社会人サークル
社会人にも、学生のサークルと同じように、各地に「社会人サークル」が存在する。
インターネットを使えば、地域ごとや内容ごとに、簡単に見つけ出すことができるだろう。
社会人サークルを選ぶときは、あなたの趣味と、女性比率を基準にチョイスしよう。
入会時期は基本的にいつでもOKで、常に新規参加者を温かく迎えてくれるところがほとんどだ。
ただし、学生のサークルほど飲み会的要素は強くないし、すべて「その趣味を楽しむための活動」が中心となるので、ある程度は真面目な態度で臨まなくてはならない。
活動に寄与した労力と、会での地位や認知度は正比例の関係にあるので、忙しい社会人には少しハードルが高いかもしれない。
しかし、社会に出てから仕事関係以外の友人をつくるチャンスはないので、女性と知り合う一つの手段としては有効だ。
「会費」も安いだろうし、女性にアプローチしてうまくいかなかったり、雰囲気になじめなかったとしても、辞めてしまえば問題ない。
社会人サークルのいいところは「拘束力がいっさいない」ところで、気に入らなければ辞めればいい。
社内のサークルや学生のサークルと違って、辞めてしまえばその会の人々とは基本的に一生会うことはないので、まずは気軽に入って、イヤになったら別の社会人サークルを探すようにしよう。
社会人サークルには、テニス、マリンスポーツ、スノーボード&スキー、ゴルフ、ボウリング、野球、サッカー、フットサル、バスケット、格闘技、バーベキュー、キャンプ、ヨガ、ダンス、コーラス、バンド、フラワーアレンジメント、英会話、飲み会、囲碁、将棋などいろいろあるが、女性比率の比較的高いサークルを選ぶといいだろう。
ひとくちにテニスサークルといっても、女性比率が高いサークルと低いサークルがあるので、会員の状況を調べてから入会することをオススメする。
最近では、サルサやダンスはトレンドになっている。
こうした類のサークルは、断然女性が多い。
さらにいいことに、自然と1対1となったり、手を握る機会が多かったりするのだ。
男女比率の分がいいことと、自然にコミュニケーション、またはスキンシップができるかどうかもサークルを選ぶ際の重要なポイントといえるだろう。
カルチャースクールに参加する
社会人サークルが「有志」の集まりであるのに対して、「カルチャースクール」は費用の負担も比較的大きいが、社会人サークルよりも「仲間意識」的な要素が少ない。
仕切るのはいつもスクール側の人間なので、会員はみな「並列の扱いを受けられる」のが利点だ。
欠点は、「社会人サークル」と違って、相手と仲良くならないとプライベートな接点を持てないこと。
したがってカルチャースクールを選ぶときは、自分から女性に声をかける必要がなく、必然的に相手と接点ができて仲良くなれるような、たとえば、テニス、ゴルフ、ヨガ、ダンス、コーラス、英会話、料理教室などがオススメだ。
また、スクールによっては定期的に「懇親会(という名の飲み会)」が開かれる場合もあるので、これにはぜひ参加したい。
カルチャースクールは男性ひとりでもビジネスライクに入会できるのが利点であり、サークルだと少し入りにくいような、しかも圧倒的に女性の比率が高い「ヨガ」や「料理教室」「ダンス教室」などに気軽に入会できる。
とくに最近は、「ヨガ」「料理教室」は女性にブームで、カルチャースクール内も、女性たちであふれている。
そんな中に、男性であるあなたが入会すれば、注目度は満点だろう。
また、女性は「料理が得意な男性」に好感を持つので、「料理教室」に入会している男性は、第一印象からして非常によい視線が女性から集まってくるはずだ。
料理教室に通っている男の体験談だが、自分以外は全員女性で、なれない手つきで料理をしていると、「あ、それはこうやったほうがいいわよ」と、いろいろアドバイスをしてくれるそうだ。
これはある意味、ハーレム状態といえるだろう。
また、「英会話スクール」などの語学学校も、授業という名目で女性とコミュニケーションが図れるという意味では非常に有効なのだが、いかんせん時間的拘束と費用は大きくなる。
似たような感覚でスポーツクラブに入会するのも有効である。
美しい女性が、薄手のウェアを着て汗を流している姿を眺めるのは非常に楽しいし、体に気を遣ってスポーツクラブに通う男性に対して、女性は好感を持つものである。
しかし、ある程度の社交性がないと、トレーニング中の女性に声をかけるのはハードルが高いので、中級者用といったところか。
もっとも、体を鍛えるのはモテるためにも有効なので、それはそれでプラス要素にはなる。
カルチャースクールを活用していて成功を収めた、こんな男がいる。
50代バツイチの男性だが、彼は、土日はいつもカルチャースクールや、女子大の公開講座に参加していたのである。
カルチャースクールでは、参加者とコミュニケーションを取りやすく、女性の比率が高いものを主宰者に尋ねてから申し込んでおり、帰りにお茶に誘う作戦を取っていた。
また最終回には、みんなで飲みに行く提案をしてその席で記念写真を撮り、「ラインで配信するから」と、ラインIDを簡単に聞き出し、お目当ての女性に近づいていったのだ。
女子大の主宰する講座の場合には、ノートを借りてお礼をする作戦を取っていた。
とくに女子大の場合は、比率からして「男性というだけでモテる環境」であるらしく、キャンパス内では何を尋ねても親切に対応してもらえたという。
学食であろうと、図書館内であろうと、ナンパに見えないナンパを繰り返し、そこそこの実績を上げていたのである。
学生の場合は就職を控えているので、「社会人への関心」も高く、就職相談に乗ってあげればお茶に誘うくらいは簡単だという。
彼は積極的に部外者も参加できる公開講座をネットで探し出し、受講していたのであった。
社会人にとって「時間」は大切な資源。
カルチャースクールに通うというのであれば、それなりの時間と犠牲をともなうこととなる。
大切な時間を投入するのであれば、「女性にモテる」要件が整ったカルチャースクールに通いたいものだ。
また、逆に仕事ばかりで人生に彩りがない男性には、「彩りを増やす」「女性と知り合う」という二重の意味で、ぜひ、カルチャースクールやサークルに入会することをオススメする。
【社会人】就職活動・転職活動を「モテる」ために活用する
勤続5年以上の会社員が、モテるためにわざわざ退職までする必要はないが、あなたが今の職種に疑問を感じ、転職まで視野に入れて悩んでいたり、あるいはあなたが卒業を間近に控えた大学生で、就職先を考えあぐねているというのなら、職業選びのひとつの条件として、モテることを意識してみてもいいだろう。
というのは、「モテる職業」=「女性が好む職業」=「社会的ステイタスがあり、かつ、社会人として成長でき、さらに、ある程度高収入という図式になっており、モテる職業につくのはあなたにとってもプラスな要素がたくさんあるからである。
モテる職業の要素には、いくつかある。
1 高収入そうである。
2 肩書きにステイタスがある。
3 何らかの特権がありそうだ。
4 職業的スキルを活かして、楽しませてくれそうである。
5 客観的にカッコいい、面白そう、知名度がある。
ざっと数え上げると、こんなところだろうか。
このうちの複数を高いレベルで満たしていれば満たしているほど、「女性からのウケがよい」=「モテる職業」と呼ぶことができる。
一番わかりやすいのが1だろう。
医者や弁護士は、実際には収入の面ではピンからキリまであって、一概に高収入とはいえないのだろうが、少なくとも世間のイメージでは高収入であり、実際にそうである人も多い。
また、一流と呼ばれる名の通った大企業も、高収入という要素を持っている。
2は、実態は数人規模のベンチャー企業でも、「代表取締役社長」「CEO (Chief Executive Officer=最高経営責任者)」「ゼネラルマネージャー」などの肩書きがあることで、女性の価値基準を狂わせる効果が期待できる。
近年はそうした小規模な会社が林立した状態にあるので、ベンチャー企業であれば肩書きを得ることは比較的たやすい。
小さな会社は、自分の働きがそのまま業績に反映されるので、やりがいの点からいっても悪いものではない。
ただし、あまりにも小さな会社だと不安に感じる女性が多いのも事実。
たいていの女性は現実的で、その男性が将来ビッグになる可能性にかけるよりも、今現在、大企業にいる安定を望むものだからだ。
3は、たとえば「有名デパート勤務」「一流ブランド勤務」「旅行代理店勤務」などであった場合だ。
これらの名前を耳にすると、女性には従業員価格を適用してもらえるのではないかという計算が働く。
また、イベント会社の社員などは、チケットを優先的に手配してもらえるのではないかという期待もある。
ただし、これはひとつにはプレゼント作戦と同義にあたり、あまり積極的に活用しすぎるとアッシーくんやメッシーくんのような、便利な男友だちのひとりとして認識されることとなる。
多用は控え、あくまでも関心を引きつける程度にしておこう。
4がとくに顕著なのは、「科理人」などの「食」にかかわる職業の人間と、「美容師」や「メイク」「スタイリスト」など「美容」に関係する職業だ。
どちらももっとも女性が関心のある分野で、女性以上に詳しいことが期待される。
おいしいご飯を作ってくれそう。
おいしいレストランを知っていそう。
よい化粧品を教えてくれそう。
上手なメイクを教えてくれそう。
どれも、女性ならば常に願ってやまない願望である。
これも3と同様に、あまりにも世話を焼きすぎると便利な男友だちに陥る危険もあるが、大きく違うのは、3が組織に属することによって特典が得られているのに対して、4は個人のスキルによるものであり、尊敬を持って迎えられることだろう。
何かの分野において博識な男性はもとより、手に職を持った男性は、この不況の時代、非常に頼もしく受け止められる。
なかでも美容師は、他の業種と比較して一番チャンスがあるといっていい業種だろう。
いうまでもなく1対1で会話を長時間交わせるため、プライベートな内容まで聞き出せる。
それもスキンシップしながら、だ。
そして最後に5だが、やはり「マスコミ」という響きは効果絶大だ。
「テレビ局」「ラジオ局」「出版社」「広告代理店」「レコード会社」「映画会社」などがそれにあたる。
何となく有名人に会えそうだったり、業界内でしか知りえない情報を知っていたり、流行に敏感そうだったりと、とにかく「派手」なイメージがマスコミにはついてまわる。
とくにテレビ局や出版社に関しては、ドラマの主人公の設定などにも使われやすいので、女性にとってもどういった仕事をしているのかイメージが湧きやすいのだろう。
とくにミーハーな女性には非常にウケがよい。
「テレビ番組制作会社」も人気だ。
名刺を出しただけでも強い。
テレビに出たいと思わなくても、番組制作にかかわるだけでも多くの情報を得ている。
どんな場面においても、その人の話を聞こうと思うものだ。
合コンでも中心人物となれるだろう。
仕事の現場は忙しく、家に帰るどころか風呂に入る時間もないことがあるため、体力的に自信のある人でないと勤まらないかもしれないが、メリットは大きい。
【社会人】女性に人気がない職業は「公務員」
女性に「モテない職業」というものもあるように思う。
それは、「公務員」だ。
「すべての「公務員」がそうだとはいえないが、一般的に「公務員」は、収入の面では安定しているので、不況期は人気が高まるものの、面白味に欠けるイメージがあるので女性にはウケがよくないことが多い。
また、実際に公務員は、常に競争社会にさらされている一般企業の営業マンなどと違って、競争のない世界で生きているように思われがちなので、女性から「社会の荒波にもまれていない」と考えられているようだ。
・女性が好きなのは、競争を勝ち抜ける力を持った強い男性である(動物界でもそうだ)。
・女性が好きなのは、荒波にもまれてたくましく成長した男性である(魚も荒波の中で育った魚のほうが、身がしまっていておいしい)。
以上のような理由から、公務員は女性に人気がない場合が多いので、一般企業の社員に比べて、そういった「力強さ」をよりいっそうアピールする必要性が出てくる。
なので、あなたが「公務員」であれば、「一公務員として、この国をどう変えていければみんなが幸せに暮らしていけるか、真剣に考えている。
構造改革と同じで上層部を変えるのは大変だけれど、今、進行している改革を成功させて、少しずつでも住民が住みやすい環境を作っていくことが、公務員としての自分の使命なんだ」ぐらいは語れるようになってほしい。
「モテる男性」を友だちにする
あなたがプライベートでつき合っている友人は、どんな人が多いだろうか。
「朱に交われば赤くなる」という言葉があるように、友人関係はあなたの人格に大きな影響を与えるものである。
あなたの仲のよい友だちは、どこかあなたと似た境遇にあるのではなかろうか。
「類は友を呼ぶ」の言葉のとおり、あなたがモテない男なら、あなたの友だちは、そのほとんどがモテない男であるはずだ。
あなたのまわりにいる「モテる男性」は、土曜日も日曜日も忙しいし、時間の使いかたがモテない男性とは違うから、あなたと一緒に行動する機会が少なくなって、自然に縁遠くなる。
一方、モテない男性は土曜日も日曜日もヒマだし、女性を誘うこともできないから、自然にモテない男性同士が声を掛け合って集まる構造になっている。そして、モテない男性同士、お互いの状況を見て安心するのだ。
「あいつよりは、自分はマシだな」と。
そして、モテない男性同士は、恋愛に関してお互いに劣等感を抱く必要もない。
お互いにコンプレックスを刺激しない相手とつるんでいれば気持ちもラクだし、みんな時間が無限にあるから、毎回毎回、同じメンバーで集まっては、モテない男性同士で夜な夜な飲んでいたりする……、といったことになってしまうのだ。
しかし、それではいつまでたっても「モテない男性」から脱却することはできない。
「モテない男性同士では、恋愛に対して建設的な会話が成立しにくい。
自然と、愚痴やあきらめに類似した気持ちを吐露し合い、最終的には「男同士で集まるのが、一番楽しいよな」と、今の自分たちを肯定する論理に落ち着いてしまうのだ。
男性同士で集まってばかりいたって、事態は好転しない。
それどころか、緩やかに悪化し始める。
そして、「女性に対するアプローチができなくなる」といった恋愛スキルの退化だけにとどまらず、「コミュニケーション能力」や「自信」を喪失させてしまう。
女性に対する自信はどんどん失われ、かわいい女性を見ただけで、「あんなにかわいい女性は、自分にはムリだ。手を出しても恥をかくだけだ」と、あきらめの気持ちが湧いてくる。
モテる男性に対してひがみっぽくなり、彼らのよい特徴をマネするどころか、「どうせ自分たちは、モテないから……」と、自虐的に真逆の方向に進もうとすらしてしまう。
たとえ一念発起して、「女性にアプローチしよう!」と行動しようものなら、「今度の土曜日も、みんなで集まって飲もうぜ! もちろん参加するよな!」と「モテない男同士で足の引っ張り合い」が始まってしまうのだ。
私は、こういう状況にはまりこんで、ついには「自分には女性とつき合うことなんてムリだし、男性同士の集まりのほうがラクだ」と、「女性に対して行動を起こさないモテない男性の集まり」をイヤというほど見てきた。
あなたはそれで、いいのか?
もちろん、女性との恋愛だけが人生の楽しみではないし、「それでいい」というのならかまわないのだが、「モテる男性」に変身したいと考えているのなら、「モテない男性同士の集まり」にあなた自身がメスを入れなければならない。
第一にしなければならないことは、「モテる男性の友だち」を持つことだ。
モテる男性の一挙手一投足は、すべてがあなたの参考になるし、モテる男性の友だちの友だちも、モテる男性である確率が非常に高い。
「だけど、今さら、モテる男たちの集団になじむことなんてムリだよ」
そんなふうに考える気持ちもわからないではないが、心配は無用だ。
モテる男性はきわめて社交的で、基本的に来る者を拒まない。
あなたがきちんと礼を尽くして、仲良くなりたいという気持ちを態度で示すことができれば、きっと輪の中に入れてくれるはずだ。
そして、モテる男性の輪に入れたら、積極的に溶け込むように努めよう。
話題がかみ合わないのなら、あなたの得意分野で話そうとするのではなく、徹底的に「相手の話を聞く」ようにする。
そうすれば、話も合うようになる。
「仕草」や「気遣い」も真似しよう。
「洋服のセンス」「通うお店」「しゃべりかた」「間の取りかた」「女性との接しかた」など、すべてが参考になる。
具体的なお手本が目の前にあると、自分との違いにも気づきやすいはずだ。
最終的にはモテる男性を「そのまんまコピー」するくらいのつもりで差し支えない。
それぐらいの気持ちで観察しなくては、自分の問題点を浮き彫りにすることはできないのだ。
コビーできたと思ったら、その後、少しずつあなたのオリジナリティーを出していけばいい。
料理の世界だって、音楽の世界だって、はじめは偉大な人を「マネする」ことから始まるのだ。
そうやって、モテる男性とどんどん仲良くなって、モテる男性たちの集まりにも積極的に参加させてもらおう。
モテない男同士が肩を寄せ合っていたときとは、まったく違う盛り上がりかたがあることに気がつくはずだ。
そして、モテる男性の輪の中に馴染めば馴染むほど、あなたの内面も、外見も洗練されたものになっていくことだろう。
ただしお手本にする「モテる男性」は、普通に彼女がひとりいるくらいのモテ度では物足りない。
中途半端にモテる男性よりは、「かなりやり手の男性」のほうが望ましい。
職場や学校など、なるべく大きなコミュニティーから探し出そう。
お手本が悪くては、どんなにマネても意味がない。
自分の能力よりもあまりにかけ離れてしまうと話が合わなくなるので、ワンランクか、できればツーランクくらい上の人とつき合うことが秘訣だと思う。
モテない友人たちとの関係を無理やり終わりにさせる必要はないが、もし自然に足が遠のくのなら、それでいい。
「モテる男性になる!」と決断したあなたには、「モテる男性たちのコミュニティー」という、新しい活動の場があるのだから。