【学生の場合】サークル活動は出会いの宝庫
今現在、あなたが学生であるなら、「サークル活動」に参加していないのは非常に大きな損失だ。
モテる男の基本として、絶対的に「社交的」でなくてはならない。
大学に入ったばかりで、新しい環境の新鮮さに浮かれて、自分から積極的に動かなくても、「出会いのほうから勝手にやってきてくれる」と勘違いしている学生も多いが、そんなに世の中は甘くない。
サークル活動は意外に閉鎖的な部分があり、新入生である一時期を逃すと、なかなか参加しづらくなってしまうものだ。
もしあなたが新入生で、しかも今が新入生歓迎会の時期だというのなら、積極的に各サークルの雰囲気を見て回り、品定めすべきである。
「部活動」というと拘束力も厳しく、たとえばテニス部であれば、大会参加を目指すなどストイックに練習に打ち込まなければならない。
対してテニスサークルならば、テニスをするのは基本的に暖かい季節だけで、冬にはスキーサークルに早変わり。
なかにはラケットすら持たず、練習明けの飲み会にだけ参加するような強者まで存在する。
他大学と混合のサークルも多く、これはすなわち頻繁に他大学と「合コン」が開かれていることを意味している。
だいたい、どこの大学でもテニスサークルは複数あり、「テニス主体」or「飲み主体」と住み分けがなされているのが実情だ。
また、テニスに限らずサークル活動は、「共通の趣味を持つ女性と知り合う」のにうってつけの環境だ。
ただし、ここで注意してほしいのは、あくまでも「女性との出会いが最終的な目標」としてサークル活動に参加するわけだから、「趣味」よりも「女性と接点の多さ」でサークルを選ぶことだ。
興味の有無に関係なく、女性の多いアナウンス研究会やテニスサークル、ラクロスサークルに入るくらいの目的意識がほしい。
自分の趣味と合致させることも大切だが、サークルは大学生活で大きな部分を占めるものなので、ここで出会いの豊富な環境を狙っていくことは重要な意味を持つ。
もし、あなたが現在、モテていないのであれば、それぐらいの意識を持たないと、何ひとつあなたの環境は変わらない。
たとえば、「モテないマンガ好き」が「マンガ研究会」に入って、マンガ好きな女性と知り合うとしよう。
それ自体は祝福すべき出来事だが、これはたまたま気の合う女性と出会えただけのこと。
自分を「モテる男性」に変えるためには、もっと大きな行動を起こしてもらいたい。
先を見据えて考えると、「自身の成長」という意味でも、「発展性」という意味でも、思い切って「モテる環境」に自分をシフトすることは、大きな意味を持つ。
サークルも新入生歓迎会の一時期をすぎると、とたんに参加するためのハードルが上がる。
役割分担や、サークル内に不思議な仲間意識が芽生え、新規参入しようとすると、空気になじむだけでも苦労するものだ。
あなたが新入生でないのなら、上記に挙げた特徴、すなわち「飲み会が多い」「女性に人気」といった以外に、「あなたをサポートしてくれそうな友人がいるかどうか」も考慮に入れておくといいだう。
文字どおり「サークルの輪」に積極的に引っ張り込んでくれる気の置けない友人がいれば、あとから来たあなたにとって「宝」といってもいい存在だ。
途中からサークルに入る場合は、そういった「友人のツテ」をたどるのが効果的だ。
以上のように、サークルは出会いの場としても、コミュニケーション能力向上の場としても非常有効だ。
なかには女子大生と知り合いたいがために夜間部や通信部に入学するツワモノの男性までいる。
こまでのモチベーションがあるかどうかは別にして、せっかく身近に転がっているチャンスを活かせるように、ぜひ一計を案じていただきたい。
「モテる男性は、モテる環境に身を置くように行動を起こす」
「モテない男性は、今現在の環境を変えることを恐れ、行動を起こさない」
さて、あなたはどちらの男性だろうか?
そしてどちらの男性になりたいのだろうか?
【学生の場合】アルバイトを始める。
アルバイトはお金を稼ぐことだけが目的に思われがちだが、コミュニケーション能力の向上や、女性と知り合うためにも、非常に有効だ。
モテる男は自分を売り込むのが上手であり、その手法は実は「営業職」に従事することによって、もっとも効率よく習得できる。
コミュニケーション能力の向上を第一に考えるのであれば、これに勝るものはない。
しかし、学生のアルバイトで「営業職」は数が少ないので、その場合は「接客」と「販売」を選ぼう。
ただし、これにも選びかたがあり、飲食店での「接客」であるならばレストランのウエイターか、お酒を扱う居酒屋、ファーストフードなどがオススメ。お客とコミュニケーションを取る機会も多いし、女性の比率(お客さんの中にも、従業員の中にも)も高いからだ。
お客さまからサービスを要求されるお店では、「営業職」に通じる能力が必要で、コミュニケーション能力が磨かれることとなる。
とくにお酒を扱う居酒屋などで起こりうるトラブルは、人間関係をうまく処理するのに非常に参考になるはずだ。
お客さまの「一挙手一投足」に注意を払うサービス精神は、そのまま女性への気遣いの練習となる。
とくに酔っぱらい客のあしらいは一般のお客の相手の何倍も難しく、よい勉強になるだろう。
販売は、営業に次いでコミュニケーション能力、売り込み能力が要求される職種だ。
したがって、こちらからお客に声をかけて、要求を引き出し、商品をススメられるような積極性を求められるお店が望ましい。
洋服を売るショップや、家電品のセールスなどを思い起こしてみてほしい。
お客で訪れたときに商品に目を落としていると、彼らのほうからやってきて声をかけてくるだろう。
煩わしいと感じる店員もいれば、意気投合して思わず財布のヒモが緩んでしまうような店員もいる。
アルバイトなら何でもいいと考えるのではなく、こうした理由から「販売」を選ぶことによって、あなたという商品も、より効率的に売りさばくことができるようになることは間違いない。
「ボクは人と接するのが苦手だけれども、雇ってもらえるのだろうか?」
このように心配する人もいるかもしれないが、学生のうちは、素地として持っているコミュニケーション能力以上に、「やる気と熱意」を高く評価してくれるので大丈夫だ。
ある男性は、人と接すること自体がとても苦手で、会話もつっかえつっかえだったが、「そんな自分を変えたい」という熱意を持って面接に臨み、気持ちを正直に打ち明け必死にアピール。
その結果、レストランのフロア担当として雇用してもらえることになった。
はじめは裏方の、お客と接する機会の少ないポジションだったが、徐々に人と接することに慣れ、2年後には夜間のフロアリーダーを任されるほどにコミュニケーション能力が向上した。
彼の例に倣って、自分のコミュニケーション能力に不安を感じている人は、積極的に自分にとって厳しい環境に身を置くことを選んでみてほしい。
「仕事である」という理由づけがなされると、普段よりもいくぶん積極的になれるものだから、アルバイトにチャレンジする価値は高い。
「若いうちの苦労は買ってでもしろ」と言われる。
学生は、ミスが許されるきわめて貴重な期間である。
この時期のうちに未熟な自分を鍛え直しておくと、女性からモテるだけでなく、残りの人生にも大きなプラスが期待できる。
また、たとえばテーマパークや有名なホテルチェーンなど、非常に厳しく接客の指導しているところでアルバイトをしていると、会社に就職するときも高く評価してもらえることがあるだろう。
また、「女性との出会いの機会が増える」という点もアルバイトの重要な要素である。
もしもあなたが「女性と接することの少ないアルバイト」をしているのであれば、「モテる男性は、女性と接点を増やすために行動している」という観点から、アルバイト先について考え直してみてはしい。
とくに、もうすでに自分のコミュニケーション能力について、ある程度自信があるならば、女性との出会いを主眼に据えてアルバイトを選ぶのも有効だ。
そうした意味では、ファーストフード、喫茶店、コンビニエンスストア、イベント会社などが適しているだろう。
若い女性比率の高いアルバイトを選ぶことで、あなたは収入源と同時に、新しい出会いの場をひとつ手に入れることができるのだ。
まとめ
●「モテる男性は、女性と接点を増やすために行動している」
「モテない男性は、女性と接点を増やすための行動をしていない(今現在の環境を変えることを恐れ、行動を起こさない)」
●社会人サークルを選ぶときは、あなたの趣味と、女性比率を基準にチョイスしよう。また、カルチャースクールを選ぶときは、自分から女性に声をかける必要がなく、必然的に相手と接点ができて仲良くなれるようなものを選ぶ。
●学生は「サークル活動」に参加すること。モテる男の基本として、絶対的に「社交的」でなくてはならない。サークルは、「趣味」よりも「女性と接点の多さ」で選ぶ。またアルバイトは、コミュニケーション能力の向上にも役立つ。
●「モテない男性」とだけ友だちづき合いをしていてはダメ。モテる男性たちとの新しいコミュニティーに参加して(友だちになって)、「モテる秘訣」を学び取ろう。