的なツール」であると割り切ろう。

それに、電話やメールでは、手をつなぐこともはできないし、ましてやホテルに誘うこともできない。

「最短でセックスまで持ち込み、恋愛のスイッチをオンにする」という目標を達成するのは、「対面コミュニケーション」以外にありえないのである。

 

 

電話の特性とマナー

電話の特性とマナー

 

電話は「情報量が限られる」と先に述べたが、必ずしもデメリットばかりではない。

逆にいえば、「相手が発する声のトーンに集中できる」ということであり、アポ取りに限って使う分には、非常に有効なツールである。

女性から電話番号を聞き出したら、できるかぎり早く電話をしよう。

「女性への対応は、スピードが命」だ。

とにかく、できるかぎりスピーディーに対応すること。

なぜなら、「女性は時間の経過とともに、急速にその男性に対する興味が薄れていく」からである。

可能なら、「お昼」に聞き出した電話番号には「その日の夜」までに電話をしておきたい。

「夜」に聞き出した電話番号なら、「翌日の夜」には電話したい。

どんなに遅くとも、必ず3日以内に電話しよう。

 

これは、放置することによってせっかくの関係が風化することを防ぐためだ。

また、番号を聞くときに、いつ電話すれば都合がよいか聞いておけば、電話をかける時間帯について必要以上に気遣うこともないだろう(ただし、よほど親しい間柄でないかぎり、夜7時以降には電話をしないこと)。

 

電話をかけても女性が出てくれなかった場合には、必ず「留守番電話」に用件を吹き込んでおこう。

初対面の相手の場合、「着信履歴」だけ見て女性がかけ直してくる可能性は「ほぼゼロ」に近い。

それに、もしかしたら、相手の女性はあなたの番号を登録していないかもしれない。

そうした場合に女性がかけ直してくる可能性は「ゼロ」と思っていい。

 

ちなみに女性は、彼氏でもなく、まだそれほど興味も強くなく、セックスもしていない男性に、自分から電話をかけたがらない。

たとえ、着信履歴に対する返信であっても、「自分から電話する」=「その男性に自分からアクセスする」=「その男性を自分から誘う」といった連想が生まれるためで、「自分から男性を誘う女性」といったイメージを避けようとしているのだ。

いくら「男性から着信があった」という「言い訳」があるとはいえ、女性にとって「自分から男性に電話をかける」という行為は、できれば避けたいと思うものなのだ。

さて、「留守番電話」に吹き込んでおくメッセージだが、これは馬鹿っぽいぐらいテンション高く、軽く明るい声で、吹き込もう。

 

「もしも~し!こないだ番号聞いた〇〇です。さっそくかけてみました~。忙しいところ電話しちゃってゴメンね。またタイミングみてかけてみま~す。時間あったらお返事もらえたら嬉しいで~す」

 

ちょっと、軽すぎると感じるかもしれないが、これぐらいで差し支えない。

ボソボソと低い声で吹き込むのは最悪だ。

そんなメッセージを聞かされた女性は、あなたからの電話に二度と出てくれないどころか、「着信拒否」すらされかねない。

女性が「留守番電話サービス」に加入していなかったり、「携帯電話内蔵の留守番電話機能」を設定していない場合にはしかたがないが、その場合でも、メールアドレスを知っているのなら、どういった用件で電話したのか、必ず1本メールを入れておくこと。

文面は、右記の留守番電話に入れる話の内容と同じでかまわない。

 

留守電を吹き込めず、メールアドレスも知らないのならば、必要以上に「着信履歴」を残すようなマネはしないこと。

限界は1日1回まで。

1日1回アクセスしてうまくつながらなければ、次の日にあらためて電話するようにしよう。

女性から返事がないのに、1日1回以上のアクセスをすることは、女性からすると恐怖の対象となってしまう。

あなただって、あまりよく知らない女性から、1日に3回、4回、5回と、着信履歴が携帯に残っていたら恐怖を感じるだろう。

女性は男性よりもそういったことに対して恐怖感を感じやすいので、その女性の彼氏でもなく、セックスもしていないのなら、「1日1回以上のアクセスはしないこと」を鉄則としよう。

最後に、電話の切りかただが、「女性が切ってから切る」のが常識でもある。

女性の話が終わっていない場合だってあるからだ。

 

 

電話で話す際の注意点

電話で話す際の注意点

 

電話では、とにかく相手の声の「抑揚」や、会話における「間」に注意しなくてはならない。

これまで学んだ「会話のテクニック」を転用できるのだが、「声だけ」というのは、想像している以上に難しいものである。

女性のトーンが低い場合は、あなたへの関心度も低いものだと思っていい。

これ以上の展開はまずないだろう。

その女性の声のトーンは自分に対する気持ちをあらわすからだ。

対面して、きちんと表情さえ見えていれば、つまらなそうにしていることに気がつけるのだが、電話口でひとりノリノリでしゃべっていたりすると、相手の声の様子を確認し忘れてしまうことがある。

相手の小さな反応を聞き逃したばかりに、つまらない話をずっと聞かせてしまうはめになりかねない。

とくに、あなたが自分のことを「会話に不慣れ」だと自覚しているなら、なるべくきちんと会って話し、誘い、口説くことを優先し、アポイント以外の必要以上の長電話は慎むように心掛けよう。

 

 

メール・ラインの特性とマナー

メール・ラインの特性とマナー

 

はじめてのメール・ラインでは、「挨拶」「自分がいったい誰であるか」「なぜあなたにメールを送ったのか」を簡潔にまとめなければならない。

先にも述べたとおり、メールは情報量が極端に少ないから、いちいち確認しながらでなくては、あらぬ誤解を招きかねない。

 

 

「こんにちは!こないだ○○のパーティーでお会いした××です。料理の話とか、とても盛り上がって楽しかったので、またおしゃべりしたいなって思ってメールしてみました。(以下、後述)」

 

一例として、このように切り出すのが適切だろう。

これが会話なら「またおしゃべりしたいな~」のくだりなどは、あえて言葉に出さずとも伝わるものなのだが、メールではそうはうまくいかない。

伝えたいことを、逐一文章にしなくてはならないのだ。

 

メール・ライン頻度の注意点

メール・ライン頻度の注意点

 

メール・ラインのいいところは、相手の都合をそれほど考えなくても送信でき、相手もそれを都合のよいときに見ればいいということだろう。

しかし、ここにもひとつ落とし穴がある。

ある男性は、街で知り合った女性と仲良くなって、頻繁にメール・ラインのやりとりをしていた。

相手もまんざらではないらしく、こまめにメール・ラインを送ってくれた。

彼も最初は、彼女から届いたメール・ラインに対して返信するだけだったのだが、次第に調子に乗ったのか、必要以上にメール・ラインを送るようになってしまったのである。

「今、○○にいます」、「今、〇〇やってます」など、自分の現状を逐一送るようになってしまった。

しかし、1分とおかずに送られてくるメール・ラインの山に辟易したのか、ついには受信を拒否されてしまったのだそうだ。

冷静な気持ちで彼のケースを目にすると、そんな馬鹿なと思うかもしれないが、似たような経験をしたことがある人もいるのではないだろうか。

相手からの返信が待ちきれず、何通もメールを送ってしまった人もいると思う。

基本的に、メール・ラインはラリー形式で交換される。

あなたが1通送ったら、相手も1通送り返してくる。

それに対してまた1通・・・。

よほど親密な間柄でもないかぎり、一方的な報告メールなどもらって、いったい誰が喜ぶというのだろう。

返事がなければ、それは相手が忙しいか、あなたに興味がないのかのどちらかだ。

この見極めは非常に難しく、メール・ラインで人間関係がおかしくなってしまう多くの原因がここにある。

このような温度差は、多くの場合、自分がクールダウンすることでしか埋められない。

「相手を熱くしてやろう」とやっきになって、メールの頻度をさらに増やしたりするのは、もっともしてはならない失敗だ。

そんなことをしていては、100%に近い確率で、あなたはストーカー扱いされるだろう。

 

 

メール・ラインの長さの注意点

 

メール・ラインの長さの注意点

 

頻度と同様に、メール・ラインの長さも大切な問題だ。

自分ばかり長文を送り、相手からの返信が短かったとするならば、それは頻度と同じく、お互いに温度差があるあらわれだ。

 

伝えたいことがいっぱいあると、ついついメール・ラインが長くなってしまいがちだが、相手からの返信メール・ラインをよく読んで、せいぜい、その倍以下の長さにとどめておこう。

これが「ウケる(^▽,)」とか「そうなんだー」とかいったように、相づちしか返ってこなくなったら要注意だ。

多くの場合、ウケてもいなければ、納得もしていない。

顔文字上は笑顔だが、スマホを握りしめて微笑んでいるなどとは夢にも思ってはならない。

 

 

文面に「質問」を織り込むと返事をもらいやすい

 

文面に「質問」を織り込むと返事をもらいやすい

 

メール・ラインの返事がなかったり、相づちしか返ってこない大きな理由として、「あなたのメールにリアクションのとりようがない」ことが考えられる。

 

「今、〇〇にいます」というメール・ラインでは、〇〇によほどインパクトがなくては、会話そのものが成立しない。
「今、会社にいます」「今、電車に乗っています」「今、家に帰りました」。

 

なんとリアクションすればいいのだろうか。

おそらくは「お仕事お疲れさま!」「混んでる? 気をつけてね」「今日も一日お疲れさまでした」といった返事が欲しいのだろうが、こうした返事を返してくれるのは、よほどあなたに惚れているか、コミュニケーションに飢えている相手以外にありえない。

 

「今、会社にいます。今日は終業間際に上司から突然書類提出を言いつけられて、サービス残業になっちゃった。早く帰ってゲームしたかったのに……」

 

おそらく、これでも返事はもらえないだろう。

何がいけないかというと、相手が「リアクションをとりたいと思わせる要素」がないからだ。

リアクションをとらせるもっとも現実的な方法は、文章中に質問を織り込むこと(半疑問調にしておくこと)である。

しかも、できるだけ具体的に質問すると効果的だ。

 

「こんにちは!こないだ〇〇のパーティーでお会いした××です。料理の話とか、とても盛り上がって楽しかったので、またおしゃべりしたいなって思ってメール・ラインしてみました。今夜もまた、何か凝ったお料理しているの? そういえば、ビーフシチュー久しぶりに作りたいって言ってたね!」

 

いかがだろうか。

これならば、あなたが嫌われていないかぎり、返事があると思って間違いない。

共通の趣味の話題であるし、前回に交わした会話の内容も踏まえている。

 

「まだお互いはそれほど親密ではない段階で「一緒に食事に行きたいんだけど、○日の予定はどうですか?」

とメール・ラインをしても返事は期待できない。

それならば、
「今度、新しくできた〇〇〇〇というお店に行ってみようと思っているんだけど、キミと一緒に行ければ楽しいだろうな、って思っているんだけどね~」

と「半疑問調」にしたほうが返事をもらいやすいし、たとえ返事がこなかったとしても、次の話題にもっていきやすい。|

 

つまるところ、「会話のテクニック」とまったく一緒で、相手が興味を持つような内容を選び、リアクションが取りやすいように質問を投げかけ、会話を膨らませていけばいいのだ。

メール・ラインでは、相手を感じ取ることが難しい。

相手が血の通った人間であることを今一度意識し直して、文章を打ちながら、相手の気持ちを考えよう。

そしてなるべく早い段階で電話番号を聞き出して、会話をする。

さらには直接会って話せるようにセッティングする。

恋愛関係を求めているのなら、「メル友」など数のうちにも入らないのだ。

 

最後に、相手が返信したくなるとっておきのメールを紹介しよう。

それは「動物写メール」だ。

今どき、絵文字メールをもらったところで嬉しいと思う女性は少ないだろう。

そこで、今まで誰からももらったことのない何か工夫があることが重要だ。

女性には「母性本能」というものがある。

母性本能は、「かわいい動物を愛でる」という習性に置き変えることができる。

「動物を愛する男は優しい」と感じてくれるものであり、また、多くの女性の脳は、「動物好き」→「優しい人」→「自分にも優しくしてくれるに違いない」→「つき合ってもいいかも」→「エッチしてもいいかも」とつながっていくものなのだ。

多くの女性は重々しいメール・ラインを嫌う傾向が強いが、動物写真が添付されることにより、軽さを演出できるメリットもある。

仮に文章が少々重くても、動物写メールになることにより、楽しく、軽く、センスのいいメージに変わることが可能なのだ。

また、とくに用事がなくても送れるのがこのメール・ラインの特徴。

絵葉書のように使えるというメリットを持っているのだ。

 

ネコのかわいい寝顔や、怒っている様子、いたずらをしている様子、食事をしているところなどの写真を用意しておき、これらの写真を添付して、夜に送信してみてはいかがだろう。

動物写メール・ラインを送るときは、硬い文章は禁物。

ネコであれば「ネコ語」にして送るのがコツだ。

 

「ひさしぶりだにゃ。何しているのきゃな?と思って。お仕事順調きゃにゃ?おやすみなちゃいにゃ」

でもいい。

不思議とネコからメール・ラインをもらった気にさせることができ、城壁を切り崩すことができるのである。

女性から「私は元気だよ。でも仕事がうまくいっていないの」と返信があれば、「仕事、頑張ってにゃ」

とメール・ラインを送ればいいし、一緒に食事に行く約束ができたら、舌をペロリと出したネコの顔を添付して「なんだかお腹空いてきちゃって、ヨダレが出そうだにゃ」とコメントすれば、彼女の気持ちもさらに和らぐだろう。

また、デート前に天気が気になるようであれば、ネコが天を仰いだものを添付し、「天気は大丈夫きゃにゃ」とやればいい(ただし、女性がネコ嫌いだとこの方法は使えないので、送信する前に調べておこう)。

 

「動物写メール」は顕著な例だが、メール・ラインは、「文字だけ」で送るよりも写真を添付したほうが返信率を高めることができる。

「動物写メール」以外に、「自分が食べた食事」を添付するのも有効だ。

 

「先日、とてもおいしいイタリアンを食べたんだよ」とか「こんなに大きいお寿司、見たことある?」といった文章に添えて写真を送れば、女性は写真に対する感想を送り返してくれることが多い。

 

 

まとめ

●コミュニケーションの基本は「相手の意見を尊重し、同意し、褒めてあげること」。

●トークに必要なポイントは、「聞いていて面白いか?」「笑いどころはちゃんと用意してあるか?」「驚くような新しい情報は盛り込まれているか?」「要点を押さえた説明ができていたか?」「オチはあったか?」。

●「日々面白かったこと」を書き留めておくための「ネタ帳」を用意して、トークの幅を広げよう。

●まわりと同じテンポ、同じ声の高さ、同じスピード、同じ間の取りかたをマネるだけで、その場の空気に適した話しかたができるようになる。

●初対面の女性との会話は、「褒め言葉」と、「気の利いた自己紹介」の2つに集約される。

●「YES話法」や「応酬話法」を駆使すれば、女性との心理的な距離を縮めることができる。

●「電話」や「メール・ライン」はその特性を十分に理解したうえで使用すること。

 

<執筆ライター 吉田たもつ副委員長>

 

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